西武5000系電車 単語

セイブゴセンケイデンシャ

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西武5000系電車とは、西武鉄道西武鉄道特急車両である。称は「レッドアロー」。

西武鉄道概要

西武秩父線の開業にあわせて導入された西武鉄道初の特急車両で、秩父観光需要開拓を兼ねて導入された。本形式の導入に際して形式名はそれまでの西武鉄道車両の「X01」から末尾0の形式名に切り替えられ、特急車両としては次世代の10000系までこの付番ルールが踏襲された(3代Laview001系で付番ルールが戻されている)。
また、それまで自社の所沢工場で製造していたものを外部発注に切り替えた系列でもある。

登場当時は4両編成での運用であったが後に6両編成化され、全部で6両編成36両が製造された。
最高速度105km/hで、西武池袋線系統の「ちちぶ」運用に就いた他、臨時運用で西武新宿線にも入線している。

1992年に後継車両10000系ニューレッドアローが導入され、西武新宿線運用からは撤退。西武池袋線西武秩父線運用からも10000系増備により順次撤退し、1995年10月31日定期運用を終了した。
この間にが出ているが、そこで出た発生品は10000系に流用されている。

西武鉄道には最終の5503編成の先頭車両(クハ5503)が横瀬で静態保存され、もう片方(クハ5504)はカットモデルが保存されている。

富山地方鉄道16010形

1995年3月に5501編成のうち先頭と中間の3両、同年7月に5507編成の3両が譲渡されたもの(ただし、譲渡されたのは体と一部の機器類のみで、その他の機器は10000系に流用された)。
譲渡を受けれなかった機器類は他社から調達のうえ、取り付け改造を行っている。

当初は3両編成で運用されていたが、合理化のため2両編成に改造された。なお、第2編成はのちに3両編成に戻り「アルスエキスレス」用編成となった。残りの1両は余剰された。

なお、この5000系の機器を流用した10000系001系への置き換えに伴い20020形として富山地方鉄道にやってきたため、胴体と足回りが富山うこととなった。

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