ミリム・ナーヴァ
みりむなーゔぁ
※注意)この記事にはネタバレ要素があります、特にアニメ・漫画やゲーム作品から入った人はご了承の上閲覧下さい!
「はじめまして、ワタシはただ一人の『竜魔人』にして『破壊の暴君』の二つ名を持つ魔王ミリム・ナーヴァだぞ」
「何だ?ワタシと遊びたいのか?」
「許さぬぞ。ワタシの友を奪ったな?絶対に許さないのだ!!!」
「殺ス」
ギィに次いで生まれた最古の魔王の一人(ギィとミリムとラミリスの三人が最古の魔王と称される)で他の魔王に比べても別格の強さであり、スキルの応用等を用いない単純な力だけなら作中最強クラス。
戦う事以外の楽しみを知らない退屈を嫌う性格。
竜種と人間との間に生まれた唯一無二の竜魔人。
大陸の東端にある「忘れられた竜の都」を領土とするが、昔にこの地を荒らす魔物を追い払ったことでその民に神と勘違いされて信仰対象になってしまい、結果的に彼女が治めることになったに過ぎない。そのため実際の統治は神官たちに押しつけ、彼らの目を盗んでは面白そうなものを探して大陸中を遊び歩いている。このため基本的に配下を持たない主義(だった)。
見た目は可憐な美少女(リムルには「解析するまでもなくつるぺた」と評されている。が、入浴シーン等で確認する限り、顔や身長に対してむしろしっかり出ている方である。)で、性格は無邪気で天真爛漫、喧嘩っ早い様はまるで子供の様であって対話関連においては見くびられることもしばしばあるが、長い時を生きているだけはあり、いざ戦闘や謀となれば凄まじい頭の回転と老獪な立ち回りを見せる。特に観察眼と演技力は他の魔王たちをも出し抜く程優れており、良い意味で「見た目に騙されるな」を体現してると言える。演技力に関しては主に「敵に洗脳されたフリをする」という形で披露されており、普段のミリムを知っているとそのギャップによって余計に騙されやすく、味方側であるリムルも度々騙されている(目付け役のフレイに言わせると隠れてガッツポーズをしたりしてる姿を目撃されているため「見ててバレないかこっちがヒヤヒヤする」と言われていた)。一応ミリム本人は自分の演技に自信があるのか、このスパイ染みた行為を作中で度々行っており、実際全ての場面において敵の目を欺く事に成功している。
作中では基本的にリムル達の味方であり、彼等からも信頼されて頼りにもされているが、機嫌を損ねて暴れれば集落一つなど軽く滅ぼせる危険人物であることに変わりはない。そして本当に本気を出せばかつてのギィとの戦いのように世界を滅ぼすこともできる。そのためリムルからは「問題児」として警戒と同時に心配されており、彼女自身もそれを自覚している為、普段は彼女なりに力をセーブしている。だが、転スラ日記では、彼女が起こした被害報告でリグルドが怒るほど(無自覚に)器物破損をしまくっていると言う(主にドア破壊など)。
しかし、根の部分は他者への配慮や気遣いができる性格であり、自分の力が危険だという事を理解して無闇に命を奪ってしまわないように力を押さえるように心掛けるなど、怒らせた時こそ凶暴だが本質は優しい性格である。それ故にフレイからは心から愛され慕われると同時に魔王としては「優しすぎる」として生き残りを賭けた殺し合いたる本気の戦いからはできるだけ避けておきたいと思われている。
退屈しのぎに参加していたクレイマンの魔王誕生計画を潰した存在に興味を持ち、魔国連邦(テンペスト)へと強襲した先でリムルと出会う。当初は配下に加えるつもりだったが(後述の能力からしてこの時点でリムルが魔王種を獲得していたのを見抜いていたと思われる)、リムルの持つ蜂蜜につられて矛を収め、食事の楽しさ、オシャレの楽しさなど次々に面白いものや考えを見せてくれた事が嬉しくなり、リムルと親友(マブダチ)の関係となる(Web版では、蜂蜜は登場しない)。
なお生野菜が大の苦手。特にピーマンには心を虚無にするほど。
これについては、彼女を信仰する「竜を祀る民」の神官長ミッドレイの影響。荒れ地の多い「忘れられた竜の都」では生鮮食品は高尚な食べ物であり、最上の供え物として山ほど供されてきた。その上竜の都はかなり閉鎖的な社会で他所の要素を取り入れようとする考えが長年拒絶されて文化の進歩に乏しく、料理に至っては概念が存在しない(肯定されない)レベルであり(辛うじて肉を熱消毒目的で焼く程度)加工された食べ物の入手の機会は皆無であった。
民や神官たちが善意で貴重な生野菜を供えてくれるのを理解しているので、ミリム自身は言い出す事が出来ず苦手なのを我慢しつつ残さず平らげている。神官の一人で旅の経験があるヘルメスは、ミリムが我慢して自分たちに付き合っている事に気付いており(肉をこっそり差し入れすると満面の笑みになるらしい)、生野菜地獄が彼女の出奔癖の理由の一つではないかと推測している。
『転スラ日記』では顕著にこの点が紹介され、にんじんに強い拒否感を示していた。しかしシュナが飾り切りを施すと途端に「美味しい」と言って平らげたため、隣にいたにんじん嫌いのベニマルの立つ瀬がなくなってしまった。ほか野菜に難色を示すシーンが良く登場するが、美味しく料理されたものは進んで完食している。
最初の竜種である星王竜ヴェルダナーヴァを父に、東の帝国の初代皇帝ルドラの妹ルシア・ナスカを母に持つハーフで、竜種に近い存在として父の力の大部分を引き継いで生まれてきた(竜魔人は肉体を持った精神生命体という特殊な存在である)。
しかし生まれて数年で両親は帝国が敵国に仕掛けられたテロが原因で命を落としていたため、ミリム自身は両親の顔を知らず、皇帝家と血縁にあることすら知らない。
父から生前自身の残された力から生み出された分身ともいえる子竜精霊竜(エレメンタルドラゴン)を友として与えられており、互いに心を交わし平穏に暮らしていた。
しかし彼女の力を欲し手中に収めるのを企てた超魔導大国ソーマのクソ野郎の陰謀で精霊竜を殺されてしまう。その死を嘆き悲しみ怒り狂い力を暴走させたことで敵の国十数万人を葬り去ってしまいそれでも収まらず世界全体を壊滅させかねない勢いだったが一人の魔王が止めに入ろうと七日間にも渡る死闘を繰り広げ精霊女王が仲裁に当たったおかげで辛うじて正気を取り戻す。その際刈り取った人間の魂を吸収したことで真なる魔王へと覚醒、それに呼応し精霊竜は蘇生したのだが死亡に伴い魂が霧散してしまっていたため本来の意思を失った存在と化し邪悪な竜「混沌竜(カオスドラゴン)」へと変貌。ミリム以外の他を顧みず破壊の限りを尽くす存在となり果ててしまった。
その姿から友はもういないのだと悟り嘆きながらも混沌竜を封印、魔王としての最初の偉業として御伽噺として語り継がれる事となる。
悲劇のあまりか長年を過ごしていたためかこの時期の事はほぼ忘れてしまっていた様だが未だに彼女の心の内は大切なものを失ったために満たされない思いを抱えている。それらとは別に歴史的な年月を生きてきたため知り合った者に尽く先立たれてしまったのは想像に難くなく(その際の辛さを隠してきたのか彼女を知る者は他者の死は笑顔で見送る筈だと語っている)、加えて強すぎるがために多くの者と心理的に距離を縮めることができていなかったらしく(竜を祀る民達は彼女を心配するのは畏れ多いと自発的にしていたらしい)リムルに心を開いた時には友人と思う者はリムル一人だと語っている。
リムルを何度も魔王に勧誘もしていたのは(魔王以外との交友に乏しかったというのもあるだろうが)「大切な者がいなくなってしまう可能性を下げたい」という思いがあったのかもしれない。
クレイマンの起こした騒動では操られたふりをして情報収集をしていた。調子に乗るクレイマンの暴力や暴言にも無反応を決め込み、徹底して傀儡となった演技を続ける。なお(喜怒哀楽問わず)感情が抑えきれなくなった時は、大嫌いな生ピーマンを口に突っ込んで鉄面皮にしていたとか。
当初、魔王達の同情や打算を惹いてリムルを潰すつもりだったクレイマンの計画はギィの「力こそ正義」の方針でご破算となり、ミリムもクレイマンが尻尾を出すまで彼の指示に従ってリムルの相手を請け負う。しかし途中で乱入してきたヴェルドラを見つけると、リムルとクレイマンの一騎打ちをお膳立てするために指示を無視してヴェルドラへと標的を変更。
そしてリムルが勝利に王手をかけた時点で、演技を止めてフレイ共にクレイマンを裏切って孤立無援に追い込む。しかし最期までクレイマンは黒幕の存在を吐くことなく、リムルの「暴食之王」に食われて消滅した。
結果的に、魔王達の宴(ワルプルギス)にてカリオンとフレイが魔王の座を降り、自らの配下に加わった。二人とクレイマンの領地であったジスターヴも統合された元魔王三人の領地を併呑したことで否が応でも領地経営に携わらざるを得なくなり、フレイの教育・指導のもとで領主としての忙しい日々を過ごす事に。
だが、時折隙を見て自国を抜け出してはテンペストに遊びに来ている。
紅蓮の絆編ではラージャ小亜国の使者との交渉を宴だと勘違いして乱入したり、リムルがいなかったタイミングで来たため留守を任されたヴェルドラと力比べをしたため街の周辺に複数の巨大クレーターができたほど甚大な被害になってしまった。その後、フレイに引きずられながら強制連行された。
また、開国祭編で新たにできたラミリスの地下迷宮の建設・運営に協力しており、フロアボス兼フロアギミックにするためのドラゴンを捕獲してきたり、ヴェルドラと一緒に罠を張ったり、リムルが作った仮魔体(アバター)を操って迷宮挑戦者達を迎撃したりと自由気ままに楽しんでいる。
- 竜眼(ミリムアイ)
あらゆる物事・事象を見通し看破するユニークスキル。遠距離の監視魔法も即座に感知し、直に睨まれれば隠し事はほぼ不可能。ただし自分に都合の悪いものは目に入らない。
- 竜耳(ミリムイヤー)
どんな物音や小言も聞き漏らさないユニークスキル。地獄耳の究極系とも言える。竜眼同様に自分に都合の悪い事は聞こえない。
- 竜星拡散爆(ドラゴ・バスター)
必殺技の一つ。星粒子の光線(アニメでは水色)を拡散させることで一撃で都市一つ滅びる威力を持つ。
所謂拡散かめ◯め波。星粒子は霊子よりも強いので、霊子崩壊も効かない。
テンペストとの交流を経て、威力を落とし精度を上げる「手加減」を覚えた。手加減と言えど、「魔力妨害」を有するカリュブディスを依り代にされてる者が宿った核だけ傷つけずに一方的に倒してしまえる程。
- 竜星爆炎覇(ドラゴ・ノヴァ)
カリオンとの一騎打ちで披露した究極にして最強の魔法。一撃でユーラザニアの首都”ラウラ”を跡形もなく壊滅させ、直撃を回避したカリオンを余波だけで瀕死に追い込んだ。
アニメでは射線上に入った山々をまとめて消し飛ばした。
- 憤怒之王(サタナエル)
魔王に進化した際に得た大罪系究極能力(アルティメットスキル)。魔素が無尽蔵に湧き続ける。ギィの発言から大罪系の能力の中でも強力であることが分かる。
- ヘルモード
戦闘力のセーブを解除した戦闘特化した姿。漆黒の鎧状の服装に加え竜の意匠である紫の翼、額に紅色の一本の角を生やしている。また、魔剣「天魔」も振るう(天魔自体は変身せずとも召喚可能)。
- 狂化暴走(スタンピート)
発動したら世界の危機と言われているが、ヴェルザードに配下を全員凍らされてブチ切れて発動した。ミリムの本来の姿であり、緊急時においての無差別攻撃状態。紅の角は虹色になり、顔以外は不可思議な紋章を浮かべる竜鱗に覆われる。
https://twitter.com/mitz_vah/status/1578703950232301570/photo/1
- ドラゴンナックル
厳密には技でもスキルでもないのだが便宜上こちらに記名。魔国連邦に滞在中その力で無駄な破壊をしてしまうのを問題視されて作成された力を抑制するための装備。マブダチからの贈り物としてすこぶる気に入っており,これを付けた状態でもリムル、ベニマル、ソウエイ、シオンの4人(リムルの魔王への覚醒前ではあったが)を後遺症が残らない程度に抑えて蹴散らしている。
なお、デザインはぶっちゃけ『竜の爪型の手袋』。
これらに加えその身に多重結界を纏えるので魔王種クラスの斬撃すらも上手く喰い込まず、全力の光線が直撃しても片腕が痺れる程度の衝撃にしか感じない。戦闘形態にならずとも翼を展開して飛行も可能(漫画・映像版においては代わりに短距離では必要ないようだがマントを出現させて飛行する描写がある。)。
マブダチ。非常に懐いているが、リムルからは親戚の子供のような存在に見られている。その事は凡そ理解しているようで、本人にとっては何てことはない情報で釣って甘味やアイテムをせしめたりもしている。
恋愛感情はない模様……最終話ではリムルの『正妻』争いに参加していたが、理解せずに参加していた。
- ガイア
太古の昔から仲の良かったペットの竜。その死がミリムが魔王となったきっかけとなっている。
瘴気と負の感情によって混沌竜へと堕ち封印されていたが、マリアベルとユウキの策により復活。暴れ回るも、リムルとミリムの協力により心核を救出する事に成功。その後疑似魂を器に復活し、本当の意味での再会を果たす。
「天空女王(スカイクイーン)」の異名を持つ天翼国フルフロジアを統べる有翼族(ハーピィ)の元・魔王。以前は他の魔王を信じきれずにいたが、カリュブディスの一件で借りができたミリムに強者としてではなく友人として信じようと思うようになり、魔王達の宴で協力したのをきっかけに彼女を支える道を選んだ。
現在は支配者としての仕事を放り出して遊んでばかりのミリムを監督する役割を務めている。仲はなんだかんだで姉妹のように良い。ミリムが多少なりとも成長したのはリムルのおかげだと考えているようで、リムルの元で遊ぶことに対しては説教しつつも長い目で見守っている。
一方それ以前の時系列に当たる『転スラ日記』では加齢で乳が垂れだしてるとぶっちゃける、フライドチキンを食べてる時に思い出すと割とひどいことを言われてる。
かつてミリムと呪術王が推薦した「獅子王(ビーストマスター)」の異名を持つ、獣王国ユーラザニアを統べる獣人族の元・魔王。
クレイマンの騒動においてミリムとの一騎打ちに敗北し、力不足を痛感したことで魔王の座を返上し、自国を破壊した責任を取らせることも兼ねてミリムの配下となった。現在はフレイと共にミリムの補佐役をしているが、ミリムがしょっちゅう仕事を放り出して遊びに行くため、新魔王領の実質的な運営者である。
開国祭ではミリムの指示で謎の怪人・ライオンマスクとして獅子の仮面を被り武闘大会に出場した。
自身と同格の最古の魔王。前述の暴走で国どころか世界が崩壊しかけた所をギィが七日七晩の激闘で押し留め、ラミリスが怒りを中和した事でようやく収まった。以降、互いに一目置き合う関係になる。
- ミッドレイ、ヘルメス
領地である忘れられた竜の都の神官長とその側近。
彼ら「竜を祀る民」からは神と崇められているが、信仰が行き過ぎて文化的進歩を否定し変化を嫌う閉鎖的な国であり、(主にミッドレイを筆頭とする独自の宗教観が原因で)ご馳走が生野菜の盛り合わせなので、当時のミリムはあまり食事を好んでなかった(好意を無下には出来ないと出された食事は全て平らげていたが食事中の目は死んでいた。気付いていたのはヘルメスのみ)。
その他の民についても閉鎖的すぎてミリムは何かと世話を焼く退屈な連中と評していた。
父。現在は消滅しており、なぜか復活の兆しすら見せない。
叔母、叔父に当たりヴェルドラからは「兄の一粒種」とも称されており(ただし作中最初の魔王達の宴まで面識はなかったらしい。その事もあってか普通に呼び捨て)、迷宮(ゲーム)仲間でもある。
Web版と書籍版で容姿が大きく変化したキャラクターの一人。
プロフィールにある通り、Web版の髪色はプラチナピンク。――つまり桜のような淡いピンクをまとった銀髪であるが、書籍化に当たってサーモンピンクに近いより濃い配色に切り替わって赤髪に近くなってる。服装もWeb版ではゴスロリだったが、露出度の高いパンツルック(ギリギリでゴスパンクと強弁できる)に変更された。
これについては書籍化に伴うやむを得ない変更だったらしく、リムルを筆頭にただでさえ銀髪や白髪、パステルカラーの髪色が多い中、当初Web版では「竜種は皆銀髪である」という裏設定をそのまま採用するとさらに銀髪・パステルカラーのキャラが増えてビジュアル面に響くと苦言されたことで、やむなく変更と相成ったとか。それに伴い、服装も仕様変更になった模様。
かなで文庫版ではミニスカートで胴体の服の長けが長くなっているので腹部が途中まで隠れており、露出度が下げられている。
魔王ミリム・ナーヴァだ。花騎士としての名はセキチクをもらった。「無邪気」「快活」「才能」「才色兼備」……うむ!どれもワタシに相応しい花言葉だな!リムルとの約束がある手前、あまり全力は出せないが、こっちの世界にいる間は害虫退治にも協力してやるのだ。困ったときは遠慮なくワタシを頼るのだぞ!
フラワーナイトガールコラボのシナリオにおいて、花騎士として登場する。ただし、期間限定のガチャでしか出現しないのでご注意。それに加えて一般版のみにしか登場しないという制限もある。更に言えば、彼女だけレアリティは★6で、入手難易度はシオンとトレイニーとは比較にならない確率だった。
花騎士の世界へ来た際に『セキチク』の名前を与えられている。
第3話にて花騎士で構成されたリムル捜索隊と合流する。合流前には、シオンとトレイニーと共に飛ばされたようなのだが……。
2024年11月にはグランブルーファンタジーとのコラボイベントでも参戦がアナウンスされた。上述の花騎士コラボで登場したシオン及びリムルも一緒である一方、グラブルではラミリス及びディアブロも参戦しているため、果たしてどうなるか……。
(それを言えば、参戦メンバーは花騎士コラボよりもガーディアンテイルズなどのコラボが近い)
ある意味でもヴェルドラ=テンペストと共に空の世界を引っ掻き回した元凶かもしれない。後半イベントではまさかの姿を披露することとなる。
他のコラボと違って、プレイアブルこそはなかったが、エンディング2到達時にトレジャーと交換できる枠で登場した。
シリカ:中の人が同じ。ミリムと同じく竜を親友(=ペット)に持つツインテールの女の子。
ウィーネ:中の人が同じかつ、竜と人の要素を併せ持つモンスター娘繋がり。こちらはどちらかと言えば竜の要素が強い。
ダイ(ダイの大冒険):人間の母親から生まれた竜人繋がり。スライムの友達がいる他、すでに母親に先立たれている点も同じだが、彼は魔王と対になる『勇者』であるため、ミリムとは立場は真逆。
竜騎将バラン:上記のダイの父親であるが、彼には竜魔人と呼ばれるミリムの狂化暴走(スタンピード)に似た形態があるため、種族的にはこちらの方がミリムに近い。実際、過去にミリムと同じくかけがえのない存在を失った怒りで国一つを滅ぼしたことがある。
なお、ネタバレになるが息子も竜魔人と化すことが可能であることが明かされている。
ミネルヴァ(リゼロ)/シリウス・ロマネコンティ:他のなろう作品における「憤怒」。
ビルス:作中有数の強者で初登場時主人公勢は実力行使で抑えるのが不可能だった程。長生きの割に子供っぽいところがあり、楽しむ事が好きかつ気まぐれで機嫌を悪くすると破壊し回り兼ねない物騒な性格なため周囲は気遣いに必死となる(次第に緩和される)。また、自らが負うべき責務を雑にしたり、言動の問題を指摘されると誤魔化そうとする事も多い。
一方で基本的に自身なりに理屈は通そうとしており、暴れ出しても不必要に死人を出さない程度には配慮する。機嫌さえ損なわなければ立場由来の態度の大きさは見せつつも愛想よく接する。
食事を楽しむ事も趣味としており主人公達の住む地の食べ物をとりわけ気に入った事で攻め込むのを思い止まった。普段の服装は腹部が完全に露出している等良い意味でも悪い意味でも共通点が多い。
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