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浜田市

はまだし

島根県西部、日本海沿岸に位置する市。
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概要編集

島根県西部の日本海に面する石見地方の中核都市であり、水産・港湾都市として知られる。人口は5.1万人、面積は約700万km²。

これでも島根県内では松江市出雲市に次いで3位の人口を誇る。ちなみに上位2市の人口はいずれも20万人前後である。


石見神楽が有名で、地元では「どんちっち」の愛称で親しまれる。

また港町であることからノドグロやバトウ(マトウダイ)などの海産物も有名で、魚のすり身に唐辛子を練り込んだ「赤てん」は市内のみならず島根県の名産品でもある。

他にも、伝統工業の石州半紙は国の重要無形文化財に指定され、2009年には世界無形遺産に登録されている。


歴史編集

もと古田・松平氏の城下町江戸時代には浜田城を藩庁とする浜田藩が置かれた。

明治廃藩置県では、県庁を浜田に置く「浜田県」が1870年に誕生。最盛期は現在の島根県のうち大田市以西全域に隠岐諸島を加えた領域を有した。なお、その6年後に島根県に編入されている。


浜田市の誕生は1940年のことで、浜田町と周囲4村が合併し、島根県で2番目に市制を施行した(出雲市より先)。2005年にはいわゆる平成の大合併の動きで三隅町、旭町、金城町、弥栄村と合併し、現在の市域になる。


交通編集

鉄道編集

JR西日本


浜田駅には上記区間を走る特急「スーパーおき」「スーパーまつかぜ」が停車し、そのうち一部は三保三隅駅にも停車する。三江線が現役だった時代は起点の江津駅から浜田駅まで直通する列車も存在した。

かつて今福線が市内まで延びる計画が存在したが、2度の工事凍結を食らい幻となった。


道路編集

高速道路編集


いずれも1989年に開通。1983年に中国道が開通した六日市町(現在の吉賀町)に次いで、当時の金城町(ただし当時町内にICはなし)および旭町とともに県内で2番目に高速道路が開通した自治体であり、松江市や出雲市より先に高速道路が通っている。

ただし松江市内では後に山陰道の一部(松江道路)となる区間が、現在の浜田道路と同時期に開通している。


このうち浜田道は1991年に中国道まで繋がったが、全線開通の見通しが立たない山陰道は現時点で市内の石見三隅IC止まり、益田方面は三隅・益田道路として建設中である。



国道編集


著名な出身者編集


関連項目編集

島根県 石見

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島根県 しまねけん

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