手塩恵未とは、とある魔術の禁書目録に登場するキャラクターである。
初出は15巻。学園都市の裏に潜む小組織『ブロック』の構成員。全身が硬い筋肉に覆われており、180cmを越える細身の女性。表の顔として警備員(アンチスキル)を兼ねており、その屈強な体は裏で暗躍する者としてもアンチスキルとして能力者を相手にする者としても通じる。アンチスキルの逮捕術をアレンジした独自の体術を用いるが、あまりにも強力な為、アンチスキル活動時には使用を控えているようだ。「プロの行動に奇抜な能力や一発芸は必要なく、基本的な戦術の積み重ねが合理的に敵を叩き潰す」という美学を持っている。
「子供を死なせてしまうから」と表向きでは独自の体術を使用せず、『ブロック』のリーダーである佐久辰彦が人質を利用し続けようとした時は気絶させて止めさせる等、暗部の人間とは思えない人道的な行動を行う彼女が何故暗部で活動しているのかといえば、自分が体験した「悲劇」にアイレスターが関わっているのかどうか真偽を確かめる為に15巻では動いていた。しかし、『ブロック』の本来の目的は「学園都市と協力関係にある外部機関との連携や監視をする」ことであり、『ブロック』がアレイスター殺害計画を立てるきっかけとなった『0930事件』前から加入しているのか、それ以降に加入したのかは不明である。また、声が出せず、両親のいない「あの子」と関わりを持ち、その子もアレイスターによる「悲劇」に巻き込まれたのかどうかは不明である(だが、学園都市で起こった悲劇の元を辿ればアレイスターが関わっていることは明白である)。一方通行とも何らかの面識があるようだ。
主な活動経歴は、学園都市独立記念日(10月9日)に、同じ学園都市の裏に潜む小組織『スクール』が反旗を翻したことによって、『ブロック』は事前から決めていた計画を早める必要になった。佐久が策士し、『グループ』が利用される形で『ひこぼしII号』の監視能力を奪った隙を見計らって、外部から招いた傭兵を率いて、『窓のないビルの案内人』である結標淡希を交渉の場に着かせる為、彼女の仲間が収容されている第10学区・少年院を襲撃する。手塩は元々人質を使うことには反対していたが、計画を遂行する上で必要だということで渋々承諾したのだが、佐久が手塩が思う「どこにいるか分からない座標移動(ムーブポイント)を交渉の場に着かせるまで必要なもの」の範疇を越えて利用し続けてようとした為、反感を抱き気絶させる。1対2になっても、アンチスキルで培った「能力者相手の戦い方」を熟知しており、第4巻で上条さん顔負けの拳闘技を披露した土御門やトラウマ克服前の結標相手に善戦した。だが、仲間を守る事を決意した結標(覚醒)相手には手も足も出せず、気絶してしまう。その後の生死は不明だが、反逆行為を行った以上、暗部の掟に則って…。
これらのように、リーダーである佐久以上に活躍したため、口絵カラーで各組織のリーダー格が描かれている中、手塩がその座を獲得した。並んでみてその大きさが分かるが、『スクール』のリーダーである垣根帝督よりも少し高い。己の陰謀が渦巻く15巻において『グループ』に通じるものがあった為、彼女を善人として見た人は多いのではないだろうか(結標があえて殺さず気絶させたのは恐らくそれだろう)。
掲示板
14 ななしのよっしん
2020/05/06(水) 20:15:21 ID: +t7y8AhW0e
>>12
杉谷との戦いで結標が一瞬でダウンさせられたみたいに暗部編はかまちーがこいつちょっと邪魔だなって思ったのはすぐどけられる
15 ななしのよっしん
2020/11/14(土) 20:15:14 ID: teb96Wed2O
手塩が言っていた「あの子」というのが誰のことなのか、判明する日は来るんだろうか。
16 ななしのよっしん
2022/12/25(日) 19:15:23 ID: WvrNhlXIch
せっかくここまで活躍してるんだからもっとブロックについて深掘りして欲しかった
3期の脚本もかなり省略されてたし
一方通行編の警備員でも出番が無かったし
あの子の話がまだ出てないからそこで出てきたりしそうかなあ
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最終更新:2025/01/09(木) 07:00
最終更新:2025/01/09(木) 07:00
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