年代に拘らず好きなディテールを盛り込む
今回(130)は14ozセルビッチデニムです。
股上深めのシルエット。
オレンジステッチベース。
ステッチは控えめに粗く歪に。
サスペンダーボタン付き。
ボタンフライ。
今回ボタン類は鉄で統一(サスペンダーボタン含む)しました。
スレーキはタケヤリ帆布さんの「備前壱号」とグルカチノの両方を使いました。
小股の縫製は一筆縫いで仕上げ、リベットで補強しました。
後ろは…
こんな感じで…
右ポケットは隠しリベット仕様で。
左ポケットはポケットの端の処理は剥き出しリベットで。
尻の巻き縫いは右身頃高の逆巻きで仕上げてシンチバック(針付き・ユリバックル)付きです。
腰帯の革はゴート(山羊革)
S508XXとお客さんの生年月日にちなんだ品番をプリント仕上げにしました。
1920年代〜1940年代のお客さんが好きなディテールを好きなように取り入れました。
またステッチの歪みもわざとらしくならないよう自然な感じで歪みを取り入れて、見習い工が縫っているようなイメージで仕上げました。
ヨナハラさんお待たせしました。
パンツは23日以後ならいつでもお渡しできるので、すみませんがもう少しお待ちください。
今回はありがとうございました。