12月22日放送の「M-1グランプリ2024」(よる6時30分、テレビ朝日系)に石田明さんが審査員として出演。過去の記事を再配信します。(2024年6月2日の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時)
【写真】石田家の家族ショットはこちら!お笑いコンビ、NON STYLEの石田明さんは、3人の女の子の「父ちゃん」です。コロナ禍では子育てにかける時間を確保するために会社に直訴し「週休2日制」を実現しました。子育ては周りの意見に振り回されず、親として自分が感じたことを大切にしているという石田さん。若手芸人の育成にも携わる中で感じた「人を育てること」への思いを聞きました。※<前編>ノンスタ石田が語る3人姉妹の子育て「一緒にいるときは僕が叱り役。ママには笑顔でいてほしい」から続く
夫婦の晩酌が日課 何気ない会話が息抜きになる
―― 子育てのために「週休2日制」取り入れたそうですが、現在も継続中ですか?
完全に週休2日というのは難しいこともありますが、休みはもらえるようにしていますし、運動会や発表会、面談などの行事はできる限り行っています。
――奥様の息抜きのために、石田さんがしていることはありますか?
家でゆっくりしてもらったり、僕が子どもを見ている間に1人で出かけてもらったりしています。あとは夜、2人で話す時間ですね。 1日の終わりに晩酌をしながらゆっくり話す時間は、奥さんも僕も大切にしています。
話すといっても、本当に些細なことですよ。うちには僕ら夫婦と両方のじいじ、ばあばが参加している「仲良しファミリー」っていうグループLINEがあるので、そこに奥さんが送ってくれる子どもたちの写真や動画を見ながら「あれ、面白かったね」とか「いや、あの動画は面白かったけど、その前が大変だったんだよ」なんてこと話します。最近面白かったのは、三女の動画。幼稚園の送迎バスが来る直前なんだけど、呑気にキャンディーをなめてるんですよ。それを見た奥さんが「キャンディーなめながら幼稚園に行くの?」って聞いたら、ドヤ顔で「うん、バスまでね。バスに乗る前に、ママちゃんにあげよっかな〜」って(笑)。表情と言い方が絶妙で、笑いました。
叱らない子育て? うちの子見てから言ってください(笑)
――奥様以外に、子育てのことを相談する人はいますか?
感覚を共有しやすいのは地元の友だちですね。芸能界にはお受験やインターナショナルスクールを考える人が多いですが、僕は「学校? 近くでええやん」という考え。人生って、この幼稚園に入れなかったから、この小学校に通えなかったからダメになったとかそういうものじゃないと思っています。
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