不破優月

椚ヶ丘中学校3年E組の女子生徒。

ボブカットヘアーでタレ目。律(自律思考固定砲台)の名付け親。

少年漫画が好きでそれらしい妄想をすることがある。しかし設定の掘り下げが甘い。

本人曰く｢普段から少年漫画を読んでいるからこそ異常な状況に陥っても素早く適応できる｣らしくそこから鋭い観察眼を持ち、推理力もある。

事実作中では普久間島編でウイルステロの実行犯を看破したり堀部イトナの身元を割り出す糸口も発見している。

父、兄と三代続くジャンプっ子で、発売日にはジャンプを買ってから登校する。漫画を描く技術も高いらしい。

ジャンプだけでなくサンデーやマガジンにも精通しており、ミステリーが好きなようである。

同作者のデビュー作に登場する女子高生探偵を連想させる決め台詞を述べた所為か中の人が同じ。

加えてアニメスタッフも狙っているのか、19話においては彼女が決め台詞を述べた上で、デビュー作の文庫版の宣伝までするというマーケティング倫理に配慮していない露骨なステマが原作通りにされている他、デビュー作の主人公の中の人がゲストキャラを演じている。

好きな言葉は『友情、特殊能力、勝利』。

漫画に精通しているためにメタ発言が非常に多い。

メタ発言の例：学園祭編にて、修学旅行編の不良たちがどんぐりつけ麺を食べた際「8ページくらい使ってリアクションさせたかったけど、それは他の作品の独壇場」と言ったり、原作者の言いたいことは基本的に不破に代弁させているなど、とにかくやりたい放題である。

クラスから付けられたあだ名は「このマンガがすごい!!」(命名：杉野友人）

卒業後の進路は、不破の成績を超過した高校(老師寺高等学校)に進学した模様。大学(稲田大学)卒業後はジャンプ目当てで集英社に就職するも、ジャンプは基本的に男性しか雇用しないと知り、泣く泣く少女誌へ。その後担当作がドラマ化し大ヒット。(卒業アルバムの時間より)

・潮田渚

ツッコミ担当①。不破の斜め前の席で、彼女の作り込みの甘い設定やメタ発言に度々ツッコミを入れている。卒業アルバムの時間では、寄せ書きに「妄想もいいけどステマはほどほどに！」と書かれている。

・茅野カエデ

ツッコミ担当②。不破の前の席で、休み時間は一緒に過ごすことが多い。渚と同じく不破の漫画話に度々ツッコミを入れている。

・原寿美鈴

ツッコミ担当③。後ろの席で妄想に突っ走りがちな不破を、文字通りずっしりとした安定感で現実に繋ぎ止めてくれている、謂わば碇のような役割。渚、カエデ、原の3人のお陰で不破の漫画脳は鍛えられていると言っても過言ではない。不破からは漫画の話をよくされるそうだが、おかんは聞き役が上手なように、原は聞き役が上手なだけで、実はそんなに詳しくない。

・中村莉桜

不破の読んでいる少年漫画を横から見ては、キャラ同士をふしだらな方向へ持っていこうとする。不破が好むキャラの関係性とは全く別方向からぶっ込んでくるので焦っているらしい。

・倉橋陽菜乃

作中での会話は極めて少ないが、少女漫画好きな倉橋でもわかる少年漫画を幾つか布教しているらしい。不破自身、少女漫画も読まなくはないが、今どきのやや過激な少女漫画は見るだけで赤面するらしい。

・菅谷創介

漫画に出てくるマーク等をメヘンディアートで綺麗に描いてほしいと頼んだが、どう説明してもわかってもらえなかったとのこと。公式ファンブックによると、毎週ジャンプの回し読みをする程仲が良く、お返しに美術関係の雑誌を貸しているが、不破は読もうとすらしないとのこと。

・竹林孝太郎

同じ二次元を愛する者である竹林とは趣味について語り合ったことがあるが、考え方の相違で一度戦争が勃発しそうになって以降は一歩引いた関係を守っている。

・村松拓哉

日頃ほとんど関わりのない両者だが、不破がアツいヤンキー漫画にも造詣が深いと知ってから一目置いているとのこと。村松の中の「強そうな名字ランキング」１位に輝いている。

・自律思考固定砲台

不破が名付け親ということもあってか、作中では特に関わりの深い人物(？)。不破のおすすめしてくる少年漫画を読みふけっていたが、これまで読んだ漫画の分析から、最近のは先の展開が読めるとか。

・木村正義

作中では目立った関わりは無いが、過去に誰よりも大好きな自信があった漫画で、不破にマニア度で完敗したらしい。以降は急激にその漫画への熱が冷めた模様。

情報分析2位、速射4位

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