歌うWeb屋でおなじみのWebライダーに直撃取材まとめ
2010年06月22日 公開
恋のSEOという歌を聞いた事があるだろうか。1ピクセルの戦いに疲れたり、SEOで順位が変動したりして格闘している人に向けた癒し（？）の歌が存在する。
今日はそんな超絶マニアックな歌を、
無謀にも『紅白歌合戦でなんとか歌いたい』という夢をもったWeb屋さんでおなじみの「Webライダー」さんに突撃取材させてもらいました！
京都で噂のホームページ制作チーム「WEBライダー」←ココ
とにかく、かねともさんがいっぱい写ってるblog::941:NHN Japan株式会社 に行ってきた！にインスパイアされて、私も取材させてもらった次第です。
そう、京都のWebライダーさんをね！
ちなみに代表の松尾茂起さんとは、Twitterでフォローしあうようになったのがきっかけでお話するようになったのです。
とりあえずCMです
Web屋業界ではあまり知らない人はいないだろうけど（いいすぎたけど）、もし知らない人がいたら大変なのではっておきます。
YouTube - 恋のSEO！～Song of SEO～（歌：WEBライダー）
いい声してますね。
是非応援したいと言う人は以下で。
恋のSEO!／マージントップで歌わせて CD販売特設ページ
私個人としては、結構昔からWebライダーのサイトが独特でアクがつよくて面白いなぁという印象に残っていたのですが、ひょんなことからTwitterでWebライダーの代表とお話しするようになり、ますます興味深い、なぞの多い会社だと言う事がわかりました。
そこで今回、この謎が多いWebライダーさんに突撃する事になったのです。
会社としては
というのをモットーに。企業サイトの構築や、様々なWEBコンテンツのプランニングを行う。
また、被リンクを販売しないSEO会社として、SEOコンサルティングなどを行う。
音楽レーベルを併設しており、最近、テーマソングマーケティングを始めた。
制作ポリシーは「突き抜けたコンテンツをつくる」
元々、松尾茂起さんは舞台音楽の仕事などで作曲業を行っていたそうで、自社に音楽スタジオを持っており、スタッフに突然歌を歌わせて、レコーディングを開始することも多いそうです。不思議な会社すぎる。
主なサービス
秘書ったー
気の合いそうなTwitterユーザーをDMでお知らせしたり、そっと励ましたり。
人事ったー
フォローを外された際、人事の渡辺さんがダイレクトメッセージ（DM）でご連絡します。
誰にいつフォローを外されたのか、気になる社長にお勧めです。
追随社長
みんなで追加、編集、共有する社長のツイッターリスト。
SEOゲーム「SEO対策本部2～Dr.ブラックハットの野望」
恋のSEOのYoutubeの画面にも使われている。
突撃１日目 夜
住所は・・あってる。
なんかすごくあやしい・・・。
恐る恐る入る。
入り口からしてなんかすごいぞここ！
すごく洋館ちっくで、なにか出そうです。
なんか出てもおかしくないレベルです。
！？
なんかそれらしい看板がはってます。
よーくみると・・・。
ありました。Webライダーの看板です。
が、夜だとあまり良い写真がとれませんので続きは翌日へ持ち越しとしました。
WEBライダー取材2日目
恐る恐る中にはいると・・・。
でましたお約束の美女。大谷英梨子さん。
めっちゃ素敵。緊張して手ぶれして写真が綺麗にとれない。くやしい。
せめてアップでお送りいたします。
大谷英梨子さんはあとでまたご紹介しますのでお楽しみに。
中へ案内される。
無事にWEBライダーさんの事務所に侵入。
っと、気づかずにスルーする所でしたが、ウェブ屋の事務所にギターアンプが転がっている。
大谷さんの話ではプロのギタリストがたまに遊びにきてぎゅーんと弾いて帰るそうです。
一体どんなプロが・・・。
と、その横には電子ピアノ。
・・・ん！？
あれ！！？これは！？
iPadだーーーー！
こんなところにセットしておくとはなかなか乙なことしてくれますな・・・。
「こうやると拡大できるんですフフフン」と実演された。
むぎぎぎ。
悔しいのでキッチンの汚れなどを中心に撮影。
綺麗だった・・・。
さてさて、いよいよWeb屋さんが気になる仕事場へ潜入。
すごく片付いてる。
あれ！？
ここにもiPad。
ってことは。
いや、ここにあるのはいいんだけど、さっきの楽譜用にiPadってマジスカ。
あと、足元に転がっているいくつかのサーバー機が。
ここでは
秘書ったー
http://www.hisyotter.jp/
人事ったー
http://www.hisyotter.jp/jinjitter/
が、日夜動いているそうです。
秘書ったーが停止したり、最近動きが遅いなと思ったら、誰かがこれを蹴飛ばしてるのかもしれませんね。
社内風景。
いい感じです。Web屋らしい風景ですよね。
椅子が高そうです。
たしかどっかの女性のWeb屋さんも朝会社にいったら椅子がすごく高そうな椅子になっていて一日恐縮ですとか言ってた人がいたけど、Web屋ってみんな椅子いいのつかってるのかなｗ
こちらがミーティングルームだそうです。
モニター越しに離れたスタッフと遠隔で会議も行うそうですね。
というかインテリアがいちいちかっこいい。
とその時！
あ！あれは！！
↑これだ！！（笑
Webライダーでは、一人前になった時に、ソルジャーのしるしとして、仮面をオーダーメイドして支給する制度があるそうです。
松尾「このライダーマスクをかぶると、集中力が通常の３倍になります。このマスクの特長は、人体工学に基づいて作成されたゴーグルを備えているということです。ゴーグルを通してPC画面を見ていますので、視力低下が起こりにくくなります。
また、口元の通気性は十分確保しており、夏場でも蒸れにくくなっております。
WEBライダーが、スタッフを守るために出した結論、それが、このライダーマスクなのです。」
すごい事に力を注いでいるのがわかります。
因みに、実際にテレビ会議をしている風景がこちら。
青い仮面が松尾さんです。
相手がダースベイダーに見えるのは疲れているからだと思っていましたが、ちゃんと写真で見てもダースベイダーでした。
さて、お次はスタッフ紹介
ライダー３号スタッフ。イケメンです。
続いてライダー２号。
めっちゃ仕事してるので普通に邪魔できない雰囲気です。
その横にいるのがライダー４号さん。
そして振り返るとそこに大谷英梨子さんが。
どうやら今は座るところがなくてここでサイトの更新とかしてるらしい。
こちらもめっちゃ普通に仕事していますので、写真とってるこっちが明らかに変態っぽいです。
そしてラスト。
松尾さん。
あついあつい言ってます。
ついに脱ぎました。
松尾「熱い時のライダーマスクは、逆に集中力を奪いますね。」
無理しなきゃいいのにｗ
因みに、この写真に写っている鍵盤とマイク。
音楽関係のなにかに使うのかと思ったら全然ちがいすぎて笑った。
ちなみにこれ、『スカイプ用に使っているマイク』です（笑
スカイプはライブステージだと考えており、そちらの方が、テンションが上がるというのが理由です、と、はっきりお答えされました。
そしてもうひとつ、鍵盤。
かなり本気です。応援しましょう！『WEBライダーでは、「鍵盤で文字入力を行う」アプリを開発しており、キーボードのタイピングに疲れた際は、鍵盤で文字を入力するようにしています。
そうすることで、メールの返信をしながら、ピアノの練習も可能です。なお、そのアプリは、近日製品として販売開始し、全世界のWeb仕事に関わるピアニストに夢と希望を与える予定です。』
そして机の上に２匹のひよこ。
あ！秘書ったーのモデル！
なんか右向いたり左向いたり自由自在。１時間は遊べる。
っとこれで全員紹介したかなとおもて外をみると・・・。
だれかすっごいたそがれている人がいる！
WEBライダーの音楽レーベル「京都音工房」のディレクター「久米川さん」です。
関西の音楽業界にその人ありの人で、任天堂やナムコ、タカラといったゲームミュージックの制作もしているそうです。すごい人だ・・・。
あやうくスルーするところですいませんでした＞＜
とそのとき。
ミューティングルームから歌声が。
歌ってる。かわいい。
そしておもむろに席を立ち、待つ事数分。
大谷さん再度登場。
えええええええええー！
どうしてそうなった！！
しかしこの自信に満ちた表情。
どうやらこれから何かが始まるみたい。
何かをかなり集中して読んでいる。
なんだろう。
どうやら新曲らしい。
実は、恋のSEOも大谷英梨子さんの歌声を全面に出した「リミックス版」も作成予定だそうです。楽しみすなぁ。
レコーディングルームのもうひとつの部屋。
ここから奥にもう一部屋ある。
もう禁煙して５ヶ月。まったく気にならないマーク。
中に入るとさらに素敵な音響設備が。
もはやWeb屋の事務所ではない。
歌ってます。
一休み中。
松尾さんもなにやらカタカタと動き出します。
なにやらプロモーションの撮影もあるようで、お着替えしてきたらしいです。
えー。大谷さん。本当にCD出すそうで、興味がありましたら是非続報をWebサイトでチェックしてみるといいですよ！
とりあえずこんな感じの会社です（まったく伝わらなかった可能性が高い）
最後に近所の超おいしい京風親子丼を食べてきました。
あとこの日はダメでしたが、外部にもスタジオがあるようでそのときの写真を頂きましたので、せっかくですから貼っておきます。
外部提携スタジオでのレコーディング風景1
外部提携スタジオでのレコーディング風景2
外部提携スタジオでのレコーディング風景3
以上です！
と、ここまで読んでいただきありがとうございます
ここで重大でもないのですが、お知らせがございます。
実は今回の記事は、私個人の、ある挑戦を描いたものなのです。
はい。私をフォローしているツイッターユーザーの皆様のお気づきの通り、実は私は京都になど行っておりません。
行ってたらまずまちがいなくつぶやくほどのツイッター愛好家です。
つまりWebライダーさんの事務所にも行った事は無いのです。
北海道在住の私には、東京や京都に行って、こうした記事を書くにはかなりのコストがかかります。たかだか１ヵ月40万程のPVでは、そんな旅費や生活費が出るわけもなく、「私には無理な事」と決め付けていました。
また、逆に東京からインタビューのお誘いがあった時も、断る事しか出来ませんでした。
一度だけ、それを可能にしてくれたのは、古田氏のスカイプインタビューです。
ASCII.jp：地域格差はネットにも――トップブロガーが語る「見えない距離」｜古田雄介の“顔の見えるインターネット”
この発想を利用し、企業側の人に私の目となっていただき、写真をとってもらい、そしてスカイプにて様々な取材をさせていただき、「行ってないのに」「行ってきた記事」を完成させる事は出来ないかと考えたのがきっかけです。
この私のネタに賛同してくれたのが、何を隠そう、Webライダーの松尾さんだったのです。
「面白そうですね！」と言っていただき、今回の挑戦が始まりました。
もっとも苦労したのはスタッフさん紹介です。
なんせ会った事がないわけですから、松尾さんに聞く意外ありません。
この辺りは全員の方とスカイプをするべきかなぁとも思えました。
あと、おそらくこのトリックを完成させるための最大のポイントとして、松尾さんが撮影した写真が最大のポイントです。撮影をお願いしておいてなんですが、「たぶん私が望むものはこないだろうなぁ」とか思ってました（笑
ところが開いて見ると、ちゃんと私が「突撃した風」の写真を取っていただけました。
何より、近所の京風親子丼とかも送ってきてくれたくらい、すばらしいデキでした。
本当にありがとうございました。
最後に、松尾氏から熱いメッセージを頂きましたのでそちで閉めさせていただきます。
※写真は現在一番カッコいい写真をくださいと言って送ってもらった写真ですので、実物よりも相当良い男に見えているそうです。
WEBサービスにテーマソングがあるって面白いと思うんです。
例えば、WEBサービスの紹介や、お客様の声を歌にしたり。
そうすれば、リアルからWEBへの導線がもっと拡がると思いますし、
「歌」ってアナログなものなので、WEBサイトに人の温かさが加わると思います。
僕は音楽のアレンジもWEBサイトの構築も同じだと思っていて、一クリエイターとしてはアーティスティックな部分も大切にはしたいんですが、WEBサイトでいうところの「ユーザビリティ」って、商業音楽にも絶対必要です。
親しみやすくて、思わず口ずさみたくなるメロディーだったり、分かりやすくて元気が出るアレンジだったり。
細かなコードアプローチや、個性ある音色とかって、その上に足していく物だと思っています。
WEBプランニングも楽曲制作も、全部根本は同じ。
訪問者・リスナーが存在して、はじめて成立するものなんですよね。
これからもWebライダー一同、普通のWeb屋よりも一歩突き抜けたプランニングを武器にがんばって行きたいと思います。ありがとうございました。
By 松尾シゲオキ
ほんとうにありがとうございました
協力
京都で噂のホームページ制作チーム「WEBライダー」
※今回の記事にあわせて、期間限定で（いつまでかは不明）恋のSEOのフルコーラスバージョンをアップしていただけました。興味のある方はぜひ。
YouTube - 恋のSEO！（期間限定フルコーラスバージョン）
ちなみに大谷さんが気になって仕方がない人は1：50付近。3：18付近を要チェック！2010年06月21日 ― CD「恋のSEO！」の期間限定公開のフルコーラス動画です。iTunes Music、着うたでも配信開始！CDのご購入はこちらから！ http://www.web-rider.jp/koinoseo/
それでは、また。