東方餡掛炒飯
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とうほうあんかけちゃーはん
東方餡掛炒飯とは、東方Projectとレスリングシリーズを組み合わせた作品タグである。
東方Projectの登場人物がドロワーズを脱がせ合う、炒飯を炒める等が見られる。
中でも十六夜咲夜やパチュリー・ノーレッジのコスプレがパンツレスリングのキャラクターにされることがある。
レスリングシリーズは空耳の宝庫であるため、パチュリー、ウッ!などの東方キャラに聞こえる空耳も少なくない。
例えば、第1試合目の「最強とんがりコーン」が希に「西行♀とんがりコーン」に聞こえたり、兄貴VS鎌田吾作戦の時に兄貴が吾作を上に抱えている時に「あぁん? 餡かけ幽々子はん?」と発言したため西行寺幽々子もネタに加わった。
さらに井上シャブレラ秘宝編で出てきた「うわっみすちーだ!」というセリフから、みすちーもネタになる可能性が出てきた。
さらに×2いかりやビオランテの発した「チルノー!! 来る、来るな……」も発掘され、これもまたネタにされてしまった。どういうことなの……?
ゲイ栓・ウホッゲIN・ハッテンバアッー……鈴仙・優曇華院・イナバ
ほかにもいっぱいいますよ。
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東方驚天動地 -小説版 東方餡掛炒飯- 第二十八話
前回までのあらすじ:復旧作業が終わりつつあった人間の里……そこで起きた爆発。里にいた萃香が爆発の起きた地に向かうと、そこにはサンダー達の仲間であるライトニングの姿があった。ただ、どうも様子がおかしい。現場に駆け付けたサンダーとレイザーの話では、「洗脳されている」とのこと。ライトニングを救うために動き出すサンダー達だったが、洗脳された上に力が増したライトニングに圧倒されてしまう。そんな中、一人の若い男がふらりと現れた。男は、「仕事」という理由でライトニングに立ち向かい、たった一撃で倒してしまった。何者なのか気になった萃香が呼びとめると、男は「城之内悠二」と名乗った……いつの間にか、城之内も幻想入りをしていたのだ。 同じ頃、幻想入りをしたばかりの鎌田吾作といえば………6,278文字pixiv小説作品 - 東方驚天動地
東方驚天動地 -小説版 東方餡掛炒飯- 第十一話
前回までのあらすじ:「打倒! 木吉カズヤ!」を掲げた霧雨魔理沙は、魔力の源である八卦炉を強化する実験を試みた。成功はしたものの、八卦炉は素手では扱えない代物に仕上がってしまった。そこで、代役に八卦炉を使わせようと考えて、魔法の森に住むアリス・マーガトロイドの家へ向かった。魔理沙がアリスに人形を貸すように頼むと、アリスは理由を知りたがったが、「八卦炉を人形に使わせる」と知った途端に激怒して、魔理沙に攻撃を仕掛けた。慌てて退散した魔理沙は、今度は河城にとりの元へ向かった。八卦炉の話をすると、にとりはアリスと違って協力的だったが、八卦炉を制御する物が必要だと言った。その制御に打って付けだったのが、魔理沙が愛用している箒……しかし、箒を失うと空を飛べなくなる。何か良い方法が無いかと模索している中、霊夢が掃除に使う箒を利用しようと考えた。早速博麗神社に出向き、霊夢に嘘を言って箒を借りようとしたが、霊夢は拒否。途方に暮れていると、箒を手にしたビリーと会った。一か八かで頼んだら、ビリーはあっさりと貸してくれた。何はともあれ、八卦炉が使えることに一歩近づいた魔理沙は、浮かれ気味になるのであった。8,105文字pixiv小説作品 - 東方驚天動地
東方驚天動地 -小説版 東方餡掛炒飯- 第二十六話
前回までのあらすじ:レミリアが危機の中、駆け付けたのは紅美鈴だった。意気揚々とスピードデーモンに挑む気である美鈴に、普段の美鈴を知っている咲夜や魔理沙、レミリアは不安を隠しきれない。いざ戦闘が始まると、スピードデーモンから呆気なく打ちのめされた美鈴。だが、美鈴が「本気を出すか」と呟いた直後、形勢は逆転! 高速で動くスピードデーモンが繰り出す攻撃を、美鈴は全て受け流しつつ、反撃を加えていった。やられっぱなしの状況に怒り出すスピードデーモンだったが、そこへ突如スキマが現れた。スキマから出てきたのは、謎の野太い腕。その腕はスピードデーモンをスキマの中へ引っ張って、続けてスピードデーモンの同行者・エッジも引き寄せてしまった。スキマとスピードデーモン達の関係に疑問を抱く咲夜……これが、幻想郷で起こる騒動の兆しになろうとは、この時は誰も思わなかった。7,125文字pixiv小説作品 - 東方驚天動地
東方驚天動地 -小説版 東方餡掛炒飯- 第三十八話
前回までのあらすじ:エッジとスピードデーモンを追って、冥界に辿り着いた霧雨魔理沙は、白玉楼へと向かった。そこでは、スピードデーモンと魂魄妖夢が戦っていた。勝負は、妖夢が圧倒的に有利であり、スピードデーモンは成す術もないまま敗れた。その時、空間にスキマが現れ、そこから出てきた野太い腕がスピードデーモンを連れ去ろうとした。魔理沙は咄嗟にマスタースパークを放つが、野太い腕は軽々と跳ね返し、スピードデーモンとエッジをスキマへ引き寄せてしまった。スキマと野太い腕……これは、八雲紫と何か関係があるのだろうか? それを確かめるために、魔理沙は八雲藍の元を訪ねた。だが、そこで藍から聞かされたのは、「紫が行方知れずになっている」という事実だった。更に藍は、紫が行方不明になる前に起きた奇妙な出来事について語り始めるのであった。9,712文字pixiv小説作品 - 東方驚天動地
東方驚天動地 -小説版 東方餡掛炒飯- 第二十話
前回までのあらすじ:朝を迎えた霊夢は、カズヤが書き置きを残して消えていたことに気付いた。せっかくビリーに会うために来たのに、ビリーは未だに記憶を失ったまま……霊夢はカズヤのことが気の毒だと思ったが、そのカズヤ本人は博麗神社の外にいた。そしてカズヤは、ビリーに向かって戦いを申し込んできた。その場にいた一同は戸惑いを見せるものの、ビリーは「カズヤと戦えば記憶が戻るかもしれない」と言い出した。霊夢は、二人が戦うのは構わなかったが、できれば神社の外でしてもらうのが好ましかった。しかし、その願いも空しく、二人は勝手に戦い始めた。そして、霊夢が予感していた最悪な事態……戦いの巻き添えで博麗神社が壊されることが起きようとしていた。8,552文字pixiv小説作品 - 東方驚天動地
東方驚天動地 -小説版 東方餡掛炒飯- 第三十二話
前回までのあらすじ:霧雨魔理沙は、高火力八卦炉を難なく扱えるようにするために、河城にとりの所へ足を運んだ。その日のにとりは、非番だった白狼天狗・犬走椛と大将棋をしている真っ最中で、魔理沙の話は後回し。しかも、将棋が終わった途端、射命丸文が掛け込んで来て、妖怪の山に侵入した人間がいる報告をした。侵入者に心当たりがあった魔理沙が同行すると、河原を歩くエッジとスピードデーモンを目撃した。侵入者である二人を迎え撃つ椛とにとり。だが、素早く動くスピードデーモンと相手の能力を探る切れ者のエッジに翻弄され、両者ともダウン。そのまま山の頂上へ向かうエッジとスピードデーモンを、文が真っ先に追いかけて、魔理沙も少し遅れて追うことにした。4,687文字pixiv小説作品 - 東方驚天動地
東方驚天動地 -小説版 東方餡掛炒飯- 第十六話
前回までのあらすじ:人間の里の復旧作業が始まった。ビリーは、里で暴れたサンダーとレイザーを引き連れて、萃香と共に瓦礫の撤去作業をしていた。そこへ、「鬼が来た!」という悲鳴が聞こえてきた。ビリーと萃香が調べてみると、その鬼の正体は星熊勇儀という地獄の旧都から来た鬼だった。勇儀は地上へ遊びに来たようで、ビリーに腕相撲を申し込んできた。折角だから勝負を受けて立とうとしたビリーだったが、勇儀の圧倒的な力に秒殺。次の勝負では、ビリーは全力を出して辛うじて勝利したのだが、それが原因で勇儀は本気モードへ突入。そのまま壮絶な腕相撲を繰り広げるハメになってしまった(仕方ないね)。5,915文字pixiv小説作品 - 東方驚天動地
東方驚天動地 -小説版 東方餡掛炒飯- 第四十一話
前回までのあらすじ:復旧作業を終えた人間の里では、河童のエンジニア・河城にとりが上白沢慧音に頼まれていた「巨大なカラクリ時計」の設置をしていた。動き出すカラクリ時計に、その場に居た伊吹萃香を始めとした里の住人は驚嘆の声を上げた。その中には慧音の姿もあり、感心した様子で時計を眺めていたが、住人の中に混じっていたサンダー・ライトニング・レイザーを目にすると怪訝そうな面持ちを見せた。復旧作業を終えた今、サンダー達は何もせずに里をブラブラしている始末だったのだ。その様子を見兼ねた慧音は、何でも屋を営む城之内悠二の元でサンダー達を働かせようと考えたのだが、それには「城之内を監視する」という目的があった。その旨をサンダーに伝えるように萃香に頼んだ慧音は、更に「霊夢の力でビリー達を早く元の世界に戻せ」という追加命令もした。萃香は面倒に思いつつも、一先ず博麗神社に戻って霊夢に伝言した。しかし、霊夢から返ってきた答えは、「外の世界の人間を元の世界へ戻す力はあるが、その方法は分からない」というものであった。5,088文字pixiv小説作品 - 東方驚天動地
東方驚天動地 -小説版 東方餡掛炒飯- 第五話
前回までのあらすじ:紅魔館で囚われていたカズヤは、レミリアの提案で門番に任命された。不思議に思うカズヤだったが、元の世界に戻るために渋々承知した。一方、門番をクビ→下っ端メイドとなった紅美鈴は、門番になったカズヤを快く思っていなかった。そこで美鈴はカズヤを監視して、もし失態があれば報告をして門番に返り咲こうと考えた。そんな最中に紅魔館へ訪れたのは、チルノたち御一行(チルノ、ルーミア、リグル、ミスティア、大妖精)。新門番のカズヤに驚きを隠せない一行だったが、チルノは果敢(?)にも戦いを挑んだ。しかし、弾幕は元より氷漬けすら効かないカズヤに、チルノは真っ先に逃げてしまい、他の面々も立ち去ってしまった。美鈴は、人間離れをしているカズヤに驚きはしたものの、いつの日か門番の座を奪回してやると決意を固めるのであった。4,936文字pixiv小説作品 - 東方驚天動地
東方驚天動地 -小説版 東方餡掛炒飯- 第三十話
前回までのあらすじ:中有の道へ逃げたつもりが、なぜか冥界入りしてしまった鎌田吾作は、長く続く階段を歩いている途中で魂魄妖夢と出会った。妖夢は吾作を生者だと見抜き、早々に立ち去れという無茶なことを言い出した。そこへ、妖夢が仕えている人物・西行寺幽々子が現れ、妖夢の思いを無視して吾作を白玉楼へ招いた。白玉楼に着いた吾作が経緯を話すと、幽々子は色々と考えた挙句、吾作を白玉楼で匿うことにした。幻想郷はもとより冥界も詳しく知らない吾作にとって、幽々子の提案は安心できた。だが、妖夢にとっては不本意なことであった。 その頃、人間の里では……鎌田吾作と同じ時期に幻想入りをした一人の男の姿があった。6,823文字pixiv小説作品 - 東方驚天動地
東方驚天動地 -小説版 東方餡掛炒飯- 第七話
前回までのあらすじ:壊した賽銭箱の修理のために、博麗神社に住み着いたビリーは、同様に神社に住み着いている鬼の娘・伊吹萃香とすっかり打ち解けていた。その光景を霊夢が微笑ましく見ていると、ブン屋の烏天狗・射命丸文がやってきた。文は、人間の里の一悶着を目撃していて、ビリーとは初対面だというのに誉めちぎった。霊夢は、あとで文々。新聞を買わせる気だと怪しんだが、ブン屋の文を利用しようと閃いた。それは、里で暴れていたサンダー達が口にした「あの御方」を探ることだ。易々と引き受けた文だったが、その条件に文々。新聞の契約を勧めてきた。霊夢は断ったものの、ビリーは興味を示して、勝手に契約を取ってしまった。ビリーは、「自分のお金で払えば、何の問題も無いね」と答えたが、そのお金は外の世界でしか使えない……つまり、幻想郷では何の価値もない代物だった。賽銭箱の破壊と新聞の契約。その分をビリーにはみっちり働いてもらおうと、霊夢は心を鬼にして決意するのであった。9,420文字pixiv小説作品 - 東方驚天動地
東方驚天動地 -小説版 東方餡掛炒飯- 第四十五話
前回までのあらすじ……エッジとスピードデーモンの二人組と再会した霧雨魔理沙。目的を聞き出そうとしたが、そこへ現れたのは何とスキマだった。しかも、スキマから出てきたのは、アゴが異様に目立つ男・くりぃむしちゅー池田だった。池田は、エッジ達を付け狙う魔理沙に用があり、いきなり襲いかかってきた。魔理沙はすかさず魔法で対抗するが、池田のアゴで悉く回避されてしまう。その場に居合わせていたアリスも応対するが、池田の圧倒的な強さに成す術もなかった。絶体絶命の最中、再びスキマが現れ、今度は八雲紫と謎の女・明星辰が出てきた。星辰は、勝手に暴れている池田を「点穴」という妙な技で鎮圧させた。一方、魔理沙と再会した紫は、エッジ達やくりぃむしちゅー池田を幻想郷へ連れてきた目的を明かす。その目的とは、明星辰が持ちかけてきた話……近いうちに幻想郷で起こる「最大の異変」への対策だった。7,597文字pixiv小説作品 - 東方驚天動地
東方驚天動地 -小説版 東方餡掛炒飯- 第十八話
前回までのあらすじ:ある日、魔理沙は博麗神社へ遊びに行こうと考えて、八ツ目鰻の蒲焼を持参して神社へ出向いていた。その途中、道端で倒れているカズヤと出くわした。話を聞くと、空腹で倒れていたのが判明した。魔理沙が仕方なく食べ物を与えると、カズヤは少しだけ元気を取り戻し、なぜ倒れていたのかについて語ってくれた。三日前、カズヤは紅魔館を出発して博麗神社へ向かっていたのだが、途中で地図を紛失してしまい、迷った挙げ句に空腹で力尽きてしまったのだ。魔理沙は、仕方なくカズヤを博麗神社へ案内したのだった……それが後に、思いもかけない事態に繋がるのも知らずに。4,681文字pixiv小説作品 - 東方驚天動地
東方驚天動地 -小説版 東方餡掛炒飯- 第九話
前回までのあらすじ:フランの友達だけは紅魔館に入れる……この相談を、カズヤはレミリアに持ちかけた。当然、レミリアは拒否。カズヤは引き下がらずに頼み込んだが、それがレミリアの逆鱗に触れてしまい、戦うハメになった。フランの姉だけあって、レミリアの戦闘能力は計り知れないものがあった。しかも、傷が完全に癒えていないカズヤにとって、回避するのがやっとの状態。やがてレミリアに追い込まれたカズヤは、死を覚悟した………そこへ、フランが部屋へ駆け付けた。フランは、カズヤを使って友達を追い払ったレミリアに対して苦情を言い立てた。対するレミリアは、招かねざる客達はフランの友達には相応しくないと否定的。そこへカズヤが意見を述べると、レミリアは激怒して攻撃した。だが、フランが咄嗟に攻撃を受け止めて、友達を切り離さないでほしいと涙ながらに訴えた。これにはレミリアも無言になり、部屋から去った。カズヤは、フランの相談の回答はレミリアの出方次第だろうと思うのであった。5,458文字pixiv小説作品 - 東方驚天動地
東方驚天動地 -小説版 東方餡掛炒飯- 第十話
前回までのあらすじ:いつもと変わらない朝を迎えた博麗神社……霊夢が面倒くさそうに朝食を作ろうとすると、二人の客がやって来た。一人は火炎猫燐(通称お燐)、もう一人は霊烏路空(通称お空)だ。二人は朝食を食べに来たと言い出し、勝手に上がり込んできた。作る分が増えて益々面倒だと思った霊夢は、急に漂ってきた異臭に気づいた。どうやら、夜通しで死体運びをしていたお燐が異臭の元だ。即座に風呂へ入るように勧めた霊夢だったが、数分後に風呂場から悲鳴が! 駆け付けてみたら、そこには動物の姿をしたお燐とお空、そして浴室でズボンを脱いでいたビリーの姿があった。この光景を目の当たりにして、霊夢は朝っぱらから最悪な気分になった。その後、朝食を取り始めた霊夢達とは別に、ビリーは文々。新聞を熱心に読んでいた。嘘八百で埋められた新聞だが、ビリーは「失った記憶を戻すきっかけになるかもしれない」と答えた。ただ、ビリーには記憶を戻す以前に、賽銭箱の修理も残っている。色々な問題があるけれど、ここは焦らずにのほほんとしようと考える霊夢だった。9,575文字pixiv小説作品 - 東方驚天動地
東方驚天動地 -小説版 東方餡掛炒飯- 第二十九話
前回までのあらすじ:幻想入りしてしまった鎌田吾作。彼は、外の世界に帰るために、案内役であり保護者の死神・小野塚小町と共に博麗神社へ向かっていた。その途中、スピードデーモンとエッジが突如として現れ、小町に襲いかかった。小町はスピードデーモンと激闘を繰り広げ、吾作に向けて中有の道へ逃げるように指示。不本意ながらも逃げ出した吾作は、中有の道へ向かったつもりが………着いた場所は、何やら不気味な所であった。5,451文字pixiv小説作品 - 東方驚天動地
東方驚天動地 -小説版 東方餡掛炒飯- 第四十六話
前回までのあらすじ……ビリーと木吉カズヤがワケありで居座っている博麗神社に、レミリアと咲夜が訪れた。その日は珍しいことにフランも一緒であり、彼女はカズヤに会うために来たのだという。フランはカズヤと共に釣りに出掛け、残ったレミリアと咲夜は霊夢と縁側で過ごすことにした。そこでレミリアは、博麗神社へ来た目的を話した。それは、カズヤを紅魔館へ連れ戻すことだ。霊夢としては、カズヤをとっとと追い返したい気持ちで一杯だったが、釣りから戻ってきたカズヤ本人に聞いたら、「まだ済んでいないことがあるから、あと二、三日は残る」という答えが返ってきた。まだ居座ろうとするカズヤに、霊夢は腹立たしさを覚えたのであった。8,839文字pixiv小説作品 - 東方驚天動地
東方驚天動地 -小説版 東方餡掛炒飯- 第十九話
前回までのあらすじ:空腹で気を失った木吉カズヤは、博麗神社で意識を取り戻した。そこでカズヤは、神社の巫女である博麗霊夢と、神社に居候(?)をしている鬼の伊吹萃香と知り合い、そして念願であったビリーとの再会を果たした。だが、ビリーはカズヤのことを何も知らないと言い出す。最初は冗談だろうと思っていたカズヤだったが、霊夢から「ビリーは記憶を失っている」という衝撃の事実を聞かされるのであった。6,493文字pixiv小説作品 - 東方驚天動地
東方驚天動地 -小説版 東方餡掛炒飯- 第四十二話
前回までのあらすじ:博麗神社の建て直し作業から三週間が経った。神社は無事に完成したものの、霊夢は「一寸の狂いも無く建て直されている」のを確かめるために隈なくチェックをし始めた。外側と内側は恐ろしいくらいに復元されていて、霊夢は改めてビリーが凄いと思ったのだが、確認をし忘れた倉庫に出向いた途端、一瞬にして我が目を疑った。何とそこは、鍛錬場と化していたのだ。部屋中には、ビリーが作ったとされるトレーニング用の機材が置かれていて、本来置かれていたもの(宴会に使う提灯やゴザなど)は地下に設けた収納庫に収められていた。霊夢は驚きと同時に怒りを覚え、倉庫を作り変えた張本人のビリーを糾弾した。だが、ビリーとカズヤはともかく、萃香は鍛錬場が気に入った模様。神社の一部が変わり果てたことが残念だと思った霊夢は、気を取り直して賽銭箱チェックに取り掛かった。「どうせ、いつもと変わらないか」と思っていた霊夢だったが………賽銭箱の中には、小判が入っていたのであった。8,079文字pixiv小説作品 - 東方驚天動地
東方驚天動地 -小説版 東方餡掛炒飯- 第四十話
前回までのあらすじ:冥界の白玉楼で「小間使い」として生活することになった鎌田吾作は、広い屋敷と庭の掃除をさせられたり、幽々子に食事を作ったりで、苦労は多いけど一応充実した日々を過ごしていた。そんなある日、白玉楼にエッジとスピードデーモン、そして二人を追っている霧雨魔理沙が訪ねてきた。スピードデーモンは妖夢と戦うことになったのだが、そこで吾作が目にしたのは、抜刀術でスピードデーモンを打ち負かした妖夢の姿だった。抜刀術を習得すれば、きっと強くなれるに違いない……そう考えた吾作は、妖夢に剣術を教えてくれるように頼んだ。当初は難色を示した妖夢だったが、幽々子からも説得され、基本的な技を吾作に教えるということになった。強くなるための修行に期待を膨らませる吾作に与えられた練習内容は………「鉄みたいに重い木刀で素振りを一日二千回」という随分と酷なものであった。6,820文字pixiv小説作品