代表作品に『ブギーポップは笑わない』、『ぼくらは虚空に夜を視る』、『殺竜事件-a case of dragonslayer』など。
苗字の読みは「かどの」であって「かみとおの」や「うえとおの」ではない。愛称は「かどちん」。
作風
ファンタジー・SFが主流だったライトノベル界隈に、「ジュヴナイル」として既に主流から外れた扱いであった「学園伝奇」というジャンルを再び新しい形で持ち込んだことで、その後のライトノベルの流れを変えるきっかけともなる。
西尾維新、奈須きのこなどが上遠野浩平の影響を受けていることを公言しているなど、後進の作家に与えた影響も大きい。上遠野が持ち込んだ「日常の中の非日常」を描く作風は2009年現在まで、非常に多く見られるようになっている。
なお、上遠野作品は基本的に全ての作品がリンクし合っており、ある作品の主要キャラが他の作品で脇役として登場したり、ある作品の根幹を担う重要な設定が、全く別の作品で明かされたりといったことが常である。
そのため上遠野作品全般をまとめて上遠野サーガとも呼ばれるが、複雑すぎるほどに絡み合ったその全貌を把握している読者は居ないとも言われている。
(しかしこれ、ほとんどニコニコ百科のコピペだよな)
(まあいいじゃん)
BGM"夕立ち"byスガシカオ
その他
2011年には「ジョジョの奇妙な冒険」Parte5「黄金の風」のノベライズスピンオフ、『恥知らずのパープルヘイズ -ジョジョの奇妙な冒険より-』を執筆。