桂ヒナギク
かつらひなぎく
漢字表記では「桂雛菊」である。
家族構成は義父、義母、実姉・雪路。
実の両親は失踪しており、幼少期は姉と二人で貧しい生活を送っていた。
カレーとハンバーグが好物で、梅干など酸っぱいものが苦手。料理も得意で、腕前は高い。運動能力も相当に高く、マラソン大会では全6種目に出場し、自由型以外1年女子優勝を総なめにしている。学業成績も飛び級のナギに引けをとらず、才色兼備で、何事にも努力を惜しまない努力家であり、苦手な物・事もほとんど克服した、いわゆる完璧超人。ただし、未だに克服できていない弱点もいくつかある。
特に致命的な弱点として挙げられるのが極度の高所恐怖症である。
また、幽霊にも弱く人魂なども苦手としているが、作中で怪物との戦いを多数経験した為か、そうした描写は少なくなっていった。
また、16歳ながら13歳で発育不全気味のナギに「胸の大きさは私と似たようなもんだ!」と言われるほどの貧乳で、そのことで若干コンプレックスを抱いている。意識的に牛乳などを飲んでいるようだが、効果はまったく無いようである。
男より男らしい(=かっこいい)性格のため男女問わず憧れられており、バレンタインデーには女の子から毎年大量のチョコを貰っている。しかし、当の本人は自分が男らしい事が悩みとなっている。また、恋愛感情には鈍感な方で、5歳の時に慕っていた実の両親の失踪がトラウマになり、「好きになった人はいなくなってしまうのではないか」という不安を抱えていたため恋に臆病になっていた。
責任感が強く筋の通った性格だが、非常に負けず嫌い(本人は否定している)で、納得がいかないことには勝ち負けにこだわる一面も見せる。また、困っている人や弱者を放っておけない性格でもある。作者曰く、ヒナギクは正義の味方でもあるとのことである。
周囲からは怒りっぽい性格と言われており、そのせいかツッコミ役になることが多い。
ただ、怒る相手は雪路や綾崎ハヤテ、生徒会三人娘など本人の言動に問題のある人物がほとんどであり、一般的な尺度では穏やかな性格である。
メインヒロインの三千院ナギにとっては憧れの存在、西沢歩にとっては恋のライバル兼親友のようなつながりである。ハヤテに対しては初対面の時点で親しく接しており、当初はウブな彼をからかう言動を見せていたのだが、彼に対する恋愛感情を自覚するにつれてツンデレめいた関係になっていった。
プロフィールによればナギが話すマンガやアニメやゲームの話はさっぱりわからないらしいがその一方でアニメ版第1期ではナギがコマンドを言っただけで「竜巻旋風脚か!」とツッコミを入れてたりする。
助けたスズメに「チャー坊」・タヌキに「ポコ吉」と名付けるなど、動物のネーミングセンスに関しては安易な傾向がある。
生まれも育ちも一般的な学生の筈なのだが、身体能力の高さ故に作中屈指の戦闘能力を誇り、バトル展開になると活躍することが多い。
竹刀だけでも執事(本作の世界観では超人的な扱い)や巨大ロボットにある程度対抗できるほか、「木刀・正宗」や王の剣「白桜」などの武器を手に入れた事で、人智を越えた怪物を討伐する事も可能になった。
特に「白桜」の能力を使えば空中飛行すら可能なのだが、先述の通り高所恐怖症なので極力一般的な刀として使用することが多かった。
第4巻のプロフィールによると一応サブキャラということになっているが、初登場以来登場キャラクター中最大級の人気を誇り、第1回人気投票では第2位のマリアの2倍以上、投票総数の約32%の票を獲得して第1位になった。その後も複数回行われている人気投票だが最後まで一度も1位以下に転落したことがないため、全キャラクター中最高の人気を誇るキャラといえる。
その人気からアニメ版第1期の時点でもハヤテ、ナギ、マリアに次ぐメインキャラの一人として扱われており原作での初登場は第4巻からと遅い方だがアニメでは第4話で早くも登場したりキャラクターグッズもメインキャラ3人とセットで発売されたりしていた。その一方でアニメ版第1期は原作序盤の展開をベースにしているため意外に登場しない話も多く登場したのは全52話中21話と実は2クール分にも満たなかったりする。
連載の長期化と登場人物の増加により、初期から中期にかけて登場した主要キャラクター(ハヤテ、ナギ、マリアを除く)がほぼ空気になった中、連載末期までスポットが当てられたキャラでもある。
天草シノ(生徒会役員共)…文武両道の生徒会長・貧乳・高所恐怖症などの共通項がある。ただしこちらは残念な美少女
桂言葉(SchoolDays)…『苗字が同じ、長髪、家が裕福』と共通点が多いが、胸のサイズはヒナギクと真逆で、性格は大人しく、とても強い個性の持ち主でもある。
由崎司(トニカクカワイイ)…作者の次回作のヒロイン。見た目が似ている。
ミーア・キャンベル(機動戦士ガンダムSEEDDESTINY)…ヒナ祭り祭り編で彼女を彷彿とさせるコスプレをさせられて歌わされた。
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