CV:高木早苗
概要
1984年に登場した男の子キャラクター。いつも明るく元気で、とっても素直な男の子。ときどき失敗もするけれど、がんばり屋さんで、友達もいっぱい。特技はスポーツで、水泳が得意。苦手なものは、ピーマンと早口言葉。とっておきコンテストで「たあ坊のガンバル宣言」を歌って1位になったことが自慢。弟のまあくんのことが大好き。
ちなみになぜ「たあ坊」なのかというと、当時は「たか~」「たけ~」「ただ~」などといった「た」から始まる男の子が多かったからとのこと。
誕生日:5月5日こどもの日(毎年「バースデーケーキ」と「かしわもち」でお祝いする)
血液型は「なぞ」らしい。
黒髪、赤い服、単純明快な性格、とまるで少年漫画の主人公のような男の子。
なぜか、よく動物のお友達を連れている。「ターボ」ではない。
都市伝説
登場当初はひらがなだけの書き文字と、どこか感覚がずれていた台詞によって子供や女子中高生を中心に人気を博し、脱力系キャラの先駆けともいわれている。ただ1993年~2004年の間は一切グッズが販売されなかった経歴がある。これについて知的障害者人権侵害などと特定団体から圧力を受けて製造中止に追い込まれたとかいう都市伝説が知られているが、それ自体は根も葉もない噂。
だが、この頃には黒人差別を助長するとアメリカからの苦情による「サンボアンドハンナ」の発売中止、それに関連してアフリカ人キャラクター「ビビンバー」も発売中止に追い込まれるなど、人間キャラクターに対してシビアになってきた頃でもあり、サンリオ側が自主規制していた可能性は大きい(この時期はそれまで男児向けの主力商品だったギミーファイブも姿を消すなどしている)。
ちなみに2004年に復活してからはそれまでの不思議くんっぽい部分はマイルドになり、「おはよう」「ありがとう」などと、当たり障りのない挨拶を用いたキャラとなり、むしろ仲良しの動物たちを前面に押し出すようになった。
近年はまた人気が復活しており、香港では4連覇を果たしていた「あひるのペックル」を抜いて2022年人気投票の1位に輝いている。