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エネルガーZ

えねるがーぜっと

マジンガーZの企画段階の名称
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概要編集

マジンガーZは、初期企画段階では、アイアンZ、その後、エネルガーZに変更、最終的にマジンガーZとタイトルが変更された。

エネルガーZは、その後、マジンガーZのプロトタイプとして『真マジンガー衝撃!Z編』や『真マジンガーZERO』に登場した。


真マジンガー衝撃Z編編集

OPでは16話から、本編では19話~21話に登場。19話の回想シーンでは頭部とブレストファイヤー用の装甲などがなく、首に仮設のコクピットを付けただけの未完成状態の機体として登場。剣鉄也が操縦した。

20話の回想シーンでは完成した姿を現し、性能テストで発掘されたばかりの機械獣を相手に抜群の戦闘能力を見せる。バードス島脱出の際には鉄也の操縦によりゼウスの腕を持ち出し、窮地の十蔵やつばさを助けるなどの活躍をするが、ケドラを体に宿していた剣造の触手で頭部のバイクを引き抜かれ、無力化させられた。

同じく20話でのマジンガーZとの直接対決ではマジンガーと同等以上の性能を見せ、兜甲児を大いに苦しめる。21話において、光子力メルトダウンにより赤熱化した姿に変貌。ブロッケン伯爵の遠隔操作により熱海ごとマジンガーを消滅させようとするが、ゴッドスクランダーと一体となったマジンガーのビッグバンパンチによって粉々に破壊された。


真マジンガーZERO編集

マジンガーZの攻撃力に特化したプロトタイプ。防衛力に特化したアイアンZとともに登場した


立体物(超合金魂)編集

会場限定版編集

 最初に、2008年12月26日に池袋サンシャインシティ文化会館で開催された原画展「奇想奇抜~永井豪の40年~」において、超合金魂「GX-07E LIMITED エネルガーZ」が会場で限定発売された。

(同原画展では、海洋堂の「リボルテックシリーズ・ブラックマジンカイザー」も会場限定品として発売)。

 製品自体は、超合金魂「GX-07 マジンガーZ(OVA版)」のリデコ製品であり、可動域やギミックなどはほぼ同じ。

 変更点は「頭部全体の変更および、バイク・パイルダー号の付属」「背面部にスロープを装着」「胸部放熱板の形状変更」「アイアンカッターの削除

 背部スロープは、上下に可動域が設置されており、付属したパイルダー号を乗せて駆け上がり、当初予定していたバイクでのパイルダーオンを再現することができる。

 また、パイルダー号にはマントをなびかせた風進が搭乗している。


※後に、マガジンZの誌上限定発売品として、仕様変更された「GX-07I アイアンZ」の超合金魂も製造・販売される。

 こちらも仕様はほぼ同じだが、「上腕部および腿にメッキが施され」、「パイルダー号が風進と悪馬尻菊之助が乗ったものの二種類」になり、更に「アイアンカッターが付いた前腕部が付属している」。


真マジンガー版編集

 後に、真マジンガー劇中に登場した事から、超合金魂「GX-47 エネルガーZ」として2009年8月に一般販売される。

 ベースになったのは、超合金魂「GX-45 マジンガーZ」で、頭部および付属品と配色を仕様変更したもの。

 カラーリングは、劇中における「光子力メルトダウン」にて赤熱化した時のそれを再現し、上腕部および腿、腹部がメタルブラック、前腕部、胸部、脚部がメタルレッドになっている。

 頭部および胸部の放熱板を変更し、背部にはスロープを新造し取り付けられている。

 ただし、限定版のそれと異なり、こちらのスロープは無可動。

 パイルダー号も、劇中同様に「剣鉄也」および「兜剣造」の搭乗した二種が付属。剣造は腕組した状態のそれになっている。

 のちに、「TAMASHII NATION 2010」の会場限定品として、メルトダウン前のノーマルなカラーリングになった超合金魂「GX-47N エネルガーZ」も発売された。カラーリング以外、仕様はGX-47と全く同じである。


その他編集

 なお、 魂ネイション2013開催記念商品の「スーパーロボット超合金 マジンガーZ 超合金カラーVer.」。

 この製品には、オプションパーツとして「破壊したエネルガーZの頭部を握った左手首」が付属している(通常版では同パーツは、ガラダK7の頭部)。

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