東京テアトル
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とうきょうてあとる
東京テアトルは、映画館・不動産・飲食店を事業とする日本の企業。
1946年に小林一三の片腕で東京宝塚劇場社長、後楽園スタヂアム社長、日活社長を歴任した吉岡重三郎によって設立された東京興業株式会社が前身。
かつてはキャバレーやボウリング場も運営していたがボウリングブームの終焉や映画の斜陽化に伴い経営不振に陥り、西洋環境開発の子会社としてセゾングループの傘下に入っていた時期もあった。
経営の要であったホテル、不動産も2007年の世界金融危機に端を発する不況の影響で、2009年から2013年にかけてその多くを手放した。
現在は既存のテアトル系の映画館に、日活、シネカノンから受託した館を加え「テアトルシネマグループ」として運営。いわゆるミニシアター系の映画を中心に配給する。
1946年:東京興行株式会社として設立。テアトル銀座を開館。
1955年:銀座に映画館・テアトル東京を開館。同時に社名を東京テアトル株式会社に変更。
1981年:テアトル東京閉鎖。
1983年:セゾングループに協力を要請し、西武都市開発(後の西洋環境開発)が東京テアトル株式の37%を取得。
1987年:テアトル東京の跡地に銀座テアトルビルが竣工。東京テアトルと東邦生命保険の共同所有となる。
1990年代:セゾングループが東京テアトルの株主筆頭となり、東京テアトルはグループの傘下企業となる。これに伴い、1993年に同グループ内の企業が個別に運営していた映画興行を委託されることとなる。
1999年:大株主だった東邦生命保険が、翌年には西洋環境開発が続けざまに経営破綻。東京テアトルは銀座テアトルビルを購入し、企業として独立した。
2009年:シネリーブル(日活)、およびヒューマントラストシネマ(シネカノン)より映画館運営を受託。
2013年:銀座テアトルビルを売却。
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