ホーンビートル
ほーんびーとる
大きな角とカニのハサミのような巨大な手が特徴的なカブトムシのモンスター。何気に初めてのカブトムシのモンスターだが、意外なことに本編には未登場であり、本編初出演はかぶとこぞうに取られてしまった。
だが、初期のドラゴンクエストモンスターズシリーズでは使い勝手の良いモンスターであり、知名度は高い方でもある。
初登場は『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド』。甲虫という繋がりからかはさみくわがた2体、もしくはよろいムカデと悪魔系の配合で生み出せる。
虫系のモンスターは成長が早く、特にコイツはけもの系の最強格であるキングレオに匹敵する強さを誇る。しかもこれほどの強さを持ちながら配合素材自体は早い段階で入手できる為、序盤から大暴れできるモンスターである。グリズリーと並んで初心者救済枠といえよう。
ただし、覚える特技はがんせきおとし以外イマイチ、そのまま配合しても親の特技が弱いものばかりで攻撃一辺倒になりがち。また、妨害系特技の系統が軒並みほぼ無耐性で、ザキ系・メガンテが弱耐性なのも欠点。
なるべく優秀な特技を持ったモンスターを親としてから配合すれば大きく化けてくれる。まさにモンスターズのシステムを象徴するモンスターでもある。
因みにホーンビートル2体を配合すると虫系最強のさそりアーマーになるが、正直ホーンビートル以上に使いづらく、そのまま使い続けたほうがよっぽどいい。虫系最強とは…(ただ耐性面であればやはり、さそりアーマーが上であり、ザキ耐性の向上やメガンテの完全無効化と全体的に特技に強くなる)
『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D』にて久々に再登場。Sランクの自然系、Мサイズ。+値が25で「いきなり赤い霧」、+50で「イオブレイク」の特性を得られる。
今作ではかつての作りやすさが失われヘラクレイザーとうごくせきぞう、またはヘラクレイザーとシールドオーガで出来る。因みにヘラクレイザーへの配合にはかぶとこぞうにメタルキングを使うので面倒くさい。というか4体配合する割合が多く非常に面倒くさい。
幸いあくまの書で4体配合の素材を簡略できるので活用しまくろう。
因みにサンダーバードと配合すればやはりさそりアーマーができ、更にメタルキング、またはメタルカイザーと配合するとメタルスコーピオンが出来る。
ストーリーでは裏シナリオのボス「魔戦士ホゲイラ」のお供として登場(もう一体はおにこんぼう)…したのだが、お供のハズが主であるはずのホゲイラより存在感が強い。
まずデカい。Мサイズであるので見た目の時点で存在感が強い。
次に特技が厄介。こいつは「ステルスアタック」という技を使うが、こちらの攻撃が当たらなくなる上に、ダメージもかなり大きいなど厄介この上ない。
そしてすっごいタフ。特性「ライトメタルボディ」のお陰で攻撃を1/2にカットする上に「めいそう」で回復してくる。こいつ自身のHPは2100程度だがライトメタルボディがあるため実質的なHPは4200となる。しかもめいそうも使うので超しぶとい。(因みに主のホゲイラのHPは1900)
という事で、主を差し置き、敬意(?)を込めて「魔戦士ホーンビートル」と呼ばれている(ホゲイラの存在意義とは一体…うごごご!!)
『ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵』にも当然登場。こちらでは他国マスターがはさみくわがたとかぶとこぞうと共に連れている他、ライブラリによれば「10年連続で男の子が仲間にしたいモンスターナンバーワン」らしい。