キャンデリラ
きゃんでりら
「私は喜びの戦騎キャンデリラ!美貌の秘訣は笑顔!キープスマイリングよ~!」
「フフッ・・・ ありがとう。あなたたちのおかげで、みんな 元気を取り戻せたわ~!」
肩書きは喜びの戦騎。楽しみの密偵ラッキューロの直属の上司。
口癖は「キープスマイリング(よ)」。
ハートをモチーフにしたデザインとなっており、勝っても負けても大体笑っているなど、底抜けにポジティブな幹部の紅一点。(とはいえ、デーボスが倒された際は流石に落ち込んでおり、続いてアイガロンが自爆した際はショックのあまり気絶して寝込んでしまった)
「美貌の秘訣は笑顔」と話しており、自身の美貌を磨く事に余念がない。
作戦を決定する際に、デーボスの望む感情に自身が司る「喜び」が選ばれない事があっても、「エステの時間が増えたって事よ」とポジティブにとらえたりする事も。
楽天的と言えば聞こえはいいが、突き詰めれば単なる無責任な楽天主義者でもある。
武器は、ハートを模した鎌状の「キャハハルバード」。戦闘においてはこれで巨大なハートを描いた後、相手をX字に斬りつける「キャハハルバード・喜びの舞」という必殺技を使用する(発動時にはバックに後述する人間態のウインクする顔が浮かび上がる)。
歌声にはデーボモンスターを活性化させる力があり、アンキドンの中にいたデーボ・ウイルスンの力を向上させ、アンキドンを苦しめていた。
実行する作戦は、「喜びの感情を集める」という自身の性質上、「ケーキを食べさせて人間を喜ばせる」等、悪の組織の幹部が考える作戦としては極めてイレギュラーである。これについてラッキューロは「人間共に奉仕活動してるようで屈辱的」と不平を漏らしており、カオスも「喜びの感情は面倒」といったような考察を述べている。
とはいえ、人間から喜びの感情さえ抜き出せればあとは何だっていいという考えが根底にあるため、催眠や洗脳で無理矢理人間から歓喜の感情を呼び起こさせたり、幸せを与えるために何か別のものを犠牲にしたりと、結局は人間にとっては有害となる計画ばかりである【例:半強制的に死ぬまで宝探しをさせる、理性を奪って精神的にも肉体的にも骨抜きにする、七夕の願いが本当に叶う代償に翌朝死ぬ】。
そういう意味では、やはり悪の幹部といった所である。
生み出すモンスターは「作戦は全然うまくいかないけど戦いだけは強い」(ラッキューロ談)。
だが、それを差し引いても悪の幹部としてはどこか憎めない存在らしく、ブレイブ25ではラッキューロ共々「別に倒さなくてもいいのでは?」とキョウリュウジャーの面々に思われていた(トリンにはデーボスの復活に繋がるとして却下された)。
キャンデリラの邪魔をする相手は大抵キョウリュウピンクのアミィ結月であり、彼女の乗るバイクに轢かれて飛ばされたり、自分のファンを取られたりと散々な目に遭いやすい。
ブレイブ40にて作戦で有働ノブハルに近づいた時、彼から悪事を働くのをやめるように説得された事があり、トリンが元々デーボスの生まれでありながら人間に味方したように、ラッキューロ共々改心させるのは不可能ではないとキョウリュウジャーの面々は考えている。
仲間意識も強いのか、ブレイブ42でエンドルフが因縁浅からぬ相手であるドゴルドに止めを刺すのを「仲間割れは笑顔の敵」と真っ先に制止した。
この行動を受けてエンドルフは「案外この(戦騎が全員揃った)中で一番強いかもしれない」とキャンデリラを評している。
その仲間意識ゆえにブレイブ45では、前話で解雇通告を受けたラッキューロを追って氷結城を抜け出したが、トリンの様に人間側に寝返る事を危惧したカオスにより、抹殺対象にされてしまった。
そしてブレイブ46にてアイスロンドの攻撃から身を呈して庇ったアイガロンの最期を看取ると、イアンに人間に危害を加える事なく生きる様優しく諭され、ラッキューロ共々デーボス軍から脱退する事となった。
最終回では、ラッキューロと共に大地の闇に侵入。トリン・鉄砕・ラミレスとの合体技で、カオスもろとも大地の闇を破壊する事に成功する。
そして戦いが終わったあとはラッキューロ共々、人間を喜ばせ楽しませる為に生きて行く事を決意したのだった。
ブレイブ11で初披露。以後もわりと頻繁にこの姿で登場する。
人間態を演じる役者はキャンデリラのCVである戸松氏本人。戸松は所謂、人として問題のあるキャラクターを演じたことはあるが、ハッキリとした定義でのヴィラン(悪役)は声優としても俳優としても今作が初となる。
初登場のときは、人間たちを骨抜きにするためにアイドルに化けて地下でライブを開催していた。クレジットされた役名は「アイドル」。
またブレイブ28で、ラッキューロの口から人間のアイドルをコピーした事が明かされた(余談だが、その回に登場した芸能事務所社長はアイガロン役の水島裕本人である)。
ブレイブ40では偽名で「桃園喜美子」と名乗っているが最終回のキャストクレジットにもこの名前が載っていた(因みにラッキューロは喜美子の母に変装した。喜美子の母を演じたのはラッキューロの声を担当している折笠愛)。
これによって、普通の戸松遥の似顔絵に「キャンデリラ人間態」というタグを付けられることがある様子。この行為はタグ荒らしとなるので、キョウリュウジャー関連にのみ付けることをおすすめする。
尚、キョウリュウジャーはトリンの人間態も同様に担当声優が演じるなど声優の顔出し出演が他にも多い作品で、特にブレイブ20ではキャンデリラの必殺技バンクシーンに戸松遥が、EDでけんいちくんとひろしくん(38)(鈴村健一&神谷浩史)、次回予告にドクター・ウルシェード役の千葉繁と偶然(?)にも声優の顔出し出演が多い回となった。
ラッキューロと共に宇佐見ヨーコ/イエローバスターと交戦するも、次第に息が合わなくなり蹴飛ばされた他、先輩のエスケイプと会話をするも話が噛み合ってなかったりとコミカルな面を見せた。
ラッキューロと共にキョウリュウジャーの仲間達に創造主デビウスの存在を知らせ、劇中では神社で2大戦隊が勝つ様祈願していた。
トリンのサポート役としてラッキューロ共々登場。目立った活躍はしなかったが、イ・プルン/ブレイブキョウリュウグリーンとユン・ドヒ/ブレイブキョウリュウピンクをスカウトしに行った。
尚、ネオデーボス軍と対峙した際に「デーボス軍だった事は消したい過去なんだから~」と語っている。
第32話・第33話にて、ラッキューロとともにまさかのサプライズ出演。声も勿論戸松氏。見ての通り人間から離れた姿をしているがキングオージャーの面々は特にコメントしなかった(あちらはバグナラクのハーフであるジェラミーがいたので、そういう種族と思っていたのかもしれない)。
本作では、未来からやって来た桐生ダイゴロウ(プリンス)の仲間兼特訓相手や、デーボス軍との戦いで精神が疲弊した子供達への精神的ケア等を行い、正式にキョウリュウジャー側として活動する。
尚、性格が基本的に超ポジティブな面が強いので忘れがちだが、やはり元敵幹部なだけあって戦闘能力は依然として高く(下手をすると今回のコラボ回で戦える面子の中では1番強いまで有り得る)、特訓では変身出来ないながらも巨大化したゾーリ魔を倒せるプリンスを描写は短いながらもあしらう実力を披露、ゾーリ魔の大量発生時には戦闘にも参加している。
キングオージャーとの交流では、アミィ結月が男性陣3人とは別行動を取ってゾーリ魔に捕らわれてしまっていたため、ラッキューロと共に女性戦士のヒメノ・ラン&リタ・カニスカと交流(後にアミィも変身後に2人と共闘)。
ヒメノの弾くピアノにノリノリで対応し、上記のセリフの通り彼女へ感謝した。
終盤では本気の証としてキャハハルバードを手にラッキューロと共に前線に参戦。更にノブハルとは、困難を乗り越えて結婚を間近に控えている事が判明した。
- モチーフはトランプのハートと、「オズの魔法使い」の主人公ドロシー。名前の由来は喜怒哀楽の「喜」とイタリアやトルコ等の通貨「リラ」。
- 戸松氏はスーパー戦隊シリーズにおいては、以前に『パワーレンジャー・ミスティックフォース』でマディソン・ロッカ(ブルーミスティックレンジャー)の吹き替えを担当した経験がある(ちなみにラッキューロ役の折笠愛氏も『パワーレンジャー・イン・スペース』及び『パワーレンジャー・ロスト・ギャラクシー』でカローン〈『イン・スペース』では敵役のアストロネマ、『ロスト・ギャラクシー』では2代目ギャラクシーピンクレンジャー〉の吹き替えを担当した経験がある)。
- もともとは狂喜の女幹部路線で悪役として活躍する予定だったがラッキューロと仲良く手をつないで登場したシーンで現在の方向で活躍することになった。
- スーツアクターを担当した蜂須賀祐一氏の姿に共演者からは最初は女性かと思いきや後で蜂須賀氏が担当してた事に驚いたエピソードがある。
- 戸松氏はその後ハピネスチャージプリキュア!で氷川いおな(キュアフォーチュン)を担当でキュアキャンデリラと中の人ネタになるが後にポプテピピックに出演で中の人ネタを含むパロディを披露で話題になる。
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キョウリュウジャー。なんですか、昨日のあれ!ノッさんとキャンデリラ、幸せになって欲しいです。本当に!☆ノッキャンタグありがとうございます!嬉しい限りです(*^。^*)758文字pixiv小説作品甘いお菓子と笑顔の理由
喜楽&楽哀を背景に沈めつつの怒喜のような喜怒のようなもの。(需要あんのかしら…)時系列としてはデーボ・ドロンボス戦間もない頃なのでウッチー入りドゴルドさんです。 キャンデリラさんて構いたがりの構われたがりだと思う(真顔)4,000文字pixiv小説作品- 孤高の科学者 セレナ・マーキュリー
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ノッキャン結婚おめでとう!!!!!!!!! なお、この話はノッキャンの言いつつ、ノッさんは出てこないです。 喜怒哀楽しか出てきません。 あと細かい時間軸は詳しく考えて書いていないので、何となくで読んでください。 ちなみに生産者はアイガロン狂です。 ※2ページ目の話はプライベッターに投稿していたものを加筆修正しています。 2024.8.9一部修正9,197文字pixiv小説作品シェアハウスブルース
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