早坂アコ
はやさかあこ
ある日の登校中(もしくは下校中)、偶然降り注いだ青色のバードニックウェーブを浴びて、ジェットマンになった。
メンバー内での恋愛には縁がなかったが、カップ麺オタクの先輩《龍田三夫(演:入沢宏彰)》や、裏次元ディメンシアの戦士ダンとの淡い恋愛が見られた。
戦いが終わった3年後にはアイドルになった。『海賊戦隊ゴーカイジャー』の28話『翼は永遠に』内での伊狩鎧の台詞によれば、現在も芸能活動を続けているらしい。
元気で明るくちゃっかり者。しかし、正義感は強く、友達思い。ただ、遠慮知らずな面もあり、小田切長官を「オバン」呼ばわりすることもある。
金銭面にうるさく、ジェットマンに加入する際には『時給1500円』を要求した(1990年~1991年にかけての東京都の最低賃金は時給548円~578円であり、2024年の最低賃金は時給1163円となるため現代に換算すると時給約3098円である)。しかし、お嬢様の香がアコをジェットマンのメンバーとして加入させるための交渉として出した小切手の1000万円の額に驚くなど、庶民的な感覚である。
ちなみに戦隊内恋愛については概要にある通り、最初から最後まで(純粋な意味で完全に)傍観者である。(後に同じく傍観者となる雷太は中盤まで香のことを思っていた為)
彼女がいなかったら、作品全体の雰囲気がもっとドロドロしたものになっていたであろうことは想像に難くない。
変身前でも変身後でも男性陣のセクハラに遭うことも少なくない。
第10話「カップめん」に登場した即席ラーメン。カップ麺オタクの先輩《龍田三夫》が、ラーメンの神を名乗るゴッドラーメン(実は次元獣ヌードルジゲン)と共に開発したラーメン。1分で出来上がり、たったの10円で買える(そして大ボリュームなので普通の人なら一つ食べれば満腹になる)ことから、たちまち大ヒット。しかし、これを食べた人は、1分も待てないほどのせっかちになってしまう。10個食べた雷太は3秒も待ってられない超せっかちになってしまい、巨大戦では操縦席に縛り付けられた。
2006年放送の『轟轟戦隊ボウケンジャー』では、3号ロボを紹介するミニコーナーに登場。15年経ってもせっかちになる効力は健在だった。
2011年放送の『海賊戦隊ゴーカイジャー』では、結城凱の墓前に供えられていた。
ちなみにこのエピソードは、現在でも戦隊の中核を担う荒川稔久の記念すべき戦隊初執筆作品である。
パッケージデザインは、当時助監督だった竹本昇で、CMソングを歌ったのは、香役の岸田里佳とアコ役の内田さゆり、作曲したのは結城凱役の若松俊秀である。
なお、アコを演じた内田さゆり氏は他のスーパー戦隊作品でも以下のような形でゲスト出演している。
- 『高速戦隊ターボレンジャー』の第9話にてフルート少女榊原由美役
- 『百獣戦隊ガオレンジャー』のQuest6にて島田佐織役
浜洋平/ブルーターボ:元々は一般人だったが、成り行きで悪の組織と戦う事になった高校生戦隊及び戦隊ブルーとしての先輩。ちなみに前述の通り、内田さゆり氏はゲスト出演したことがあるのに加えて、『龍田を演じた入沢宏彰氏が演じるゲストキャラが登場するエピソードで主役を務める』という奇妙な共通点があったりする。
猿原真一/サルブラザー:メインライターが同じ戦隊に登場した戦隊ブルー。複雑なメンバー内の人間関係やストーリーの本筋への絡みが少ない点が共通している。ただし、アコはお金にがめついのに対し真一はお金が嫌いという真逆の性格面を持つ。
青柳美月・石清水ルナ/アキバブルー:非公認だが同じく女子高生のブルーヒロイン
燕の甚平(『科学忍者隊ガッチャマン』):早坂アコの元となったキャラクター。
大岩マコ(どきんちょ!ネムリン):中の人が子役時代に演じていた一字違いのヒロイン。
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