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イビルジョー

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いびるじょー

イビルジョーとは、ゲーム『モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターの一種である。

上位・G級クエストにおけるみんなのトラウマ。

概要

モンスターハンター』シリーズに登場する「獣竜種」に分類されるモンスターの一種。

「恐暴竜」の異名を持つ。

下位クエストでは登場しない、怒り状態時に体の色が変化する、攻撃力が鬼高い、あるクエストでは10分経過(MH3は5分)すると2匹目が現れるなど、MH2におけるラージャンの後継者にあたるモンスターである。

自らの生命活動を維持する為に他のあらゆる生命を糧とする、特級の危険生物。

体長20m強、全高6.2mという、肉食性の種としては最大級の獣竜種。

首元まで裂けた巨大な口と無数の棘に覆われた顎は見る者を戦慄させる。

甲殻や外殻を特に有しておらず、暗い緑色の体に、現実の恐竜ワニのように頑丈な表皮と棘状の鱗に覆われたシンプルな姿をしており、体型もオーソドックスな肉食恐竜型である。

ただし、現実世界における獣脚類に属する二足歩行の肉食恐竜が、頭が大きく尻尾が小さいのに対して、イビルジョーは頭が小さく尻尾が大きいという、かなり変わった体型である。

ハンターの間では出現=撤退が鉄則の怪物。

戦闘能力

全身が異常発達した筋肉の塊で出来ており、巨体に見合わぬ高い運動能力を有している。

ほぼ垂直に聳える岩壁も脚爪を食い込ませて難なく登っていく他、この巨体で獲物に跳びかかり、そのまま自身の体重と後脚の握力で強引に抑え込んで捕食してしまう。

脚力を活かした踏みつけも得意としており、岩盤を隆起させる程の足踏みを見せる。

その膂力と凶暴性から、落とし穴による拘束でも完全に無力化する事はできず、拘束中に暴れ回って周囲のハンターを吹き飛ばしたという報告もある。

とりわけ背中の筋肉が異常な発達をしており、その膂力はもはや生物の限界値。

オドガロン程度の(14mに及ぶ)大きさのモンスターであれば軽々と振り回し、飛竜の中でも最大級のディアブロスさえ垂直に持ち上げてブン投げてしまう。

興奮すると筋肉が赤く隆起し、さらに運動能力が向上する他、筋肉の膨張に伴い過去の古傷が開き、飢えと痛みで凶暴性もさらに高まる。

また、体内には龍属性のエネルギーを精製する器官を持っており、興奮時はそのエネルギーを口元に燻らせて、赤黒いブレスとして吐き出して攻撃に利用する事もある。

疲労時には口蓋から特殊な唾液を垂れ流すようになる。この唾液は触れた物を瞬く間に腐食させるほどの強酸性を持ち、その牙に掛かった獲物の甲殻を侵食・軟化させて息の根を止める。

この唾液と凄まじい顎の力で、ボルボロスやディアブロスのような非常に強固な外殻に身を包んだ生物すらも、噛み砕いて捕食してしまう。

触れるだけでハンターの防御力を低下させてしまう為、生半可な防御力では一撃で致命傷を負いかねない。

生態

恐暴竜の異名に違わず、他に類を見ない程の凶暴性を持つ。具体的にはそれまで凶暴なモンスターの代名詞だったティガレックスディアブロスなどが大人しく思えてくる程。

何よりも特筆すべきは、その異常なまでの食欲である。

高い体温と激しい体の代謝から、貪欲なまでの飢餓感で常に獲物を求めて徘徊している為、何処のエリアにも出没する。その環境適応力の高さはあらゆるモンスターの中でも随一である。

完全なる肉食性で、その捕食対象は文字通り「ありとあらゆる生物」、同種も含む全てが餌である。

草食種のモンスターやハンターは勿論、他の小型~大型モンスターや各種生肉、あらゆるモンスターを狙う。その危険性や力は古龍種にすら匹敵すると見なされている程。

特定の縄張りを持たずに移動を繰り返しているのは、その高い代謝から獲物を絶えず捕食し続ける必要がある為で、他の大型モンスターの縄張りにも平然と侵入する。その縄張りの主を含めた地域一帯のモンスターを喰らい尽くす事で、生態系を崩壊させてしまう程の危険性を持つ。

実際に、とある地域に生息する全生物の個体数が突如として激減し、地域一帯の生物が絶滅の危機に瀕するという事件が発生した際に、調査の結果イビルジョーの襲来が原因だったという事が判明したという事例すらも存在する。

これらがイビルジョーが「全生態系にとって極めて危険」「生態系の破壊者」と呼ばれている所以であり、食物連鎖のカテゴリーには必ず"イビルジョーを除く"と注釈がなされている。

全身の傷はそれだけの大物に打ち勝って捕食してきた事の証左でもあり、一般的にはより古傷が多いイビルジョーほど危険とされている。

空の王者リオレウスを初めとした生態系の頂点捕食者や、その地を支配する名だたる強力なモンスターでさえイビルジョーには手も足も出ずに、一方的に捕食されてしまう。

瘴気の谷の最上位捕食者たるオドガロンに関しては、赤ん坊扱いどころの話ではないくらいに一方的。古龍にも牙をむく狂暴性は鳴りを潜め、怯えて縮こまりロクな抵抗も出来ず噛みつかれて、口に咥えれらたままブンブンと振り回され、悲痛な叫びを上げる事しか出来なくなってしまう。

また、飛竜の中でも最強と言われるパワーの持ち主であるディアブロスの突進を、真正面から顎で受け止めて、逆に投げ飛ばして大角を圧し折るという異常な咬合力を持つ。

また、知能も高いことが示唆されており、岩や他モンスターを鈍器や投擲武器として扱うだけでなく、状況に応じて狙う獲物を変え、攻撃方法も臨機応変に変化させる行動も取る。

更にはハンターの仕掛けた落とし穴にかかった際に自身の頭部を狙うハンターに噛みつきやブレスを放つという離れ技も見せる。

この圧倒的な戦闘力から、イビルジョーに侵入された縄張りの主の大型モンスター達は、基本的には自身の安全を優先して一時的にイビルジョーに縄張りを素直に明け渡して退避し、嵐が過ぎるのを待つかのようにイビルジョーが立ち去るのを、じっと耐えて待つ者が多いという。(「追い払うどころか積極的に噛みつきにくる狂人(竜)をマトモに相手をしても無益だから、ほっとけばどっか行くんだから無視しよう」ということだろう)

イビルジョーに遭遇した途端に、迷わず回れ右をして逃げ出す大型モンスターも多い。

これらの凶暴性と捕食頻度から「健啖の悪魔」「貪食の恐王」などの異名でも知られている。

非常に危険極まりないモンスターである事から生態の殆どが不明であり、ハンターズギルドでは最重要調査対象として「古龍観測所」の力も借りて研究を続けている。

同時に希少種や古龍種に匹敵、あるいは危険度だけならば滅多に遭遇する事のない希少種や古龍種を上回る脅威として常に注意喚起されており、基本的に相応の実力が認められたハンターでなければ、イビルジョー自体の狩猟クエストの受領は許可されていない。

小型モンスターの掃討や素材の収集といった、本来は新人ハンター向けとして斡旋されるようなクエストであっても、ほんの僅かにでもイビルジョーとの遭遇の危険性があれば、それだけで危険度や難易度は桁外れに跳ね上がり、クエストの受領は大きく制限される。

しかし、常に各地を放浪しているその性質から、ギルドでもその動向を把握しきれておらず、全く無関係のクエストに出向いて、イビルジョーに遭遇したというケースが多数報告されている。

疲労時でハンターが未発見の場合、通常の大型モンスターは空腹になると草食種を襲ったり死骸を食らって腹を満たそうとするのだが、イビルジョーの場合は同エリアにいる他の大型モンスターにすら積極的に攻撃を加えて捕食しようとする。

また、見つかっている時はハンターと大型モンスターの両方を攻撃対象にする。

ハンターへの捕食攻撃は、自力ではほぼ脱出不可能なのでこやし玉は必須である。上位に上がったばかりの下位装備では一撃で即死してしまうので、しばらく【力尽きました】が見たくなくなるかもしれない。

同種でも捕食対象なので異性でも基本は殺し合い食い合いになってしまう。

そんなイビルジョーの気性が落ち着くのは満腹の時だけであり、この時だけ特殊なホルモンが分泌され、同種を獲物と見做さなくなる。それと同時に発情も可能となり、「同じ土地で」「満腹の雌雄が」出会った時初めて交尾が行われ、繁殖に漕ぎ着けるのである。

卵生か否か、子育てをするかなどは不明。

イビルジョー自体を狩猟対象としたクエストは(MH3では)☆6まで存在せず、それまでは狩猟環境が不安定な上位クエストならランダム(割と高確率)で乱入してくる為、捕獲クエストの場合は対象モンスターがイビルジョーの攻撃で倒されてしまうと【クエストに失敗しました】となる。

そしてそのモンスターはそのままイビルジョーが美味しく貪り食う事となる。目の前で捕獲対象のモンスターが捕食されるシーンを見てトラウマになった人も多いとか。

また、クルペッコに呼ばれても出現するが、自分を呼んだクルペッコも勿論捕食対象なので、そのままクルペッコが攻撃に巻き込まれて死んでしまう事もある。

クルペッコは犠牲になったのだ…。

その辺は流石にまずいと思われたのか、MH3G以降はイビルジョーの攻撃で倒されても討伐成功扱いとなるようになった。イビルジョーにトドメを持っていかれるので嫌な気分にはなるが。

当然、死体には貪りつかれるので剝ぎ取りはお早めに。

その他

顎の棘

ちなみに顎に生えている棘は、口外にまで突き出して生えてきた牙である。その食欲を象徴するかのような外見から「イビルジョー(邪悪な顎)」とは良く言ったもの。

英語版モンスターハンターでは「devilJoe(悪魔の顎)」と言う名前となっている。

地面に顎を擦り付けて、古くなった牙を削ぎ落とすという行動も目撃されており、イビルジョーが徘徊した地には、牙の破片と無数の傷が地面に残されている事がある。これがイビルジョーの痕跡となる。

専用bgm

テーマ曲は健啖の悪魔

ジョーズのような不協和音を多用した3からアイスボーンまでのハンターのトラウマ

ねぐら

狩猟エリアが凍土の場合、瀕死になるとエリア1から分岐する隠しエリアの道をふさいでいた倒木を破壊して、ねぐらに行けるようにしてくれる。奥のねぐらには「いにしえの龍骨」などレアなアイテムが多いので是非狙っていきたい。

なお、余談だがこの隠れエリアは大量の骨が散らばっている(これ自体は他の飛竜のねぐらにも言える)他、上側の壁をよく見るとベッタリと大量の血痕が付着している。

最近はボルボロス亜種ジンオウガ亜種も寝床にしているようだが…大丈夫だろうか?

ちなみにMH3のイベントクエスト「世界を喰らうもの」では、40m級のイビルジョーが登場する。

あまりにも巨大なので近接武器では脚しか攻撃が届かない始末。

お前はゴジラかなんかか

バンギス装備

イビルジョーの素材から作られた防具。一式装備すると某世紀末のような姿になる。

スキルは作品によって異なるが、「匠」「攻撃力UP」「早食い」「自動マーキング」などまさにイビルジョーそのものを体現したスキル構成である。

ただし、大抵は腹減りがマイナスで「腹減り倍加」、MHP3では業物がマイナスで「なまくら」も発動してしまう。こちらもまたイビルジョーらしい。

各シリーズでの動向

MHP3

行動パターン自体は余り変わっておらず、一部新モーションが追加された。しかしソロプレイを考慮してか攻撃力が大幅に引きが無く、乱入自体もクエスト中ではなくクエスト終了時に変更された為、結果的に「MH3に比べて弱体化した」、「物足りない」などの声も多い。

…それでも攻撃力が高いのは相変わらずであり、MHP3から狩猟生活をはじめた新米ハンター達に多大なトラウマを植え付けてはいるのだが。

その為、人によっては非常に得意不得意の差が激しいので、もし自分のプレイヤースキルに自信がなければ無理に戦わずにこやし玉や罠肉などで逃げてしまうのが賢明だろう。

MH3G

クエストが受注可能なのは村では上位★9、港では上位★5から。

だが村クエでは★6のキークエスト「ジャギィノスの群れを狩れ」にて一足お先に登場する。

クエスト開始後に特定エリアに入ると、そこには群れを率いてアプトノスの狩りを行っていたドスジャギィ崖の上から強襲して一瞬で息の根を止め、そのまんま貪り喰らうジョーさんの姿が!

MH3からのユーザーは安堵し、MHP3からのユーザーは驚愕し、新人ハンターは絶望した。

当然ながら上位から先は狩猟環境が不安定ならば、どのクエストにも乱入してくる可能性があるので、注意しよう。

ちなみに…

初めてその姿を確認されたのはMH3GのPV第二弾。

その最後の最後にて本作にも参戦することが確定した…のだが。

その姿は我々の想像を絶する物であった。

MH4

一切事前情報がなかった為に参戦は絶望的と思われたが、集会所上位で登場することが判明。

さらに、今作では何かと比較されることの多かったラージャンも登場しており、遂に両者が共演するクエストまで登場する事になってしまった…。

そして、2014年3月24日に、遂に多くのハンターが危惧していた(or待ち望んでいた)激昂したラージャン怒り喰らうイビルジョーを同時に狩猟するイベントクエスト「OP・最強の宴」の配信が決定したのだった。

MH4G

4では姿を見せなかった未知の樹海にまで進出、出没地帯をさらに広めた。

また狂竜化個体も登場。しかも村上位のキークエストとして登場するので必然的に戦う事になる。

前述の怒り喰らうイビルジョーはMH4のイベントクエストが引き継ぎ不可である為に再登場は暫く後に…

なんてことはなく、同じく村上位クエストに登場する。

こちらはソロプレイ前提のためにステータスは控えめで御しやすくなっている。

ただし、G級の怒り喰らうイビルジョーに関しては、旧作同様イベントクエストを利用しなければ常時戦闘することはできないので注意。

MHX/MHXX

こちらも一切事前情報が無かったのだが、当然の如く参戦

しかもXから出た新機能『獰猛化』の影響で、攻撃力はさらに増加し、動きもスピーディーになった。だけかと思いきや、獰猛化個体は疲れる事が無いのでイビルジョーの最大の弱点だった『すぐ疲れる事』が無くなってしまったのだ。どうあがいても絶望

実は悪い事ばかりではなく、『疲れない』ということは『防御ダウン攻撃をしてこない』ということでもあるため、忍耐の種を防御ダウン回復に回す必要がなくなり、思う存分アイテムでの防御増強が出来る。

MHWorld

2018年1月5日に公開されたPVの最後で参戦する事が告知され、同年3月22日に追加された。

以前と違い、尻尾などに生えている棘の鋭さが増し黒皮のヌメり具合がより強く描写されている。さらに黒い瞳から黄色の瞳に変更され、よりモンスターらしくなった。

いくつかの攻撃は骨格が似ているアンジャナフと共通しているが、専用の攻撃としてマップ内にいる一部の中型・大型モンスターに近づき、おもいっきり咥えてブン回しながら武器にするという行動が見られる。クルルヤックドスジャグラス。さらにはトビカガチオドガロンといった各テリトリーの主クラスの強力なモンスターすら咥えて、振り回したり投げつけたりしてくる。

特にオドガロンは、イャンガルルガと同等の凶暴さと各テリトリーの大型モンスターやティガレックスなどとも真っ向から渡り合える程の力を持ったモンスターなのだが、それを中型モンスターと十把一絡げにブン回すその姿には度肝を抜かれたプレイヤーも多かった。

凶暴を絵に描いたよう様なオドガロンも流石に天敵相手には手も足も出ないのか振り回されると逃げ帰ってしまう。

この状態になるとブレスが使用できなくなるが、攻撃力が高くなる上に範囲も咥えたモンスターの分だけ広くなる。前方から撃つ飛び道具も咥えたモンスターに誤射しやすくなり、貫通系以外弱点である胴体に当てにくくなる。また、振り回し攻撃に巻き込まれて気づけば大ダメージを受けている事も珍しくない。剣士・ガンナー共に使用頻度の低いブレス攻撃を封じる事以外でのメリットは殆ど無い。咥えられたモンスターもかなり痛々しいので、閃光で目を眩ませて解放させた方が賢明である。

逆に咥えられたモンスターがクエストのターゲットだった場合、振り回させる事で大ダメージ(大タル爆弾Gの爆発に匹敵するダメージが連続して与えられている)を与える事ができ、そのまま討伐してしまう事もある。しかし、バゼルギウスと異なりイビルジョーは捕食が目的である為、クエストクリアの剥ぎ取り時間でも容赦ない攻撃を仕掛けてくる。

最悪の場合まともに剥ぎ取りできずに時間切れになってしまう事もあるので、前述のデメリットも含めてそのままにするか、解放させるかを選択しよう。

そのほかに、怒り状態では怯ませても即座にカウンターで反撃してくるようになっている。そのため、一度怯ませただけでは逆に手痛い反撃を食らう。しかし、このカウンターに対してさらにカウンターでハンターが反撃を当てると、今度は大きく体勢を崩してダウンしてしまう。怒り状態は解除されないが、筋肉膨張は解除されるのでこの隙に攻めたい。

本作では「縄張り争い」という二体のモンスターが互いに争い出すアクションシーンがあるが、イビルジョーの場合は各フィールドの主であるリオレウスディアブロスレイギエナ、戦闘狂として名高いイャンガルルガ、そして何かとポジションが被るバゼルギウスとの縄張り争いが用意されている。縄張り争いの実装数は特に多い。

公式曰く、イビルジョーとバゼルギウスはライバル同士という設定らしい。

どちらも行動範囲が広く、好戦的という特徴が丸被り(イビルジョーからしたら捕食しようとしているのかもしれないが)であり、必然的に両者の対決は頻発する事にある……というか、上位クエストだとマップのどこへ行ってもこいつらが喧嘩しているのを見かける。

"生態系の破壊者"という異名は伊達ではなく、他の大型モンスターとの対決でも、バゼルギウスとラージャン以外にはロクにダメージを食らわずに圧勝という結果に終わる事が殆どである。

  • リオレウスやレイギエナは持ち前の飛行能力を活かして龍ブレスを回避し、背中から急襲するものの、首を噛みつかれておもいっきりブン投げられる。
  • ディアブロスは自慢の角で頭突きをかまそうとするも角を噛まれるという形で受け止められ、そのまま空高々と持ち上げられた後、地面に叩き付けられて角を圧し折られる。
  • 比較的健闘しているのはイャンガルルガで、登場ムービーにおいてイビルジョーとの戦闘が挿入されている。上空からの攻撃でイビルジョーを翻弄しようとするが喰らい付かれてそのまま地面に叩きつけられる。しかし、咆哮を放って怯んだ隙に顔面にサマーソルトを叩き込んでダメージを与え、そのまま睨み合うというなかなかに熱い戦いを見せてくれる。
  • バゼルギウスも最初は首を噛みつかれ振り回されるが剥がれ落ちる爆鱗でジョーを引き剥がす。それでもめげずにジョーはバゼルに飛びかかり地面に落とす。押さえ込まれたバゼルは胸部の爆鱗を一斉爆破することでジョーを吹き飛ばし、こちらもお互いに痛み分けとなり睨み合って終了となる。
  • ライバルであるラージャンも同様に最初は噛みつかれ振り回されるが、負けじと怒り状態になり右手一本でジョーをぶん殴って地面に叩きつけるという、これまた熱い戦いを見せてくれる。

MHF

とうとうMHFの世界にまで進出する事が決定

ジンオウガに続く通算2種目の遷悠種として扱われ、G8の2015年8月アップデートで登場した。

MHFには色々と設定の似ているアビオルグがおり、彼とどう差別化が施されているかが注目される。

ちなみに、当初は「ごっくんいくヤツ」とだけ発表されており、ファンからは「第2の遷悠種はハプルボッカではないか?」という見方が強かった。

G8で砂漠系新フィールドの「白湖」が実装されたこと、「ごっくん」というフレーズが爆弾を丸呑みにするハプルボッカを連想させたことが原因である。

また、ハンターへの試練の為にギルドが人為的に飢餓状態に陥らせることで凶暴化させた、怒り喰らうイビルジョーのMHF版とでも言うべき「餓え喰らうイビルジョー」と、そうして追い込みすぎた結果激昂した怒り喰らうイビルジョ―とでも言うべき姿(つまりは金色)に突然変異してしまった「極み喰らうイビルジョー」という特異個体が登場している。

詳しくはこちら。

MHNow

MHNowでは2回目の大型アップデートである「春景裂く乱入者」で、狩猟環境不安定および乱入のシステムが実装された際に、乱入限定の種として登場。

狩猟環境不安定のエリアで、エリア内のモンスターが地図上では元のモンスターのままでランダムにイビルジョーに置き換わる。

ちなみにMHNowはMHWorldの登場モンスターが殆どであるが、BGMがMHP3の乱入クエスト「荒ぶる乱入者」なあたり、イビルジョーはどちらかというとMHP3寄りの再現になっている。

ストーリーズ

MHSTでは野生個体は最終盤の「セリオン山」にいるが、そこまでたどり着いていなくても、ランダム配置される巣穴で極稀に出現したり、クルペッコで呼び寄せることが出来るという、ある意味生態に忠実な設定。

低レベルオトモンの実戦育成がてら巣穴に入ったらその巣穴の主がイビルジョー、なんて事が起こりうる。

メインシリーズとは異なり下位個体が登場し、ある程度ゲームを進めたうえでちゃんと育成して道具もある程度揃えていれば勝てなくはない程度の強さ…というかメインシリーズでの化け物じみた能力をそのまま再現すると色々とOUTなためか、かなりマイルドな調整が施されているが、それでも凶悪な事には変わりはない。

全体的にパワー寄りだが攻撃性能を大幅強化する「パンプアップ」からの所謂吸血攻撃である「大食い」、大出力の「拡散龍ブレス」など気を抜けば簡単にぶちのめされる程度の攻撃性は有しているし、時々テクニック攻撃でこちらの読みを外してくることもある。

怒り状態になっても二回攻撃はしてこないのが有情だろうが、寧ろこれで二回攻撃だったらそれこそ相当な育成をしなければ歯が立たない怪物になってしまうからできなかったのだろう。

自信が無ければナビルーの言う通り即座に「けむり玉」で逃げよう。

扱いとしては本家よりはマイルドであるが強力…

と思いきや実はとあるモンスターにかなり弱い

それがなんとドスランポス

スピード攻撃が得意な上、初期メンとして全てのプレイヤーが連れているであろうモンスターであるためイビルジョーに挑めるころにはすでにステータスが盛りに盛られてしまっている、その上攻撃パターンがあまりにも単調であるため大体の場合ダブルアクションでダメージを稼げてしまう

大体のプレイヤーは攻略時にマルチに対応できるようにドスランポスにパワー攻撃を入れていることもあり、付け焼き刃でテクニック攻撃を入れようがそもそもそこまで痛くはなく、火力自体も大したことはない。全体攻撃の上に厄介な拡散龍ブレスもダブルアクションを取りまくることができれば結局絆技で妨害できてしまう。

こういったことから扱いとしては「経験値稼ぎのカモ」「銀行」として今日もライダーの皆様に狩られてしまっているのが現状になる。

なお、こんな怪物もオトモンに出来る

ライダー恐るべし。

性能としては見た目通りのパワー馬鹿の龍属性モンスター、HPも攻撃力も高いので読み合いなどが発生しないNPC戦ではかなり強力

しかし、対人戦では話が別。野生個体同様あまりにも読みやすい行動パターンのため出した瞬間にカモにされることも少なくはない、競合相手がバランスに優れるジンオウガ亜種なのも痛い。とはいえ龍属性攻撃を鍛える上での継承役としてはかなり優秀であり、決してオトモンにするメリットが全くないモンスターというわけではない。後述の事情もあるがストーリーズは龍属性攻撃ができるオトモンが非常に少ないのでライダー諸氏は絶対にお世話になるモンスターである

MHST2でも終盤で乱入してくる可能性は同じだが、クルペッコで呼べなくなってしまった。また、乱入もバゼルギウスとの二択になっている。

古龍以外の龍属性の種が元々少なすぎるためか、龍属性のアクティブスキル不足はMHST2でも改善されず、伝承の儀がしやすくなったところでオトモンが使える龍属性にスピード攻撃のスキルが存在しない。しかしながら野生個体は怒りだすとスピード攻撃を連発してくる。

余談

  • よく「イビルジョーは切断された自分の尻尾を食べる」という噂が広まっているが、これはガセネタである。実際に尻尾を食べる瞬間の動画はYouTube等一切存在していない。しかしいまだにMH3、MHP3では食べていたと証言する人が多いが、やはりそれらのシリーズでもその瞬間は一切確認されていない

MH3で初登場し、それ以降のシリーズでも毎回お約束になっていた。

しかしながら、MHRiseでは超大型アップデート「サンブレイク」を通しても登場していない。理由は不明だが、恐らく、こいつこいつと設定やポジションが被るために欠席になったのではないかと言われている。

通称「ハラペッコ」、または「ゴーヤ」

その恐怖性や貫禄から「ゴジラ」と呼ばれる事もある。

関連タグ

モンスターハンター モンハン アビオルグ

でっていう みんなのトラウマ 初見殺し 殺意の波動シリーズ

ゴーヤ キュウリ ゴジラ

マガイマガド:イビルジョーに匹敵する程の暴食と戦闘力を持ったモンスター。百竜夜行を餌場としている。こちらは牙竜種

イャンガルルガ:同じく何にでも襲い掛かる怪物。ただ捕食が目的のイビルジョーと異なり闘争だけが目的の戦闘狂であり、生き延びるためという理由すらない生命として破綻した生態を持つ異端鳥

ドローミゴッドイーター3):頭部が小さく尻尾が大きい二足恐竜型のシルエットであり、目に映る物は全て獲物と捉え喰らい尽くす、異常なまでの捕食本能が共通。また、捕食本能のリミッターが外れると、より悍ましい姿へと変貌を遂げる。

アカシア(トリコ)…果てしない食欲を持つキャラ繋がり。これだけなら該当キャラは多いのだが、物語の終盤でイビルジョーに似た姿に変身していたシーンがある。(口が大きく裂け、顎からトゲが生えた爬虫類のような姿)

ミオスタチン関連筋肉肥大…筋肉の異常発達によって飢餓に陥りやすくなる病気。

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    作者の趣味で出来ています 作者はモンハンはネットからの知識で書いてます。 誤字脱字あると思いますご注意下さい。 なんか苦手だなとか思ったら回れ右。 原作の細かい時系列とか間違っているかもです。 あくまで素人の作品なんで批判等はお控えください。 それでもという方はどうぞご覧ください。
  • 飢え

    イビルジョーが"喰いたくない"と思ってたらっていうもしも話。妄想100%でn番煎じかもしれない。 キャラ名は友人のも含めたうちの子のを使っていたので適当に変更しました。読み方はCiel(シエル)、Faro(ファロ)、Neve(ネーヴェ)です。左から性別は男、女、女。って言ってもほんの少ししか出てこないこの名前。
  • 前世と術式がイビルジョー

    第十七話

    作者の趣味で出来ています 作者はモンハンはネットからの知識で書いてます。 誤字脱字あると思いますご注意下さい。 なんか苦手だなとか思ったら回れ右。 原作の細かい時系列とか間違っているかもです。 あくまで素人の作品なんで批判等はお控えください。 それでもという方はどうぞご覧ください。 ダブルクロス楽しいィィィィイ!!! 自分の推しのモンスターと戦うのってめっちゃいいすよね。勝ったら普通に嬉しいし、苦戦したり負けても、「流石自分の推しやな」ってなるんで
  • 【MH4】 君のせいで遠ざかってく世界の果て ★番外編

    【MH4】 そのためなら ボクらは

    番外編です。番外編クソほど書いてます。はい。しかも長いです、これ。戦闘シーンありです。 これの前半書いたあたりで、アイルー目線で書かれてる超かわいい小説を支部で見つけて、あーしまったなー、そういう方法もあったかーって思ったんですが、どう考えても旦那目線じゃなきゃこの話は進まなかったから、まあよかったか。けどいつか書きたい、オトモ目線。 お嬢が語ってるシーンありますが、若干自分の意見入ってますwww尻尾厨なもんで、「あれ、いつもと違う!」って気づいた(いや、勘違いか?)時がありまして。皆さんのご意見も聞きたいですね、コレ。 あと、うちのハンター寝てるシーン多いけど気にしないでいただけると助かりますwwww ▼▼▼注意▼▼▼ MHの世界観を損なう可能性があることをご理解いただいてお読みいただけるとうれしいです(^O^)/
  • 前世と術式がイビルジョー

    第二十三話

    作者の趣味で出来ています 作者はモンハンはネットからの知識で書いてます。 誤字脱字あると思いますご注意下さい。 なんか苦手だなとか思ったら回れ右。 原作の細かい時系列とか間違っているかもです。 あくまで素人の作品なんで批判等はお控えください。 それでもという方はどうぞご覧ください。

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イビルジョー
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