概要
ZUN's Music Collection Vol.3「夢違科学世紀」に収録されているオリジナル曲。
2004年に行われたトークイベント「東方の夜明け」にZUNが出席した際のZUN本人の入場テーマである。
ブックレットあとがきでZUNは「 自分がテーマだともの凄くやりにくい 」、「 こっぱずかしい 」と語っている。
また特徴的な要素として、ZUNが手掛けた曲で唯一の「歌詞」がある。 とされていたが東方酔いどれAmong Us2(ビートまりお視点)にて歌詞はないと発言。ブックレットでは明確に歌詞と書かれているので、結局のところ歌詞があるのか無いのか分からなくなった。
「古の幽玄の世界、古の美しい都」は幻想郷のこと。
歌詞
夢違え、幻の朝靄の世界の記憶を
現し世は、崩れゆく砂の上に
空夢の、古の幽玄の世界の歴史を
白日は、沈みゆく街に
幻か、砂上の楼閣なのか
夜明け迄、この夢、胡蝶の夢
夢違え、幻の紅の屋敷の異彩を
現し世は、血の気ない石の上に
空夢の、古の美しき都のお伽を
白日は、穢れゆく街に
アレンジ楽曲
神主ことZUNのテーマ曲で作詞されている曲でもあるため、ボーカルアレンジはネタ要素はあまりなくZUNをリスペクトするかのごとく、丁寧な作りが多いのが特徴か。
元作詞をアレンジ曲の歌詞に取り込んだ曲も存在する(下表の【★】印)。
ビートまりおはZUNをリスペクトしたアレンジ曲を手掛けたことがある。
このこともあってかZUNの要素を取り入れたアレンジ曲も初期は目立っていたが、夢違科学世紀が秘封倶楽部の関連作品でもあるため、近年は秘封倶楽部に視点を当てたボーカルアレンジ曲も目立ちつつある。
アレンジ曲名 | サークル名(アーティスト名) | 登場年 | 備考 |
---|---|---|---|
2005 | |||
2006 | |||
2007 | |||
B・E・E・R | IOSYS | 2008 | 呑んべぇのレムリアも含む |
2008 | |||
R!T!S! | ビートまりお(COOL&CREATE) | 2009 | RTSは略称元の博麗神社例大祭。この同人イベントに着目したボーカルアレンジ曲 |
2009 | |||
2009 | |||
2009 | |||
2010 | |||
2010 | |||
2011 | |||
うつつのゆめ | 凋叶棕 / TUMENECO | 2011 | 科学世紀の少年少女 空飛ぶ巫女の不思議な毎日を含む |
2011 | |||
2012 | |||
童祭 | SYNC.ART'S | 2012 | 【★】「LIMIT BREAK」収録 |
Childhood Dreamer | GET IN THE RING | 2013 | 【★】 |
夢幻の森の境界線 | スピークロウ | 2013 | |
童祭 | SOUND HOLIC | 2013 | 【★】709sec.版 |
童祭 | SOUND HOLIC | 2020 | 【★】上記アレンジのVo.花たん]版 |
東方人-TOHO BEAT- | ビートまりお(COOL&CREATE) | 2013 | |
in the here and now | 回路-kairo- | 2014 | |
2014 | |||
2015 | |||
2015 | |||
2016 | |||
セレブレイション | 凋叶棕 | 2016 | |
2017 | |||
ご注文はうなぎとハニートラップですか? | Silver Forest | 2017 | 某曲のパロディアレンジ |
2018 | |||
童祭 | Ridil | 2018 | 【★】 |
2019 | |||
2019 | |||
幻想コネクト | 幽閉サテライト少女フラクタル森羅万象 | 2020 | 少女綺想曲・恋色マスタースパーク・東方OPテーマとの複合アレンジ |
煌めく空夢、綺麗な幻 | 紺碧Studio | 2020 | Vo.美津紀 |
2021 | |||
憧憬 | 豚乙女 | 2022 | 東方アルカディアレコード PV曲 |