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概要

生年月日
出身地
身長
  • 169cm(133巻8話「おしえて両津先生 派出所七ふしぎの巻」)
  • 170cm(アニメ版第67話「追跡!名犬リョーツ」以降)
体重
  • 48kg(133巻8話「おしえて両津先生 派出所七ふしぎの巻」)
  • 57kg(アニメ版第67話「追跡!名犬リョーツ」以降)
スリーサイズ
  • B93cm W58cm H88cm(カメダス2)
  • B93.5cm W58cm H88cm(164巻8話「キャラに一文字の巻」)
カップG
血液型O型
年齢
  • 19歳
  • 20歳(83巻4話)

麻里愛(あさとあい、通称:マリア、CV:麻生かほ里、セリフ:「両様愛していますわ!」)は、こちら葛飾区亀有公園前派出所の登場人物。亀有公園前派出所に勤務する婦人警官。一見すると長い黒髪が美しい女性だが、元々は男性だった後に魔法の力で女性に変化した。両津を「両様」と呼び慕うほど本気で惚れており、彼に対して危害を加える者は容赦無く強制排除に踏み切る。

経歴

キックボクシングで頂点を極めた経歴を有しており、人間離れした強さを誇る両津がその実力を見て「勝負しなくて良かった。」と言うほどで、超能力者の日暮熟睡男を除けば作中で屈指の戦闘能力を有する。キックボクサー時代は本名の「愛」では迫力が出ない事から「麻里竜二」というリングネームを使用し、両津はその当時のファンだったようで、中川と共に観戦した事があった。

性格

優しく女性的な性格と料理を初めとする家事全般が得意な一方で、武術に精通している事から磯鷲早矢との勝負では剣道と弓道を披露した。基本的に「ですわ」・「ますわ」を語尾に付ける事が多いなど敬語で話し、一人称に「あたくし」を使用する事がある。両津の為なら如何なる困難であっても立ち向かう強大な意志を有する一方で、両津の悪いノリを諫めず一緒に騒動を起こす・即座に強制排除に踏み切るなど惚れた相手から悪影響を受けている節がある。これは登場した初期から変わっておらず、両津に危害を加える者は例え犯罪者であっても臆さず強制排除に踏み切る。

両津の行動

実際に早乙女リカを初めとする交通課の婦警たちが両津だけにログハウスを建設させた時、全ての男性を見下して利用する為の道具としか考えていない早乙女たちの発言・卑劣な手法に不快感を示し、彼女たちに利用される両津を哀れんでいた。しかし終盤では真実を知って強硬に反発した両津が早乙女たちに報復を仕掛け、これを受けて「男も女も両方怖いわ。」と語った。

双子の妹である麻里稟(通称:マリリン)は香港で女優・実業家として活躍し、愛でさえ「武器を持てば私でも敵わない。」と言わしめるほど愛と同じく武術の達人である。愛とは外見が瓜二つであり、どれだけよく似ているかというと、最新の警備システムでさえ判別出来ないほどである。これは女性となる際に妹を参照にした為で、妹が言うには愛の女装姿は「私の真似」らしく、アニメでは麻生かほ里が兼任している。

こちらはお淑やかな愛と対照的に男勝りな性格で、この辺りは原作とアニメで異なるが、基本的に両津を好ましく思っていない。また妹はボルボ西郷に好意を抱いており、彼を巡ってジョディーと激しい対立を繰り広げた事もある。運転が恐ろしいほど下手なのが欠点で、まるで本当の女性のように車に興味が無いようである。しかし別の回ではパトカーを改造された際に「ロータリーエンジンが。」とも述懐しているが、その後はゴム動力に改造された。

アニメ

初登場

第39話(熱愛!両津とマリア)で初めて登場し、最後まで身体は男性のままである。原作と違って交通課に配属されるが、度々公園前派出所を訪れている。性格は嫉妬心に駆られて両津・彼に接近した女性に襲い掛かるほど凶暴な面が強調され、実際にアメリカ人の警察官であるサンディが来日した時、巻き添えで本田まで追いかけ回された。一方で両津のお見合い相手に反射的に投げ飛ばされて敗北した時、落ち込みながらも引き下がるという潔さも見られた。

テレビアニメスペシャル(両津VS忍者軍団!裏江戸城黄金伝説)

両津が知らない女性と一緒に居た為、疑惑・嫉妬心を爆発させてモーターボートで裏江戸城に突撃し、両津を襲撃していた三好不清海入道を交通事故同然に吹き飛ばして轢き倒した。両津から浮気について弁明されても即座に信用せず、近くに居た本田から「お金が絡むと他の事には興味の無くなる人。」と言われて誤解を解いた。後に両津たちに合流・同行して忍者軍団の弱小陣営を圧倒的な戦力で撃破し、正体と本性を現した真田遥に襲撃されて両津・本田と共に逃走した。しかし両津が遥に斬られ掛けた時は財宝の入った箱を投げ飛ばして阻止し、その衝撃で箱が開いて中身が出て財宝が無かった事が判明する。

トランスジェンダー時代

両津との出会い

ある日両津と出会頭に自転車で衝突しそうになった際に一目惚れし、両津が警察官と知って自分も警察官となり、両津が居る亀有公園前派出所に配属された。当初は本気で女性だと思われ、ついに結婚相手が見つかったと両津本人も大原部長も大喜びだったが、その正体が男性である事が判明して後にそれまで警察寮の2人部屋に1人で住んでいた両津と同室になった。しかし外見は女性にしか見えないせいで寮(特に風呂場)では驚かれてばかりいた為、寮長の判断で男性寮から女性寮に移転された。ちなみに同室時代は傍から見ても女性と同棲しているようにしか見えない上に、悪食な両津がマリアによるバランスの良い食生活を送っていた為、逆に両津の体調がおかしくなった。

作者

作者の秋本治によると当時のニューハーフブームに便乗したもので、現代で言うと男の娘MtFであった。初対面で男性と見抜ける者は全くおらず、天界人・魔法使いである花山理香に「天が性別を間違えた。」と言われ、父の麻里晩が気付かなかったほどである。後に作者自らマリアが男性なのを忘れそうになるなど、その女性扱いは半ば公式と言えるものであった。

性別適合手術

厳密に言うと彼女はニューハーフでは無く、所謂性別適合手術を1度も実施した事は無い。しかし本気で考えた事はあるようで、恐らく後天性のトランスジェンダーかと思われる。今となっては警察官としての制服がダークブルーでは無く紫なのはその頃の名残で、紫は所謂ユニセックスな色の意味合いがある。現実では警察官の制服は男女共に紺色系統だが、これは中川を除く男性陣が青・麗子がピンクに設定されている為だと思われる。

女性への転身

その後はニューハーフブームの終焉・作者でさえ女性と間違うなどの背景・磯鷲早矢など両津に想いを寄せるライバルが登場し、花山理香に頼んで魔法によって本物の女性に変化した。本人は「これで両様と結婚できますわ。」と大喜びだが、当の両津は男性時代のマリアと長く付き合ってきた為、未だに煮え切らない態度でいる。また件の回では本物の女性になった影響により、両津の下品さに対する拒否反応も出てきたと言うオチが付いてきているが、それ以後は出てきていない。

実は自身が女性に変化したのはこれが2度目で、過去に1度魔法でそのようになってすぐに戻された事があった。この件を思い出して花山に頼み、ついに2度目で正真正銘の女性としての人生を歩んでいく事となった。ちなみに女性に転身する際に妹の稟をモデルにしているが、バストは93センチメートルのGカップと妹より一回り大きくグラマーになっている。もっともスリーサイズから算出したり、作中の画を見る限りは間違い無くHカップはあると思われる。

性別が変わったことで本人曰くかなりパワーが落ちたとのことだが、それでも人間離れした力と技は健在であり、両津が擬宝珠纏と結婚すると聞いた時には壁を壊して出現したこともある。サッカーをやった際にはゴールネットをぶち抜き橋の上を通っていた車を横転させていた。なお、軽装の登山も難なくこなせる程の体力と知識を持っている。なお、両津は本当にマリアが女性になったのか信じられず問題の部分を自分の目で確認しており「付いていた形跡が全くない」「最初から無かったとしか言い様がない」と絶句している。麗子も信じられず自分の目で確認している。また、マリアはマリアで女性になった次の話から両津の部屋へ下着姿で夜這いを仕掛けた事がある。これは両津の拒否により未遂に終わったが。

各話のオチでは「中川に惚れる(両津好き)」「両津が財産目当てで纏と結婚しようとしたと知って見限る」など両津から心が離れるようなシーンがあるが、その場限りのオチで次の話からは愛情が戻っている(上述の夜這いも中川に惚れた次の話でやったことである)。ちなみに女性になってからはインパクトが薄れたからか出番がだいぶ減ってしまっている。

以前

ホンダラ拳の継承

初登場の際にキックボクシングで頂点を極めた過去を自ら明かしたのは前に述べた通りだが、これは父の晩が創始者・総帥を務める翻堕羅(ホンダラ)拳を継承させるべく強い男が必要だという理由で仕込んだもので、あまりにも下品かつ幼稚な技が多い事から愛は父の拳法を嫌悪している。ホンダラ拳継承を回避するのも男性から女性になった動機の1つで、女性に転身した事で継承を避ける意思をより強固に示す事になったが、妹の稟もホンダラ拳の継承を断固として拒否している。

キックボクサー時代(初期)

キックボクサー時代は愛という本名・顔と声が女性的・ガッチリした体格と非常に不均衡で、加えて母親の教育方針で習い事が女性より上手だった為、周囲から嘲笑の対象となっていた。更に当時好意を寄せていた女性から「(顔が)女性よりも美しすぎて嫌味なのよ。」と言われて破局し、ついに「どうして俺はモテないんだ!」と荒んだ日々を送るようになる。

キックボクサー時代(恩師との対面)

そこに恩師にして両津に似た岩鉄岩男という人物が現れ、岩鉄の「君が女性だったら私はプロポーズしていたかも知れない。」という一言で、愛は彼の為に女性になる事を決意してキックボクサーを引退した。ただし岩鉄は外国に渡ったので全く再会は果たせておらず、マリアが両津に一目惚れした理由は両津がキックボクサー時代の恩師である岩鉄に似ていたからであるが、本人は決して両津を岩鉄の代わりとして求めている訳では無い。

pixivでの傾向

その経緯からか本タグが付いているイラストは大部分がR-18作品であり、また現在の設定では女性に転身したにもかかわらず投稿されている作品は転身前のトランスジェンダー(MtF)・ニューハーフ・男の娘設定で描かれているものが多い。

タグとの併用

名前を音読みすると「マリア」となる事から、作中でもマリアと呼ばれる事が多い。「愛」と呼ぶのは両親ぐらいである。pixivでもこのタグが使われる事はあるのだが、これだけだと被る対象があまりにも多過ぎるので他のタグとの併用が必要になる。

余談

声を演じた麻生かほ里は自分と名前が似ているので「親近感が沸く。」と語っている。

DSソフト

ニンテンドーDSソフトのジャンプスーパースターズサンジの必殺技である「恋の構え」は下画面のパネルに女性キャラクターをセットすればするほど攻撃力が上がるという物だが、この作品での麻里愛は女性扱いでちゃんとサンジの攻撃力が上がる。

麗子とのコンビ

センシティブな作品センシティブな作品

後期になると麗子とコンビを組む事が多くなり、ミニパトの運転は専ら麗子が担っている。なお麗子とは扉絵などで一緒に描かれる事が多く、セクシーな格好とポージングを披露しているが、上の画像にある衣装は実際に単行本の表紙として使用された。

関連タグ

こちら葛飾区亀有公園前派出所 両津勘吉 爆乳

両マリ 麗マリ トランスジェンダー MtF ヤンデレ

Mr.Clice:同作者が描いた性転換物。死んだ男性スパイが脳死した美女へと脳移植されて蘇ったと言うスパイコメディ。「繰巣陣(くりす・じん)→クリス」なのは「麻里愛→マリア」と同じノリである。コンビニコミックス版では両津から容姿が似ている事を突っ込まれている。ただしこちらは男性の性格で男に戻りたいと思っている。

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麻里愛
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