内田春菊

1959年生、長崎県出身。本名は内田滋子。

幼い頃に実両親が離婚、その後やってきた継父（内田の実母を妾としていた）に中学生の頃から性的虐待を受けるようになったため家出等を繰り返し、高校を退学になった後上京。

職を転々とした後いしかわじゅんの紹介で漫画家としてデビュー。

ラテンバンドのヴォーカルとしても活動、「でんこちゃん」のような広告キャラクターもデザインし、映画やドラマでは自ら女優として出演するなど多彩な活動を行っている。

実母や実妹とは上記の過去の経緯や金銭トラブルのため絶縁したことをエッセイや作品の後書きで公表しており、ストレートなハッピーエンドを好まない（というより嫌っている）作風にもこうした過去が影を落としている。

小説家としてのデビュー作「ファザーファッカー」は自伝的内容で、家族とのトラブルを暴露した内容ともなっている。

3度の結婚歴で4児があり、長女の紅多は人力舎所属のお笑い芸人｢人間横丁｣、次女の紅甘は女優として活動している。