獣神化・改
じゅうしんかかい
モンスターストライクに登場するモンスターは従来、素材アイテムで進化する『進化合成』、対応したモンスターを素材として進化する『神化合体』、そして対応した色の「獣神竜」や「獣神玉」等を使用してその二つの進化形態の上位に当たる「第3のシンカ」である『獣神化』があるが、獣神化後のモンスターに「獣神竜」や「獣神玉」等の進化アイテムを更に使用することで獣神化の更に先の進化形態である『獣神化・改』がモンスト6周年記念イベントMONSTER STRIKE 6th Anniversary Partyにて発表され、2019年10月8日に実装された。
2020年5月2日には獣神化・改の分岐も実装されている。
獣神化後のモンスターにのみ獣神化改にすることが可能であり、必要な素材として「獣石」や「獣玉」の他に、モンスターの属性に対応した色の「獣神竜」が合計10体以上必要であり、「獣神玉」も2個消費すると獣神化の際に必要な素材よりもさらに多いが、獣神化の時に実装された英雄の証が2つ存在する、ストライクショットが2段階になる、副友情コンボの威力下降補正が無くなる等の特徴を持ちつつも獣神化改のモンスターは他の進化形態には無かった新たな特徴を複数持つ。
更に友情コンボやアビリティも獣神化の時と比べてより強力なものとなっている。
獣神化の更に先の進化形態、所謂「第4のシンカ」にあたる形態だが、獣神化との決定的な違いとしては一度獣神化したモンスターは獣神化前の形態である進化、神化には戻すことが出来ないのに対して獣神化改のモンスターは獣神化改にしても素材を使用すれば獣神化に戻すことが可能となっており、進化、神化と同じくいつでも獣神化改と獣神化とで進化形態を変えることが可能である。
新たな特徴としてはレベルの上限解放、戦型の強化、コネクトスキルの追加の3つ。この内、レベルの上限解放と戦型の強化は既存の獣神化モンスターにそれぞれ「レベルの書」、「戦型の書」なるアイテムを使うことで獣神化改でなくとも恩恵を得る事は可能。ただしそのアイテムの使用したモンスターが一度でも獣神化改になった場合には使用したアイテムの効果は消えてしまい、再び獣神化に戻しても使ったアイテムの効果が戻ることは無い。
戦型の強化
- 獣神化改にすることで戦型がステージに出現するアイテムの効果がアップするなど、様々な効果を得ることができる『超戦型』に強化される。
戦型の種類は4種類であり、超戦型の効果は以下の通りである
- 超バランス型
- アイテム「ハート」の効果倍率が20%アップする
- 有利属性に対する攻撃力が20%アップする
- 属性効果がある友情コンボの発動時に『有利属性に対する友情コンボの威力が20%アップ』
- 超パワー型
- アイテム「剣」の効果倍率が20%アップする
- 『最初に敵にふれた際の攻撃力倍率が20%アップ』する
- 通常のパワー型よりも減速率が減少、『減速しにくくなる』
- 超スピード型
- アイテム「靴」の加速率がアップする
- 壁にふれた際に『最初の一度だけスピードがアップ』する
- 超砲撃型
- アイテム「砂時計」の効果でストライクショットのターン数が3ターンではなく4ターン減少するようになる
- 友情コンボが誘発された際(反撃モード時の友情コンボも含む)の威力が50%から100%にアップ する
コネクトスキルの追加
- 獣神化改にすることでデッキ編成の際に条件を満たすことで発動する『コネクトスキル』を持つ。発動条件やコネクトスキルのもたらす効果は各獣神化改のモンスターによって異なっており、条件を満たすことによってコネクトスキルを発動することが出来る。更にコネクトスキルは通常のアビリティとは仕様が異なる為、クエストなどで特に厄介なアビリティロックの影響を受けないという大きな特徴を持つが、HP個別ステージで対象のモンスターのHPが0になった際になる「ユーレイ」状態になると、通常のアビリティと同様に条件を満たした場合でもコネクトスキルは発動しなくなるので注意。
- 基本的にコネクトスキルは獣神化時に持っていた一部のアビリティの上位互換であるアビリティがコネクトスキルとして実装されていることが多いが、稀に他の進化形態では存在しなかったアビリティが実装されていることもある。
一ヶ月に1種類のモンスターに獣神化改が実装されていたが、2022年から一週間に1種類ずつにペースアップした。
第14弾
実装日 2020年10月6日
狂騒を制す破滅の黒薔薇 ハーレー [闇属性]
狂騒を制す破滅の黒薔薇 ハーレーX [闇属性]
救国革新の英傑 坂本龍馬 [火属性]
救国革新の英傑 坂本龍馬 MV [火属性]
第22弾
実装日 2021年年4月27日
闇を超えし黒炎の真闘士 リン・ツー [火属性]
絶対覚醒アイドル 白雪姫リボン [木属性]
絶対覚醒アイドル 白雪姫リボン MV [木属性]
完全覚醒アイドル 白雪姫リボン [木属性]
第28弾
実装日 2021年7月14日
デッドラビッツInc.【R】 [木属性]
デッドラビッツInc.【J】 [木属性]
デッドラビッツInc.【R】 MCG>デッドラビッツ [木属性]
デッドラビッツInc.【J】 MCG>デッドラビッツ [木属性]
第34弾
実装日 2021年10月5日
新たな光明を創造せし太陽神 アポロ [火属性]
新たなハロウィンを開催せし太陽神 アポロ [火属性]
新たな光明を創造せし太陽神 アポロX [木属性]
新たなハロウィンを開催せし太陽神 アポロX [木属性]
第86弾
実装日 2022年10月2日
責務を全うせし湖の騎士 ランスロット [水属性]
海辺を堪能せし湖の騎士 ランスロット [水属性]
責務を全うせし湖の騎士 ランスロットX [火属性]
海辺を堪能せし湖の騎士 ランスロットX [火属性]
新たなる聖杯の騎士王 アーサー [光属性]
新たなる聖杯の騎士王 アーサー MV [光属性]
未知を愉しむ驚異の国の絶対女王 アリス [闇属性]
遊びを愉しむ驚異の国の兎女王 アリス [闇属性]
第128弾
実装日 2023年7月4日
再生を告げる光の神の角笛 ギャラルホルン [闇属性]
- 第129弾
実装日 2023年7月9日
新生・堕天の王 ルシファー [闇属性]
新生・堕天の王 ルシファー MV [闇属性]
新春・堕天の王 ルシファー [闇属性]
第148弾
実装日 2023年10月24日
甘美なるオオカミ仙女 伏姫α [火属性]
好奇の功夫アンデッド アリババα [水属性]
ハロウィンアリスナイト ルイスキャロルα [木属性]
大悲なる災難即滅の西遊旃檀功徳仏 三蔵法師 [光属性]
第211弾
実装日 2024年9月30日
魔剣を狩りし孤高の剣王 アラウィン [火属性]
宇宙を解放する恐怖の大王 ノストラダムス [水属性]
悪を一掃せし豪快首領 カラミティ・ジェーン [光属性]
冥境ノ忍 猿飛佐助 [闇属性]
夢を届けし聖夜の童話王 グリム兄弟α [水属性]
聖夜に舞いし氷上の神仙 太公望α [木属性]
真心を贈りし聖夜の神槍 グングニルα [闇属性]
第1弾
実装日 2020年5月2日 エヴァンゲリオンコラボ第4弾
新たなる世界 碇シンジ [水属性]
希望の槍 渚カオル&碇シンジ [光属性]
心火 式波・アスカ・ラングレー [火属性]
繋がる心 綾波レイ [光属性]
約2年半ぶりに開催されたエヴァコラボにて、モンスト史上初となるコラボキャラの獣神化改及び分岐獣神化改が実装となった。この内、シンジは進化と神化(2種類)、獣神化、獣神化改全てに分岐を持つことになり、進化形態は実に7つとモンストのキャラで最多の形態を持つキャラとなった。
第4弾
実装日 2022年2月12日 ワールドトリガーコラボ第2弾
玉狛第2エースアタッカー 空閑遊真 [闇属性]
ボーダー最強部隊エースアタッカー 小南桐絵 [火属性]
ボーダーの暗躍者 迅悠一 [水属性]
第10弾
実装日 2024年10月1日 ガンダムコラボ第2弾
バナージ・リンクス&FAユニコーンガンダム(NT-D) [火属性]
キラ・ヤマト&ストライクフリーダムガンダム [水属性]
アムロ・レイ&Hi-vガンダム [光属性]
第11弾
実装日 2025年1月11日 ジョジョの奇妙な冒険コラボ第2弾
怒れる正義の心 空条承太郎SC [水属性]
不屈の闘志 ジャン・ピエール・ポルナレフ [光属性]
謎を解き明かす頭脳 花京院典明 [木属性]
獣神化の更に先の進化形態として実装された獣神化改であるが、はっきり言ってしまうと、性能含めてかなり賛否両論の要素である。
まず、獣神化改モンスターの最大レベルの上限が120に上がることで、ステータスと友情コンボの威力を更に上げることが出来るという点であるが獣神化改の時よりも、レベル開放した獣神化の方のステータスが高く、同じレベル120の状態だと『ステータスの数値だけに関して見れば獣神化改の方が劣ってしまっている』のである(逆に言えばアビリティや友情コンボは獣神化の時よりも大幅に強化されているのでそれに加えてステータスまで上がってしまえば強くなりすぎてしまう為、それを防ぐある種のバランス調整ともいえる)。しかし、最近のモンスターの中には、ステータスが獣神化のときよりも上がっているものも存在する。
更に発動させる条件が非常に厳しいコネクトスキルの存在も一定数あり、獣神化時のアビリティの一部がコネクトスキルの方に実装されるというのも相まって、元々あったアビリティを発動させ辛いコネクトスキルに移されたことで実質持っていたアビリティを取り上げられてしまったといえるモンスターも存在する(特に恒常キャラに多い)。
実際それによって、現環境にあまり追いついていなかった獣神化のモンスターを更に強化する要素であるはずだった獣神化改が、かえってそのモンスターの強み出会った要素を消してしまい、実質弱体化を招いてしまっている事例もある。
ただし同時に、獣神化改によって返り咲いたモンスターも多く存在していることは確かであり、獣神化改は獣神化と違って獣神化状態にスライドすることが可能となっている為、これらの新要素が全て裏目に出ているという訳では決して無いということはここに記しておく。
後のアップデートによって発動条件が極めて厳しかった一部の獣神化改のコネクトスキル発動条件が変更されたことで発動条件が容易になり、実質の上方修正をもらったことで活躍する獣神化改のモンスターも多くなった。彼らのこれからの活躍に期待しよう。
なお、今まではこれを果たしたモンスターはモンスト公式で使ってみた動画が公開される事が恒例だったのだが、恒常キャラだと劉備を最後に一切公開されなくなった。この件については公式からの声明は全く無いが、恒常キャラだとここの所限定キャラやコラボキャラの改と比べて性能が劣っている事が多くなっており、更に言うと恒常キャラの使ってみた動画は視聴回数も限定キャラやコラボキャラと比べて少なくなっていたため、それが理由で廃止してしまったものと思われる(一方で新イベントで追加される恒常キャラは現在でも動画が公開されている)。
しかしこの事態に残念がっているストライカーも僅かながら存在し、一部には自ら「使ってみた」的な動画を上げているストライカーもいる。