トバル2
とばるつー
前作から引き続きスクウェア(現:スクウェア・エニックス)が1997年4月25日に発売のPlayStation用3D対戦型格闘ゲーム。
開発はドリームファクトリー。キャラクターデザインは鳥山明が担当した。
今作では、メインキャラクターの奥義技が使用できるようになり、空中コンボやジャストフレーム技といった新たな要素が加わり、ゲームシステムの面でも進化した。
前作からのメインキャラクターはトバルにて記載。
今作ではメインキャラクターに加えてクエストモードで捕獲したモンスターが使用できる。180以上のプレイアブルキャラクターが使用できるのは当時の格闘ゲームでは破格の人数である。
CV:銀河万丈
地球出身の医者。32歳。身長202cm、体重105kg。
研究材料となる王者の石を手に入れるために大会に参加。
ムエタイを得意とし、ノーガード戦法など相手を挑発する技も多い。
チャコ・ユタニ(湯谷茶子)
CV:小松里歌
地球出身の宇宙パトロール隊員。23歳、身長174cm、体重58kg。
カッツ財団の内情を探るためと、自らの腕試しのために大会に参加する。
実はグリンに一目惚れしており、任務に関係なく彼に接近しようとしているとも。
CV:速水奨
クエストモードを進めることで登場する魔物たちの親玉。
一見、人間と大差のない外見だが、半獣人のような禍々しい第二形態を持つ。
通常時はカポエイラのような足技重視の戦法を使用し、その実力はウダン皇帝を上回るとされる。
特典
今作では初回特典に「FF7」のイメージビデオが付属していた。ゲーム内では申し訳程度にチョコボが隠しキャラとして使用できるため、前作より関連性は高くなったと言える。
また「チョコボの不思議なダンジョン」に付属している不思議なディスクを使用する事でクエストモードで出てくる全モンスターが使用できるようになる。
次回作について
今現在、次回作は発売されていない。
2007年にケータイ向けの格闘ゲームとして「トバルM」が配信されたが、CGモデルなどはトバル2からの流用であり、使用できるキャラも限られており、正統な続編とは言い難い。
ゼリー型のモンスター
一部界隈で話題となったゼリー型のモンスター。とにかく効果音が生々しくエロい。
今ではスライム娘といった人気ジャンルも確立されているが、当時はゼリー型のモンスターが格闘ゲームで暴れまわるのは画期的であった。
また、倒したゼリーモンスターの体の一部であろうゼリーをメインキャラクターが一瞬で食す姿は勇ましい。腹持ちのいい黄色ゼリーや、一定時間無敵になる黒色ゼリーなど強力な付加効果が多く重宝した。(多分オレンジとコーヒー味)
まさにトバル2のソウルフード