キングパンドン
きんぐぱんどん
別名 | 双頭怪獣 |
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身長 | 63メートル |
体重 | 6万8,000トン |
出身地 | ゴース星 |
武器 | 赤・青の二色の破壊光線「ダブルレイ・インパクト」、火炎弾「双頭撃炎弾」 |
スーツアクター | 西村郎(超8) |
『大決戦!超ウルトラ8兄弟』にて初登場したパンドンの亜種。
かつてウルトラセブンと戦ったパンドンを強制的にスーパーヒッポリト星人が改造した怪獣らしい。過去に出現した改造パンドンとは異なり、こちらは生体改造の部類だろう。姿形は初代の個体というよりも、『平成ウルトラセブン』に登場したネオパンドンに酷似した個体だが、マドカ・ダイゴは幼少期に見たセブンの記憶からパンドンだと看破できていた。
巨大竜巻の中から山下埠頭付近に出現し、ウルトラマンのいない世界の横浜を「双頭撃炎弾」で破壊していく。
出現したウルトラマンメビウスとの戦いでは「双頭撃炎弾」の連射や「ダブルレイ・インパクト」を放射してメビウスを防戦一方にまで追い詰めるが、メビウスキックで大きく吹っ飛ばされ、「双頭撃炎弾」もライトニングスラッシャーで次々と捌かれて怯んだ所にメビュームシュートを受けて爆散した。この一戦で体力を使ったメビウスはスーパーヒッポリト星人のタール攻撃を受け、ブロンズ像になってしまう。
また、メビウスの体力を削いでスーパーヒッポリト星人に繋ぐ役割の他にも「超8」の世界で初めて観測された怪獣と扱われたり、双頭撃炎弾によって倒壊した瓦礫で坂田アキが負傷したりと中々の待遇が成されている怪獣でもある。
ウルトラ銀河伝説
ウルトラマンベリアルの手によってベリアル軍団の1体として蘇り、キングジョーブラックやエレキングなどと共にセブンに襲い掛かったが、駆け付けたウルトラマンゼロによって倒された。
ウルトラマンギンガ
新ウルトラマン列伝
CV:田中晶子
スパークドールズ劇場にて第3回から登場。首はそれぞれ性格の違う双子という設定。姉はテンションが高く荒っぽい性格で、関西弁で話し、「燃やしたろか」という物騒な言葉が口癖。逆に妹は礼儀正しい性格でサンダーダランビアなどに独特のニックネームを付けて呼ぶ。ブラックキングには「キャラが立っている」と評された。
バンダイよりウルトラ怪獣シリーズにて立体化。最初は『ウルトラ怪獣シリーズ 2008 MOVIE』からの発売で、続いて『ウルトラ怪獣500シリーズ』でサイズを縮めたバージョンが販売された。2025年現在では通常規格の『ウルトラ怪獣シリーズ』として販売されている。
ネオパンドンやキングパンドンのデザインは本来没設定であり、頭がくっついた元祖パンドンよりもこちらの方が古い。
デザインを担当した酉澤安施氏は池谷仙克氏の没デザインをベースにしたと語っており、デザイン画の説明では初代パンドンや『平成セブン』のネオパンドンの要素を融合させたという(出典:『てれびくんデラックス 愛蔵版 大決戦!ウルトラ8兄弟超全集』(2008)P86より)。一見すると初代要素はわかりにくいが、首元がつながっているのは初代の要素なのだろう。
近藤ゆたか氏は『空想法律読本2』にて、この没設定の方のパンドンをイラストに使用し、第51話の満身創痍のセブンと対決させている。
ちなみにトサカが生えていて黒目の有る方がネオパンドン、トサカが無くて白目をむいているのがキングパンドンである。
キングパンドンが初登場した12日前は、奇しくも初代パンドンが初登場した『ウルトラセブン』第48話から丁度40年目の日だった。また、メビウスが『セブン』に登場した怪獣と戦うのはキングパンドンが初めてである。
キング怪獣の中ではキングゲスラと並んで出番が多かったが、スーツがマガパンドンに改造されてからは初代パンドンの起用が増加している。
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