概要
古代中国に伝承される龍（竜/ドラゴン）の一種で、古代中国の妖怪図鑑である『山海経』に記される怪物。中国語ではインロン（Yinglong）と呼ぶ。
伝説上における中国最初の皇帝・黄帝に仕え、彼に仇なす蚩尤との決戦では応援に駆け付け、嵐をおこして敵軍を蹴散らす活躍をしている。
しかし、この行為が殺人を犯したとして神獣としての責務を問われ、応龍はやむなく南方へ隠棲することとなった。このことが原因で、中国では南方以外で旱（ひでり）が多発するようになったと伝えられている。
また『述異記』には、「泥水で育った蝮（まむし）は五百年にして蛟（雨竜）となり、蛟は千年にして竜（成竜）となり、竜は五百年にして角竜（かくりゅう）となり、角竜は千年にして応龍になり、年老いた応龍は黄龍と呼ばれる」とある。
そのほかに、『瑞応記』では「黄龍は神の精、応龍は四龍の長」と記されている。
最強王図鑑フランチャイズでは
トーナメント本格参戦は『ドラゴン最強王図鑑』から。1回戦でケツァルコアトルの翼を封じ地面に墜落させ勝利。2回戦では九頭竜の猛毒を聖なる力で無効にして首を強引に引きちぎり、準々決勝ではレインボー・サーペントの首を締めあげて、準決勝ではゴルィニシチェの火炎を荒らしを巻き起こしたことで強行突破し中央の首を噛みちぎり撃破。決勝戦でレヴィアタンに一時劣勢になるも接近戦を制して優勝した。
続く『異種最強王図鑑 天界頂上決戦編』ではシードにより1回戦を免除、ペルセウスとの戦いで透過能力を見破り初戦となる2回戦を突破後、クロノス、ヘラクレス、タルタロスを下し優勝した。
キャラ図鑑によれば、現状空想世界では応龍が最強だそうだ。
そして、アニメ版は現実世界縛りだったため登場は厳しい…と見られていたが、2期となる『Ultimate Tournament編』にて現実世界の生き物とは別枠でドラゴン同士のバトルが展開されることが発表(勘違いしないで欲しいが、PRタイムズの記事を見る限りは現実生物とは別枠になるという。SPマッチでの登場だろう)され、応龍もシルエットで存在が明かされた。…しかし原作ファンからはシルエットでなお存在感を隠せていないと言われてしまった(恐らく原作未読勢のためにシルエットで示唆されたのだろうが。)
関連タグ
応龍(無双)…無双OROCHI2Ultimateから参戦した仙界の将。
