ゲゲゲの鬼太郎のキャラは→砂かけ婆(ゲゲゲの鬼太郎)
概要
姿を見た者は殆ど居ないが、何故か老女の姿をしていると言われ、名前はその事に由来する。
竹やぶや寂しい山道などで、通りかかった人に砂をかけて驚かすと言う悪戯をするが、それ以上の悪さはしない。
似たような悪戯をする妖怪には「砂ほりばばあ」「砂撒き狸」「砂撒き鼬」「砂ふらし」などがおり、正体を狸やイタチとする説もある。
口碑のみで伝えられる妖怪だったが、水木しげるが姿を描き、漫画作品「ゲゲゲの鬼太郎」にレギュラーとして登場させて以降、知名度は劇的に上がった。
その他の創作での扱い
一般的に知られる和装の老婆姿は水木しげるの創作であり、顔のモチーフは佐渡の鬼太鼓の面であるという。
河童の三平妖怪大作戦
水木しげるによる同名漫画の実写ドラマ。「砂かけのおばば」という名で出演。
忍者戦隊カクレンジャー
妖怪軍団の一員スナカケババアとして登場。カリカチュアライズされたボディコンのおばさん妖怪で、砂を使った妖術を得意とする。食べ物を砂に変えてしまい人々を苦しめた。持っている壺から砂嵐を引き起こしたり、カクレンジャーボールを壺で受け止めて蹴り返した。
真の目的は作戦成功の暁に妖怪大魔王と結婚する事である(もちろん大魔王も初耳であり、驚愕し、「なんて図々しいババアだ」と吐き捨てた)。これまでもヌリカベやケウケゲン、アズキアライ、コナキジジイと結婚していたと自称しており、彼らがカクレンジャーに倒された時は悔しく思っていた(しかし、妖怪大魔王と出会ったことで、結果的に倒されてよかったと宣っていた)。
ちなみに、妖力の源である砂は胸のボインに詰められており、そこを攻撃されるとナインになってしまって弱体化する(すなわち偽乳。巨大化した際に元に戻った)。
WIXOSS
タカラトミーのTCG。白のシグニである精生:怪異の「幻怪スナカケ」として登場している。
電気グルーヴ
『電気ビリビリ』に「特に砂かけババアは高得点」という歌詞がある。(インディーズ時代の歌詞は過激だったので差し替えられた。)
……ちなみにpixiv内では(やはりと言うべきか)若返って美人となったオババの姿も多数投稿されている。