ダイオウイカ(Splatoon)

「好ましくない体験」

実装当初は完全無敵になる性質を利用(というか悪用)して、「ガチヤグラに乗ってジャンプし続け無理やり確保する」「ガチアサリを持った状態でゴール下に移動し安全にゴールを決める」といった戦術が横行した。

理不尽であるとの声が高まったため、実装から1か月と経たずにバージョン3.1.0のアップデートで「ガチヤグラ上でのノックバック増加」「発動時にガチアサリ含めたアサリをその場に落とす」という弱体化を受けた。

運営がこの状況を表現したフレーズが「好ましくない体験」であり、プレイヤー間で理不尽な状況への怒りややるせなさを表現するスラングとして定着し(てしまっ)た。

しかし今度は悪用例のうち後者が「ゴール下にテイオウイカで突撃しそこに味方をスーパージャンプさせ強引にゴールを決める」(通称テイオウアサリ)と形を変え流行。一応ウルトラハンコなどでも似たようなことはできるのだが、スピードと安全性ではテイオウイカには到底かなわない。

それを汲んでか、バージョン7.3.0のアップデートで、テイオウイカを使った味方へのスーパージャンプがその味方の現在位置ではなくテイオウイカ発動時にいた地点となる仕様変更を受けた。

ガチアサリでは弱体化になるが、その他ルールではいわば「ジャンプビーコンが無敵化して一確を放ってくる」ような状況であり、一概に弱体化とは言いづらくなっている。

サーモンランNEXTWAVEでは

2023冬Chillシーズン直前のVer6.0.0アップデートより、テイオウイカも使用できるスペシャルの一つとして追加された。

最大の特徴は無敵になれること。そして、発動中も金イクラを獲得・納品可能なこと。これにより「金イクラはコンテナ付近に大量に転がっているが、周りにシャケが多すぎて納品できない」といった窮地の際に大きく活躍する。

攻撃力も絶大であり、テッキュウはチャージ突撃2回、その他のシャケもジャンプ攻撃を繰り返していれば簡単に一掃する。

また、ジャンプ攻撃にはクマサン印のスロッシャーのように貫通性のあるインクの渦が発生するらしく、装甲に隠れているコウモリ、地中を潜るモグラはおろか、低空飛行中のカタパッドも操縦士のコジャケに渦を当てれば撃墜可能。ドロシャケ本体すらも根本でジャンプ攻撃を繰り返せば倒せてしまう。

チャージ攻撃も強力であり、チャージ攻撃でグリルに突っ込めば一発でスタンさせられる。

まさしく万能……なのだが、欠点もある。

サメライドと違ってヘビの胴体は貫通不能。遠距離攻撃ができないため、ハコビヤやオカシラシャケのタツといった、地面から高い場所を飛ぶシャケに対しては全く攻撃が届かない（ハコビヤはコンテナに取り付いた際も同様）。

そして最大の欠点として、発動前後はバトルと同じく隙が大きいため、タイミングを見誤ると一瞬でシャケの群れにリンチされること、金網をすり抜けてしまうため、シェケナダムのように金網の多いステージの満潮では水没の危険性が非常に高いこと、などが挙げられる。

ダイオウイカ

テイオウイカ

『1』になかったオーバーフロッシャーを除くと、すべて『1』でダイオウイカを持っていたブキについているという特徴がある。

また、『3』からの新規ブキには今のところマイナーチェンジ含め採用はない。