生活協同組合
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せいかつきょうどうくみあい
生活協同組合は一般市民が集まって生活レベルの向上を目的に各種事業を行う協同組合のこと。
CO・OPはcooperativeの略で、協同組合全体を指す呼称であるため、農協(ACOOP)・漁協・ワーカーズ・コープも入るが、それらは生産者や労働者が組合員となるのに対し、生協は消費者が組合員になっている。(因みに英語で生協は「Consumers' co-operative」である。)
発祥はイギリスで、19世紀に資金を集めて、商品を安く購買できる「ロッチデール先駆者協同組合」が始まりである。(現在もその流れを汲む「The Co-operative Group」に受け継がれた。
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日本では1900年(明治33年)に産業組合法を制定され、信用、販売、購買、利用の4つの業種があり、各地に各種の産業組合が設立された。
そしてキリスト教社会運動家、社会改良家の賀川豊彦らが1920年頃に始めた「農民運動組織」や「購買組合」運動により1921年4月12日、日本初の市民による生活協同組合「神戸購買組合」(現・生活協同組合コープこうべ)創設。
戦後、消費生活協同組合法(昭和23年7月30日法律第200号)に基づいて設立される。
生協の事業としては、食品や日用品、衣類など商品全般の共同仕入れから小売までの生活物品の共同購買活動(店舗販売、宅配)が中心であるが、共済事業、医療・介護サービス、住宅の分譲、冠婚葬祭までも行っている。
また、企業や学校(大学、短期大学、高等専門学校、専修学校(専門学校)、他に一部の大学共同利用機関と学術研究を担う独立行政法人も)に生活協同組合を結成している場合もある。
東京俳優生活協同組合…俳優、声優など芸能人のマネジメント業務(芸能事務所)を行う生協。
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