概要
画像右奥に見える像がネルス像。
『スプラトゥーン2』の追加コンテンツ『オクト・エキスパンション』において、黒幕であるタルタル総帥が最終手段として起動した世界をネリ直すために作られた破壊兵器で、この時代においては絶滅したはずの人間をモデルに作成されている。
性質としては「彫像型巨大砲台」とでも呼ぶべき代物で、自由の女神やミロのヴィーナス等の要素をミックスしたデザインとなっている。また口から生えたエネルギー砲「ネルス砲」はよく見ると、完成した4つのアレ(ミキサー)が計6つも使われている。
タルタル総帥はネルス像の右目におり、そこからネルス像を操作している。
ちなみにネル社の中枢施設も兼ねており、最後に8号が脱出のために通った各エリアはネルス像の体内に存在している(そのため、実は各ステージ名が人間の身体の部位から取られている)。
動力はソーラー発電で、表面に太陽光を当てることで世界をネリ直すエネルギーを急速にチャージすることができる。
が、これは逆に言えば表面にあたる日光をを何かしらで遮ってしまえばチャージは不可能ということであり、その弱点を突いて「イイダの開発した『イイダボム』でネルス像の表面を塗りたくり、チャージを不完全に終わらせ、最後にヒメがセンパイキャノンで破壊する」という作戦を決行される。
エネルギーチャージの時間は3分。8号の最初のナワバリバトルは「巨大な敵からナワバリを守る」ためのものとなった。
そして8号の活躍でネルス像は塗りたくられ、エネルギーチャージは不完全な状態に終わるも、タルタル総帥は強引に砲撃を発射。
しかし、その砲撃はカウンターとして放たれたセンパイキャノンとの押し合いに負け、ダメ押しとばかりにセンパイキャノンのフルパワーを浴びて大破。海に浮かぶ残骸と化してしまった。
なお、ネルス像の残骸がハイカラ湾をふさいでしまい船舶の航行に支障が出たため、工事中だったマサバ海峡大橋の建設運動が本格化。次回作『スプラトゥーン3』にて完成することになった。