概要
愛称は山麟(ヤマリン)。北海道旭川市出身。
1953年、第1期東映ニューフェイスとして東映へ入社。翌年『学生五人男』に主演デビュー。
以後『警視庁物語シリーズ』(全24作)の刑事役、『網走番外地シリーズ』の囚人役・看守役など、主にアクション映画の脇役・悪役として活躍。特に1960年代後半以降のヤクザ映画では悪役として活動し、『日本侠客伝シリーズ』、『昭和残侠伝シリーズ』における強面のヤクザ役を演じた。大学の後輩である高倉健からの信頼も厚く、共演作品は数多い。
1970年にフリーとなり、テレビドラマでも刑事ドラマや時代劇に多数出演。テレビ朝日『浮浪雲』、日本テレビ『大追跡』などでは、コミカルな演技も見せ、後期はスキンヘッド姿で出演することが多かった。晩年はバラエティ番組にも多く出演した。
1980年、肝腎症候群癌性悪液質のため53歳で死去した。