蔵内和紀

人物像・活躍

前髪を左右に分けたダンディな青年。

王子のマップ決定に反発する樫尾を諫め、王子の考えを聞くよう促すなど冷静な性格であることが窺える。一方で意外と負けず嫌いなようで、王子の影響で始めたチェスに勝つためにコソ練している。

ロボットのような顔つきに反してめっぽう涙もろいらしく、作者からは「卒業式大丈夫か？」と突っ込まれている。

写真撮影が趣味らしく、王子隊の作戦室には蔵内が趣味で撮った写真が飾られている。

六頴館高等学校で生徒会長を務めており（副会長は嵐山隊の綾辻）、同じ進学校に通う同い年の荒船や犬飼からは「会長」と呼ばれている。一時期綾辻と付き合っているという噂が流れたが、双方が笑顔で否定したらしい。

元々は王子と共に弓場隊に所属していたが、共に独立し現在の王子隊を結成した。

初登場のB級ランク戦ROUND6では、早々に王子と合流し、ワイヤーを張る修を捜索。樫尾が修のワイヤーを発見し、生駒隊の南沢と交戦を開始すると合成弾で南沢の撃破を援護した。

そのまま樫尾と合流し、チーム全員で修を追うが遊真と千佳の連携で足に狙撃を受けてチームの売りである機動戦を封じられる。更に生駒隊の乱入によって混戦状態となった所を遊真の奇襲でベイルアウトした。

ROUND8では影浦隊・東隊と対戦し、東隊の新たに弾トリガーを使用した戦術に苦戦。勝利を逃してしまった。

試合後は王子・小南と共に夜の部の解説を担当。マイペースな王子と玉狛贔屓の小南の2人だけではヤバかったため、それを中和して余りあるあるほどまともな蔵内を呼んだ桜子の手腕が評価されていた。実際の解説もトリガーへの造詣の深さを生かした見事なものを披露、読者にも感銘を与えた。

蔵内自身は結構楽しんでおり、ランク戦後には小南の事を「かわいい」と評してどぎまぎさせたが直後に「孫みたいで」との形容をプラスした。

綾辻との噂もこういった言動の一部が抜粋されて広まったのだろうか？

弓場隊の神田忠臣の合格祝いの場にも王子と共に出席し花を渡した。高い学力を持つことから県外の大学に進学しないのかと聞かれるも、トリガーに関わる研究を行うため三門大学への進学を決めている。本人曰く早い段階で推薦が決まっていたため、その分任務とランク戦に時間が使えたとのこと。

遠征選抜試験では村上に第3プールで6番手指名された。

トリガーセット