概要
感染症や戦争、未曽有の自然災害など不安な日々が続く中で、世界中の子供たちの明るい未来と平和を願うチャリティー・ソング。歌詞のテーマが故に、MVや紅白で桑田佳祐が着用していたギターストラップは青と黄色の模様がデザインされたものになっている。
この曲の収益の一部は、困難に直面している世界中の子供たちの未来といのちを守るため、「セーブ・ザ・チルドレン」に寄付される。
2022年2月に桑田と世良公則が久々に顔を合わせた際に「同級生で協調して、今の時代に向けた発信ができないか?」というアイデアが生まれたことをきっかけにこの企画は動き出している。また、両者が直接連絡した際に世良は「桑ちゃんが動けば世の中は動く。ぼくは無条件にあなたの案に乗るよ」という言葉を桑田にかけた。その後桑田は同じ年齢(1955年4月~1956年3月度生まれ、当時66歳)のボーカリスト兼ギタリストである5人で結集する構想を描き、佐野元春、世良、Char、野口五郎に手紙をしたため送った。のちにそれぞれの所属事務所にデモテープを持って出向いて直接オファーをし全員が快諾し実現に至っている。
本楽曲で同年12月31日放送の「第73回NHK紅白歌合戦」に出場を果たした。この際には小林万里子の「朝起きたら…」の替え歌や加山雄三の「夜空の星」のカバーもサプライズとして歌われ、総出演時間は10分にも及んだ。
関連動画
ミュージック・ビデオ
サポートミュージシャンとして、キーボードで原由子、ベースでハマ・オカモト、ドラムで大友康平がミュージック・ビデオに出演。紅白歌合戦でも同様にサポートを行い、特に大友は桑田から「いつも素敵なトラックに乗っている大友くん、カウントをお願いしま〜す」と紹介され、カウントを行った。
MVに使用された音源では、アウトロの途中で世良と桑田が「燃えろいい女」(ツイスト、1979年)の替え歌を歌っており、その直後に佐野が「バイバイ」という台詞を述べている。これはレコーディング中に遊びで録音した音源を編集で繋いで作られた産物である。
Official Audio
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