※親記事は完全グループ化(2010年5月)した際の親会社となるゲオに設定しています。
各サイトについて
販売に関しては全年齢向けの「Home」「Soft」及び一般コミックの「Comic」、成人向けの「Maniax」「Pro」「Books」、女性向けの「がるまに」に分けられている。この中で全年齢コミックは「Comipo」という一般コミック販売サイトという独自のコンテンツにリニューアルされている。
このほか、オンラインゲームの「にじGAME」を始め、多くのコンテンツがある。
なお、同人誌の売上傾向としては男性向けやBLよりもTL(女性向け男女エロ)が圧倒的に強く、売上ランキング1位は40万部以上売れており、30位までが10万部以上売れている。
BL同人誌の売上1位は約11万部で10万超えはそれ1つ。
男性向けも売上1位は16万部で10万越えは5本。
マスコットキャラクター
各サイト(部門)にマスコットキャラがいる。
サイト | キャラ名 |
---|---|
Home & Soft & Comic | プレミアム |
Pro & Books | サラ、ララ、ナナ、ジップたん |
Maniax | ディル・ブラッド、エル・スウィート、サイ・リリー |
がるまに(BL担当) | BLペン |
がるまに(乙女担当) | 乙女ペン |
にじGAME | 頭の中は常に思春期:チュチュル、クールな褐色メイド:ピュアル、頑張り屋な獣人娘:ココル |
DLチャンネル | アテナちゃん |
トリオキニ | トリオ君(トリ/トリオ) |
DLsite English | 美冬 |
名前が不確定なマスコットキャラ
サイト | キャラ名 |
---|---|
Ci-en | リス子(仮名) |
chobit | ちょび(正式名称不明) |
ディーエルサイトコミックス | 全年齢版(名称不明) |
ディーエルサイトコミックスR18版 | R18版(名称不明) |
旧マスコットキャラ
作品の購入
購入には、無料の「ユーザー登録」が必要。
支払方法は購入処理時に選択でき、大別してQRコード決済。後払い決済。クレジットカード決済。電子マネー決済。コンビニ支払い。ネットバンクの六種類に分けられる。以下内訳。
- QRコード決済(PayPay・FamiPay・LINE Pay)
このうちPayPayは残高払いオンリーでクレジット決済は不可。LINE Payは決済金額が330円以上必要。
決済金額が1,000円以上必要。
- ネットバンク(Pay-easyを使用しているため、これが使える金融機関ならATMでも利用可能)
こちらも決済金額が1,000円以上必要。そして楽天銀行からは振り込み出来ない。
昔はコンビニ後払いという支払い方法が存在していた。
通常、ダウンロードコンテンツを販売しているサイトは、「代金支払い後、作品がダウンロード可能になる」というスタイルなのだが、このサイトでは「作品をダウンロード後、代金を支払う」という事が売りだった。しかも、同じ月内に購入した作品の代金を一括で支払うことができるという優れもの。
残念ながら2021年頃に廃止されてしまったのが悔やまれるが(同時期に銀行振込・郵便振替も廃止)、この代替方法が、上記のPaidyとatoneだったりする。
これに伴って、旧後払い方法における購入時以外での購入分の支払いにポイントを利用する方法も廃止されている。
なお、後払い決済を使う方は買い過ぎにご注意。言ってしまえばクレジットカード決済と似たような立ち位置なのでご利用は計画的に。
2024年4月3日には表現規制を盾に、突如としてVISA及びMasterCardを用いたカード決済が使用できなくなった(翌日にはAmerican Expressも決済停止)。
この日はDLsiteのスプリングセール及び、まとめ買い60%offセール終了の前日だったためX(旧・Twitter)では混乱の声や決済が使えなく嘆く声が続出したのは記憶に新しい所。
また、DLsiteと連携しているCi-enも巻き添えを食らい決済停止となった為、クリエイターサイドも少なからずダメージを食らってしまった。
余談だが、ライバル企業であるFANZA同人も2024年6月14日にVISAで決済出来なくなったのは言うまでもない(Mastercardは遡ること2022年7月29日に決済停止)。
クレカ決済ができなくなった理由はこちら記事参照。
ちなみに、商品購入やレビュー投稿、姉妹サイト『DLチャンネル』のまとめ執筆等で貯まるポイントを使っての購入も可能。
ポイントはオリジナルアイテムとの交換や、にじよめの課金通貨「にじコイン」への交換もできる。
無料作品も公開されており、文字通り0円で購入できる。購入の流れの確認などに使うといいだろう。
ポイントの購入方法
次の通り(太字はポイント決済でのみ利用可能な支払い方法)。
- QRコード決済(PayPay・FamiPay・LINE Pay)
- 後払い決済(paidy)
- クレジットカード決済(JCB)
- 電子マネー決済(BitCash・楽天Edy・WebMoney)
- コンビニ支払い
- ネットバンク(Pay-easyを使用しているため、これが使える金融機関ならATMでも利用可能)
- キャリア決済(d払い。auかんたん決済)
このうちd払い、WebMoneyは全年齢向けサイトからのみ利用可能(購入したポイントの使い道は問われないのでエロゲやエッチなイラストにも使えるぞ)。
またポイント決済に限り、クレジットカードにVISAやMastercardを使用しているユーザーへの抜け道として、外部サイトでシリアルコードを購入する方法がある。販売サイトは次の通り。
- For Books
- Point Market
- Dianshu.jp
- 台湾版DLpay
- viviON BLUE(現在は利用不可)
購入したシリアルコードは、DLsiteマイページ内にあるシリアルコード入力ページに入れればいい。
カード会社から決済停止を通告された時にはDLpayというサイトから購入出来たのだが、後述の置き換えワードによる悪足掻きが国際ブランド側の怒りを買ったのかDLsite包囲網と言うべき狩りが行われてしまい、手始めにDLPay.netが5月23日付けでサービス停止、その後ドメイン違いのDLPay.comが9月12日付けでサービス停止。2024年末時点では上四つのサイトからしか三店方式でポイントを購入出来なくなっている。
このうちFor Booksではクレカ決済に加えてGoogle Pay、PAYCO、shop Payが使えるもののアカウント登録必須で1日1回および1回につき3枚までしか購入できない。
Point MarketではAmazonアカウントが必要だがAmazon Payだけしか使えないので妙な企業にクレカ情報を含めた個人情報(メアド除く)を渡さずに済む。
というそれぞれメリット、デメリットがある(下2つは海外向けなので割愛)。
まあ妙な企業と言って、For Booksを運営している「株式会社forcs」はDLsiteを運営している「株式会社エイシス」の兄弟企業だったりするのだが……。(Point Marke運営元の「株式会社アラジン」はエイシス含めた株式会社viviONグループ(ゲオグループ)とは全くの別会社)
なお、上にあげた四つの正規販売サイト以外でシリアルコードを購入し、それをDLsiteに入力した場合、発覚したタイミングでアカウントが停止されるので要注意!!
またポイントで購入すると通常価格購入で付与されるポイントがなくなるのでこちらも注意。
余談だが、このような抜け道がいつまで可能かは至って未知数だし、他のECサイトなども軒並み決済停止を食らっているので、もし、あなたが許すならばJCBカードを作ってあげて欲しい(クレジットカードと違い、口座に紐付くデビットカードであれば、当該銀行に口座さえあれば審査不要で作れます)。
特定語句の新規表現
2024年3月26日、クレジットカード会社による成人向け作品へのワード規制の煽りを受け一部の語句が本来の表現で使えなくなる事をお詫びした。
なお、その置き換えワードが秀逸だと話題になった。
DLsite Play
コンテンツの一つであるDLsite専用WEBアプリ。通常、購入した作品はダウンロードして自分のパソコン(スマホ)の中にデータとして入れなければ閲覧や視聴することはできないのだが、この『DLsite Play』を経由すればダウンロードせずに、DLsite Playを表示したブラウザ経由で作品の閲覧や視聴を行うことができる。(ただしインストールの概念があるゲーム形式の作品等は不可能)更に検索してお目当ての作品をすぐに見つけ出すことが出来たり、任意の作品だけでまとめた『プレイリスト』も作成できるのでとても使い勝手がいい。また、DLsite Playはアカウント経由で使用できるあるため、購入した作品をパソコン・スマホのどちらでも閲覧・視聴ができる。ただし中には片方のみの作品もある。
同人誌の出品
同人誌購入のための「ユーザー登録」とは別に「サークル登録」が必要。
「サークル登録」した後で作品を登録し、販売が開始されるとかつては「DLsite仕様のlivedoorブログ」がもれなく無料でついてきたが、現在では廃止されている。
代わりにDLSite独自のクリエイター支援サービスであるCi-enが用意されるようになった。
作品が売れた時の卸値(サークルに支払われるマージン)は、価格ごとに設定されている。
売上金額は月末に締められ、源泉徴収されたうえで翌月20日の支払いとなる。
なお、一定の期間内に作品を登録すると、DLsiteオリジナルグッズがもらえるキャンペーンも行っている。
ただし、作品形式がマンガ、CGイラスト、動画、素材集のうち、AI生成作品が使用されているものは昨今の情勢も鑑みて一時発売を停止したことが2023年5月11日に発表されたが、2024年2月15日に法整備が不十分な中でAI生成フロアの新設している。
姉妹サイト
にじよめ
株式会社エイシスが運営するオンラインゲームに特化したサイト。
DLチャンネル
DLsiteのコンテンツに関した情報・コミュニティに特化したサイト。
関連タグ
DLsite.com(旧名および表記揺れ) 同人 同人誌
FANZA:競合他社。ただし、DLsiteでは販売可能な物でもこちらではNGとなる事例が存在する。