プロフィール
概要
本作『ようこそ!恋ヶ崎女学園へ』においてプレイヤーの分身となり、作中の舞台となる『恋ヶ崎超女学園』に編入して来た男子。
諸事情(詳しくは恋ヶ崎の記事を参照)により編入当初(メインステージ1からステージ11)は2年生で、メインステージ12からは進級して3年生となる。
他のソシャゲの主人公と同じく、デフォルトネームはプロフィールの通りちゃんと設定されているのだが、『主人公=自分』としてプレイするプレイヤーが大半で、『作中での名前はプレイヤーが自由に変更して決めることができる』ためプレイヤー同士の交流の場であるコミュニティにおいても、その名前が出てくることは皆無である(ただし、他のアダルトソシャゲにコラボで出演した際は『花山晴男』名義で一貫している)。
いわゆるエロゲーの主人公兼ソシャゲの主人公(ソシャゲ主人公)ポジションのキャラクターなのだが、恋ヶ崎の主人公はちょっと…いやかなり個性とクセが強い人物なので、それらをここに記載する。
容姿
本作は主人公の主観でストーリーが展開されるため、彼の姿が写ることはほとんどないが、確認できる範囲では『茶色寄りの髪色(だがイベントCGによっては黒髪で描かれることもある)をしており、他のエロゲーの主人公やギャルゲーの主人公と同じ目が見えない程の長い前髪』をしているが、とある限定イベントでのHシーンではアングルや作画ミス等が理由でのっぺらぼうを晒してしまったこともある。
恋の成就前のヒロイン達からの印象に関しては
と言った感じで総評としては『女子達にキャーキャー言われるほどのイケメンやハンサムではないが、純愛系な恋愛ものである本作の主人公が務まる程度にはフツメンな容姿』といった感じである。
能力
前述の通り恋ヶ崎の世界における男子は『超女学園』に配属される前に『超男子校』と呼ばれる教育機関で英才教育を受けているため、『男子はエリート及び優等生であるのが当たり前』とされているのだが、主人公はというと、超男子校に所属していた頃は授業中に居眠りをしたり落書きをして遊んでいたりとまともに聞いておらず不真面目そのものだったため本編開始の1年前にあった1年生の頃の編入試験に失敗してしまい、恋ヶ崎超女学園への編入は2年生からとなった。
そのため、特に苦手としている学問や礼節(マナー・作法)といった分野においては後輩である1年生のヒロイン達に呆れられるほどに壊滅的である。他にも料理の腕前は料理の知識・技術・経験が皆無にもかかわらず思い込みや記憶任せでどんどん進めて、最終的に食材のアンデッドキマイラを生み出してしまう程であり、その為彼が料理をすることは殆どなく、彼に仕える人造女子であるナナや作中のヒロイン達が担当している。更に、絵を描くことに関しても主人公と恋人になったヒロイン達ですらモデルになる事を断る程で、とあるヒロインにはその極端な下手さから『福笑い』と称されたこともある。恐らく某クソアニメの劇中劇レベルで酷いのだろう…
しかし何をやらせても全てがダメというわけではなく、運動やスポーツ、力仕事といった身体を動かす系の分野に関しては、女子から尊敬される程度には優れており、マッサージや木登りに加えて『(人に説明できるほどルールは把握していなかったが)ポーカーが得意で、超男子校に所属していた頃は全戦全勝を成し遂げる程の実力を持つ』という隠れた特技も持っている。
といった具合に飲み込みやスキルや能力の上達はとても早い方であり、それがヒロインとの恋の成就にもつながったケースも存在する。
性格
この手の「キャラ収集系ソシャゲ」の主人公は、個性豊かなヒロインに対するツッコミ役な常識人が定番だが(凌辱系は除く)、恋ヶ崎の主人公は(90年代のエロゲ主人公みたいな)お調子者の三枚目かつスケベでバカな性格をしている。
なので、人の話を最後まで聞かずに面倒ごとを起こすことも多いトラブルメーカーであり、スケベさや不真面目さが災いして、限定イベント等での行事・大会では『開会式等で大事な説明を(主にヒロインの身体に見惚れていた等の理由で)頭に入れずに聞き流してしまい、後でヒロイン達に聞く』という流れがお約束のようになっている。(自分と接するヒロインやストーリー、限定イベントによっては常識人やツッコミ役な立ち位置になることもある)
そして超男子校にいた頃は『お前の取り得はその正直さだ』と教師に褒められるほどに良くも悪くも正直な性格で思ったことをそのまま喋ってしまうため、それがヒロイン達とのコミュニケーションに大きく影響している。
良く言えば『何事も自信を持って挑戦できる』悪く言えば『知識も技術も経験も皆無にも拘わらず根拠のない自信に満ち溢れている』と言った性格をしており、作中でも『主人公が自信満々で挑むも、あからさまな失敗や問題点に全く気付くことができずに、完成や終了してもそれは客観的に見れば最低の出来栄えや結果になってしまう』というのがお約束のようになっている。
女子(本作では女性全般を指す)対してはスケベな目で見てしまう事もあるが基本的に友好的であり、もし仮に女子に辛辣な対応や毒舌を浴びせられても、心の内に抑え込んで我慢できるため、怒って暴言や暴力で反撃するといった好ましくない対応を取る事は決してないが、『堪忍袋の緒が切れる』『自分の大事に思ってる女子が危害を加えられたり侮辱される』等の場合においては別で、声や態度を荒げてしまう事もある(が、それでも暴言や暴力を浴びせることは絶対にない)。後者においてはヒロイン達との恋の成就を経て成長したためか、とある女子に自分の恋人の一人である桐華を侮辱された際には、「俺は超男子校でも落ちこぼれだったし、何を言われたって気にしないし構わない でも桐華や俺の恋人たちを悪く言うのは許さない」と食って掛かっている。
また『大きくても小さくても、おっぱいには等しく魅力がある』という持論を持っており真の意味でのおっぱい星人である。
実際、とある限定イベントでは『一人ずつ順番で』というルール上ながら一緒に混浴した自分の恋人たちに背中に直接当てられた胸から誰なのかを当てる『おっぱい当てゲーム(命名:小梅)』にパーフェクトで正解するという、文字通りの意味で『肌で理解する』を体現してみせた。
三枚目な要素が強い彼だが『女子と恋の成就を成し遂げたい』、『目の前で困ってる女子を救いたい』という気持ちはまぎれもなく本物で、たとえ自分に失礼や無礼とも言える態度を取ってきた女子がピンチに陥っても嘲笑うようなことは決してせずに手を差し伸べて助ける性分である。
そして『恋の成就』や女子を救う為なら努力は惜しまず、あらゆる困難に立ち向かい、自ら考えて行動する事もでき、それが恋の成就に繋がったヒロインも存在する。
ほんの一例として
- 保健所行きになりかけた子犬を里親を見つけることで救う
- スキャンダルが発覚して評判や信頼がどん底に落ちたアイドルを再起させる
- いじめが原因で引きこもりになった女子を立ち直させ学生として復帰させる
- 深刻なトラブルが発生して万策が尽きた超女学園のバザーを自分が指揮を取ることで成功に導く
といった感じである。
また期間限定イベントでは
- (主人公は全く自覚がなかったが)逆恨みで自分を酷い目に遭わせたり、悪口を浴びせてきたヒロインが自業自得で取り返しのつかない過ちを犯してしまい、主人公に助けを求めてきたときは迷うことなくそれに応じる
- 同じ学園の多くの女子達によって他の男子だったら女子に対して大きな拒絶反応を起こして当然な酷い目に遭わされても後遺症も恨みも全くなく「大変だった」で済ませる
- 自分達の通う学園がテロリスト達に制圧されてしまうというとても気を揉む大規模なドッキリを仕掛けられても、自分を騙した女子達に怒らずに笑って許すどころか、自分の恋人達をはじめとする女子達の無事を泣いて喜ぶ
といった具合に『あきれ果てたお人好し』と言ってもいい程にとても寛容な所もある。
血縁者
主人公には腹違い(異母)の姉や妹がいるのだが、男子の近親者は、その男子との恋に発展しないように別の地域で暮らしているらしく、遺伝的な偏りが生じないように、各地の超女学園に分散されており、主人公が恋ヶ崎超女学園に配属されたのも、落ちこぼれ以外でそういう理由があり、主人公が血縁関係のある姉や妹と作中でご対面する可能性は極めて低いと思われる。また、余談ではあるが主人公の姉や妹は主人公に悪い意味でよく似て問題児であるらしく、健康面で元気で暮らしているらしい。
生活
恋ヶ崎超女学園の敷地内にある一軒家……即ち『男子専用寮』でナナと一緒に生活しており、その屋内は広くて豪華で、寝室だけでもホテルのように豪華である。
余談
エロゲーの主人公及びソシャゲの主人公(ソシャゲ主人公)であり、しかも世界観が世界観なため、彼と恋人関係であるヒロインはとても多いのだが、その数はメインヒロイン・サブヒロインだけに絞って考えてもなんと驚きの36人である。(出番が限定イベントのみのヒロインも込みならば更に12人増えて総計"48人"になる)
彼やこの青年、この方、この人のように『美女や美少女なヒロイン達とは親密な関係で信頼されているソシャゲ主人公』は多くいるが、ヒロイン達全員と『相思相愛の恋人』となっている事が正史扱いされている主人公は彼くらいだろう(ソシャゲでは「期間限定イベント」に支障が出ないようにヒロイン全員が友達以上恋人未満だとするのが基本である。逆に言えばDLCが存在しない(少ない)パッケージソフトなら「ハーレムルート」も少なくない)。
もっとも恋ヶ崎は他の恋愛要素のある作品とは違い『自分を除く全校生徒(1000人の女子)と相思相愛に成る事』を求められ、『一夫多妻(ハーレム)が許されるどころか推奨されている』という世界観である事が大きいが……
また、恋ヶ崎の限定イベントでは
- 恋ヶ崎がサービス開始してから間もない頃に実施された限定イベントではバーベキューに詳しかったのに、それから後の時系列の話である夏合宿イベントではそれに関する知識をド忘れしている。
- 二人の人魚とは恋人関係であるというとても大きな秘密があるにもかかわらず、それから後の時系列の秘密基地イベントでは「俺に秘密はない」と断言している
等の矛盾が発生しているが、前述の『(他の男子だったら合格して当たり前の)編入試験に失敗するほどの落ちこぼれ』という設定が災いして(功を成して?)一部のプレイヤーには「一学期の中間・期末とテストを乗り越えた結果、脳の容量オーバーで古い記憶が消えた」と言われたこともある。
関連タグ
ようこそ!恋ヶ崎女学園へ 主人公(ソシャゲの主人公/ソシャゲ主人公)
愛すべき馬鹿 お調子者 三枚目 一級フラグ建築士 やる時はやる男