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牛久雅夫

うしくまさお

牛久雅夫とは、映画DEVILMANの実写限定の登場人物である。
目次 [非表示]

不動、飛鳥には気を付けろ...!!

じゃあな...不動......

概要編集

牛久雅夫とは、映画DEVILMANオリジナル登場人物である。

※うし君ではない

演じた人物は仁科克基

人物編集

絵描きに成るのが夢の不動明の同級生。

中学の時、不動明を苛めた報復として

教室に乗り込んだ飛鳥了に絵描きになる為に必要な利き手の指を植木鋏で完全に切断された

その際に、教師も含め誰も止められなかった了に報復を止めさせ、

自身を助けて指の応急措置をしてくれたのは他でもない己が苛めていた不動明だった。

その時から牛久はずっと明へ感謝と謝罪を伝え、友達になりたいと思い続けていた。

時は流れても、高校生になった明は矢張り苛められていた。

併し、その現場に現れ、明を助けたのは牛久だった。

その後、明と牛久は親交を深める。

二人は海辺で佇み、牛久は明に過去の行いを謝罪し、友達になって欲しいと謂う旨を伝える。

二人は正真正銘の友達になった。


フフッやっと言えた


そう言いながら牛久は満足気に微笑む。

明は牛久が描いている絵を眺めていた。

その幾つもの絵の内で、他の絵とは異なり、明らかに異常な雰囲気を纏った何らかの生物と思わしき絵が明の目に留まった。

その絵は牛久から見た飛鳥了を表現していたのだ。

了は嘗て牛久の指を切断した時、彼にこう言った。


おれ、悪魔なんだ


牛久は明に了の異常性を伝え、友達として警告する。


不動、飛鳥には気を付けろ...!!


日が経ち、牛久は繁華街で絵を描いていた。

その際、奇妙な警官が彼の目に入る。

亀を苛めていた子供に対し、警官は激昂し、怒号を飛ばす。


生き物はな...殺すんじゃない...!


生き物はな...喰うんだ...! 喰え!!喰えぇ!!


警官はそう言うと亀を咀嚼し始めた...。

泣き叫ぶ子供。

子供が眺めていた警官は、

怪物・ジンメンに変貌していた。

仰け反る子供。

そして

怪物は自身を眺めていた牛久に気付いてしまった...。


助けて...!助けて...!!


その後、明は助けを求める牛久の声に気付く。

無我夢中で牛久を探す明だが、幾ら探しても見当たらない。

明はデビルマンとなり、牛久の声が途切れた場所へ向かう。

森に着地した明。

明は静寂な森を必死に捜索し、漸く牛久を見つけたが.........


...どうしよう...ずっとお前と友達になりたくて...!

...やっとなれたのに...!!

...俺 死んじゃったよ......!!!


暗闇に現れた牛久の顔は、怪物・ジンメンに喰われた後、その思念が甲羅に浮かび上がったデスマスクだった。


俺の友達をぉぉぉ!!


激怒する明。

もう死んでしまっている牛久は、寂寥を感じさせながらも明に別れを告げる。


じゃあな...不動...


うん...俺...お前の事忘れない......!!

致命傷を受けたジンメンは、明に対し困惑の旨を叫ぶ。


何で俺を殺す?!仲間じゃねぇか!!

デーモンは仲間同士殺し合わねぇ筈だろ??!!

俺は殺してねぇ...!!喰っただけだ!!

人間も生き物を喰うだろ?!俺もそうだ!

俺は喰っただけだ......

喰っただけだ......!!!


ジンメンにとって

生き物は ''殺す'' ではなく ''喰う''

デビルマン・不動明は価値観の相違に直面する。


.........そうだったのか.........


牛久も怪物も息絶えた森の中で、明はそう呟く。


怪物・ジンメンの甲羅。

其れは悲しみのデスマスク。


余談編集


  • 一応ではあるが、自身の指を切断した飛鳥了に対しても思いやりを見せる場面がある。

  • デビルマン化した不動を一番心配していたのも牛久である。それでも直ぐに受け入れている。

  • サタンが不動明以外で正体を教えた人間は、作中では牛久のみである。

  • 牛久が明に助けて貰ったから友達になりたいと欲したのか、そもそも昔から友達になりたかったが素直になれず明を苛めていたのかは不明。


関連タグ編集

デビルマン

映画 DEVILMAN

不動明

飛鳥了

堕天使サタン

牧村美樹

クレイジーサイコホモの被害者(だが牛久に原因がある)

ジンメン

滅びろ!デーモン!!

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