曽我町子とは (ソガマチコとは) [単語記事]

「曽我町子」（そが　まちこ）様とは、日本の女優・声優であり、1970年代から2005年にかけて多くの子供達に素敵な魔法をかけ続けた魔女であり永遠の「特撮俳優界の女王様」。2006年 5月7日没。

さて、地上界の者たちに素敵な魔法を送るとしよう。
それぞれの者に勇気と力を与えよ！

概要

1960年代頃より、「チロリン村とくるみの木」や「オバケのQ太郎」等のアニメ作品で声優を務める。

後に女優としても「レインボーマン（ゴッドイグアナ役）」「5年3組魔法組（魔女ベルバラ役）」「電子戦隊デンジマン（ヘドリアン女王役）」「太陽戦隊サンバルカン（ヘドリアン女王役）」「時空戦士スピルバン（女王パンドラ役）」「恐竜戦隊ジュウレンジャー（魔女バンドーラ役）」等で活躍。特に戦隊シリーズでは、３度も悪の女王役を務めておりいつしか「特撮界の悪の女王＝曽我町子」の方程式が成立していた。

晩年は女優業と共に、趣味の地中海旅行で集めた古美術品やオリジナルの香水「ヘドリアン女王」等を売るアンティークショップ「ステラ」を経営していた。

※阪神大震災の際、売り上げをそのまま寄付した事は魔法をかけられた者は知る話である。

生来の明るさから、ファンとの交流にも積極的で定期的にお茶会を開いては、小さい頃に魔法をかけられた大人達とテーブルを囲んだと言う。

2006年 5月7日、膵臓癌の為に死去。前日には定例のお茶会が開かれたばかりで突然の訃報に世界中の魔法をかけられた者達が涙した。

遺作はPS2用ゲームソフト「宇宙刑事魂（暗黒銀河女王役）」。TV及び映画等の映像媒体での遺作は「魔法戦隊マジレンジャー（天空大聖者マジエル役）」。

曽我町子＝魔女

曽我町子様とはまさに「魔女」である。

声・演技そしてみたまんま「魔女」だと思わせる存在感を漂わせた不世出の魔女であり、聴いただけすぐに解る独特の愛嬌のある声で、時に愛嬌たっぷりにかわいらしく、時に圧倒的な存在感で悪の組織の女王のカリスマ性を見せるところから、戦隊シリーズでも３度悪の女王を演じ、特に「恐竜戦隊ジュウレンジャー」で演じた魔女バンドーラは当たり役となり、海外版「パワーレンジャー」でもそのまま顔出しで出演していた（声は吹き替え）。

※町子様の訃報が配信された時、youtubeに追悼動画が投稿され世界中の魔法をかけられた者達が涙した。

遺作となった「魔法戦隊マジレンジャー」では、天空大聖者と言う魔法使いの頂点の役で登場し、当初キャスティングされていた岡田真澄が体調不良で降板も正式にリリースされぬままにいたところに、竹本昇の推薦で塚田英明が代役を町子様に頼まれ快諾されたと言う情報が流れて、多くの魔法をかけられた者達が「塚田 GJ」と言ったらしい。まぁとにかくGJだった事には間違いはない。

「魔法戦隊マジレンジャー」の映画版「インフェルシアの花嫁」でもその独特で大きな存在感を発揮しつつ、愛嬌も魅せるいつもの町子様がそこに居て、TV版の最終編でも「ン・マ」ごときが町子様を倒せる等誰も思っていなったとかいなかったとか。

また、映画のラストで町子様が「さて、地上界の者たちに素敵な魔法を送るとしよう。それぞれの者に勇気と力を与えよ！」と唱えられる魔法の呪文については、

曽我さんは、劇場版の際、最後に前向きなメッセージになるような台詞を入れたい、とご提案されました。
それを受けて竹本監督と相談して追加したのが、スクリーンから観客へ向かって語りかけるラストの台詞です。

（※超忍者隊イナズマ！ニュース powerd ｂｙココログ●ゴールデンウィーク・ゴーウエスト●　曽我町子様の訃報に際しての塚田英明プロデューサーの回想より引用）