どすこい姉妹
4
どすこいしまい
『超力ロボ ガラット』に登場するキャラクター
幻の「石炭アメ」を探し旅をしている姉妹。
顔面から大きくはみ出してしまっている唇が特徴的だが、姉妹それぞれに名前はない。
実際の所、本筋を無視して唐突に現れて、石炭飴を入手する厳しい旅路の寸劇を見せてから、意味も無く「はぁ~どすこいどすこい」と締めるだけの一発キャラであり、他のキャラとの面識があるかも不明。
……ではあったが、実は本編の裏の主役とも呼べる存在だった。
実はこの作品世界の、とある惑星の王女の姉妹であり、探していた石炭飴は「惑星間転送ができる転送装置の動力源」だった。その石炭飴と転送装置を使って、最終決戦の地である惑星ブラッドにマイケルたちは赴く事になる(しかし、この転送の副作用で、ガラット形態でいられる時間に制限がつくようになってしまった)。
最終回近くでは、怪力を持つエスパーである、元宇宙不動産のズクラップの妻子、第8話で現れた海賊キッドの卵が孵化して現れた恐竜とともに、大勢の人々と「はぁ~どすこいどすこい」と言って、どすこいパワーを発揮。敵ドリアル軍のロボと戦うマイケルとジャンブーガラットへ声援を送っていた(ガラット化が解けたパティとパティーグ、カミルとカミーグも加わっている)。
ちなみに劇中では、「(出番に)間に合った」というメタ発言もしている。
ガラット以降、スタジオライブ系のアニメやコミカライズには少なからず登場している。
芦田豊雄氏によると、元は『魔法のプリンセス ミンキーモモ』の時に思いついたゲストキャラであり、「幻の石炭飴を探している」「『はぁ~どすこいどすこい』と張り手をする」事は、この時点で決まっていた。いろいろあってミンキーモモには登場せず、ガラットに登場し、現在に至る。
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