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なだのよびごえ

なだのよびごえ

「なだのよびごえ」とは、スマートフォン用アプリゲーム『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』の期間限定イベントの一つ。
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概要編集

2021年7月12日 - 7月26日に開催されたイベント。ストーリー後半は7月19日に公開。

毎年恒例の夏の水着イベントで、村に伝わる伝承や村の少女の恋心がシナリオの選択に絡んでくるマルチエンディングシナリオ。


本イベントに合わせ期間限定ガチャでももこ・みたま 人魚Ver.が実装される。

また、暁美ほむら 水着ver.環いろは 水着ver.の復刻ガチャも開催している。

みたまのショップにて、「時女静香」「広江ちはる」「土岐すなお」の着せ替え水着を入手できる。


本イベントの舞台となる海辺の村は、里見グループの保養所やプライベートビーチがある場所であり、「うたかたの夏夜」に登場した村と同一の場所と思われる。


あらすじ編集

調整屋アワード最難関の”やさしさ部門”1位に輝いたももこみたまと共に財宝探しをする権利を手に入れた。

ももこは少々あきれながらも経緯を聞くと、「とある村に伝わる伝承が財宝の在処を示している」という事をから聞いた為、調査したいという事だった。

週末、2人は伝承が伝わる村で静香らと顔を合わせる。その村が時女の分家にあたる為、「巫」の話をしに来たのだが、「ミヨ」という少女から村長に物申す協力を求められる事に。


ももことみたまは彼女の恋を導き、財宝を見つける事ができるのか。


登場人物編集

十咎ももこ 八雲みたま

時女静香 広江ちはる 土岐すなお


この他にも特定のバッドエンディングに水波レナ秋野かえでが登場している。


関連動画編集


関連タグ編集

マギアレコード

ももみた

人魚

サマトレ!〜火に消えた夏の宝〜:こちらも宝を探す夏イベント。

喜びと悲しみの終幕流転疾走ドラスティックラバーの時点でリヴィアがみたまの中からこのイベントでの出来事を覗いた事が言及されている。



ここからイベントネタバレ


















物語上では「財宝伝説」は「巫が外国からの船乗りと駆け落ちを試みて小舟に乗り込んだが天罰で沈没した」という伝承がいつの間にか話を変えていた、という。このため集落では「余所者との恋愛禁止」というしきたりが出来ていた。

しかしミヨが恋する、郷土史家の息子のユウタによればこの近海の沈没船は貿易船であり、巫が乗った小舟と混同された可能性があるという。

そこで手がかりとなる祠と石塚を調べると魔力のある腕輪を見つけると共に不思議な声を聞く。

改めてユウタに史料を元に沈没船の場所を調べてもらうと、小舟は見つかっておらず、沈んでいるのは貿易船の可能性がある。巫の駆け落ちの数年後に貿易船が来ているようなので、船乗りが生きている場合貿易船乗って迎えに来たとちはるは推理。つまり沈没船が貿易船か否かで天罰の可否が出てくる。


そしてももことみたまが聴いた不思議な声を元に、静香の本家としての命令で船を出させ、沖に向かうと魔女の気配。ももこが飛び込むのを見たみたまは追いかけるようにして飛び込み、調整の力で不思議な声、巫の記憶にある「あの方」を思いださせようとする。そして人魚となった2人は沈没船からもう一つの腕輪を見つけるとともに、崩れ落ちる沈没船から辛くも逃げ出し海上へと戻った。


事のあらましは、巫が船乗りと駆け落ちしたことが始まりである。小舟は沈没し、巫は元の村へと流れ着く。巫は村を恨むことなく再び船乗りと会える日が来ることを待ち続けたという。その後巫は船乗りと再会できたかは定かではない。

一方天罰やしきたりに関しては長老曰く本家からの要請であると聞かされる。しかし静香が本家の母に調べてもらったところ、そのような記述は見つかっていないという報告が。改めて本家からの手紙を調べたところ、かつて悪しき因習を植えつけた神子柴の署名があった。すなわち神子柴は分家にもこうした因習を押しつけていたことが判明する。




そしてさらなる話として、後続イベント「ナハトメルヒェン」およびログインストーリー「海は時をつないで」で、巫にまつわる話が明かされる。

巫は船乗りを再び会える日を待ち続け、そしてその想いを一つの貝殻に託した。海に流された貝殻はそのまま長い年月を経て海を漂う。

それから後。現代から数百年前の話。水名には神子である露がいた。露が魔物の気配を感じて海辺へやってくるとそこで東の神子千鶴と出会う。この時一つの貝殻を見つけた二人はそれに込められた想いを感じ取る。これがきっかけとなって親交を深めた二人は協力し合い、悪政をしく領主を懲らしめることが出来たという「梶の葉伝説」へと繋がることになり、そして二人がこの声を聞いた場所に祠が作られ、「なだのよびごえ」と呼ばれる伝承へと変わり、これがいつしか「波間の声」としてこれを聴いた二人は永遠の友情を結ぶことが出来ると言われるようになった。

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