特級呪物

ネットスラングとしては→特級呪物(ネットスラング)

『呪術廻戦』に登場する用語。「呪物」の中でも特に危険度が高いもの。

呪術師や呪霊のように呪物にも等級があると思われるが、1級呪物や2級呪物といったものは原作に登場していない。

作中では一応、呪具も呪物の括りに入る。

• 両面宿儺の指（りょうめんすくなのゆび）

特級呪物by瀀。

作中で最初に登場した特級呪物。

呪術全盛の時代に存在した呪いの王・両面宿儺の切り分けた魂が呪物と化したもの。

全部で20本存在し、1本取り込むだけで並の呪霊が強大な力を得る程の呪いが篭っている。人間には猛毒。

詳細は当該リンクを参照。

• 呪胎九相図（じゅたいくそうず）の1~3番

呪胎九相図by富田金太夫

「御三家の汚点」とまで呼ばれた史上最悪の呪術師・加茂憲倫が制作した特級呪物。

呪霊の子を産める特異体質の女性と呪霊を交配させ、そこに加茂憲倫の血液を混ぜて生み出された胎児達。全部で9体存在する。ただし、特級呪物に相当するのは1番・2番・3番だけで、4~9番に特級程の危険性はない。

詳細は当該リンクを参照。

• 獄門疆（ごくもんきょう）

獄門疆byPetan

サイコロのような立方体状の特級呪物で、封印に使用される。

一度封じ込められてしまえば、内部から脱出することは不可能。

これと対になるものとして「獄門疆・裏」が存在する。

詳細は当該リンクを参照。

以下、スマホゲーム『ファンパレ』で登場した様々な呪物を記載する。いずれも特級ではない。

• GRADE強化に必要な呪物

ファンパレにはキャラクターの「GRADE強化」に必要な呪物が6種類存在する。

1. 歪な食具（いびつなしょくぐ）
2. 扁平な容器（へんぺいなようき）
3. 彫金の装身具（ちょうきんのそうしんぐ）
4. 貴石の宝飾品（きせきのほうしょくひん）
5. 振鈴の提物（しんれいのさげもの）
6. 文様の据物（もんようのすえもの）

更に、各呪物に「銅彩」「銀彩」「金彩」「緑彩」「紫彩」というレアリティが存在する。

• まじない人形

ファンパレのオリジナルストーリー「誰がために胸は鳴く」に登場。

とある高校の女子生徒の間で秘密に共有されていた、願った相手を不幸にする人形。相手に訪れる不幸の内容は「トラックに泥をかけられる」「空き巣に入られる」「頭上に植木鉢やラジコン飛行機が落ちてくる」「買ったおにぎりに針が混入する」等。

その正体は呪物のフリをした『寄生型』の呪霊。高専にも記録されている。

人の願いを叶える道具を象って憎しみや願望・嫉妬心を募らせ、渦巻く負の感情が呼び寄せる強力な呪霊に寄生することが目的。つまりロイコクロリディウム。

• 冬虫禍根（とうちゅうかこん）

ファンパレのオリジナルストーリー「青の玉響」に登場。

発動した土地に根を降ろし、一帯に陰気をばら撒く凶悪な呪物。陰気にあてられた非術師から過剰な負の感情を分泌させて、それを餌に呪霊を産み落とす。産まれ落ちる呪霊は、時として特級に達することも。

完全発動までに最低3日以上かかる複雑な工程があり、学生時代の夏油傑曰く複雑な工程とは“縛り”。そのお陰で凶悪な呪物足り得るとのことで、学生時代の五条悟に「クッソ回りくどい」と言わせている。

• 妖刀案件の腕輪

ファンパレのオリジナルストーリー「呪いは言の葉と共に」に登場。

所謂「妖刀」の類。装着した者に強大な力を与えるが、やがては使用者の意識を乗っ取る。腕輪には歴代使用者の記憶、さらには腕輪自身の意思も持ち合わせているらしい。

出処は不明だが空手大会の出場者達に使われ続け、最終的に葛木豪星という男の元に渡る。彼は2mの巨体と強大な呪力を得るが、狗巻棘に敗北。腕輪は壊れ、破片は高専に回収された。

• 匕首（あいくち）

ファンパレのオリジナルストーリー「伊地知の報告書 -宿儺の指-」に登場。

かつて武家の女性が護身用に持っていた刃物で、俗に言う「ドス」のこと。作中で登場したのは歴史的にも多少の価値があるらしい。

とある高校が授業用に取り寄せた資料の中に偶然紛れ込んでおり、校内に大量の呪霊が発生する羽目に。呪物の影響で学校に呪霊が湧くという状況が“杉沢第三高校の一件”と酷似しており、事件の概要を知った夜蛾正道は呪物が「宿儺の指」である可能性を危惧していた。

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