快特 単語


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快特とは、鉄道会社で運転される列車種別のひとつである。ニコニコ動画タグ検索数の関係から本稿では、京急電鉄の「快特」について解説する。その他の快特と略される種別については快速特急の項をご覧下さい。

参考・10/10/18現在タグ

概要

快特は、京急線を運転する列車の中で、優等な種別のひとつである。「快特」が正式名称であり、「快速特急」の略称ではない。
設定当初(1968年6月)は快速特急だったものの、その後略称として「快特」が定着し、1999年7月31日白紙ダイヤ改正の際に正式に快特という名称となった。

京急本線(岳寺~ノ内 間)・空港線京急久里浜線を運転する。本線ノ内~賀 間および逗子線では、代わりに特急およびエアポート急行が運転される(ただし一部時間帯のみ。加えて当該区間は各に停する)。
また大師線については、優等列車の設定自体がない。
日中は10分間隔で運転され、岳寺を起点とするA快特と、都営線京成線に直通するSH快特(他者線内はH快特)として運転される。

快特における、品川~三崎口 間の所要時間は次のとおりである。

  • 上り 品川岳寺方面 ラッシュ時 : 約1時間30分
  • 下り 横浜横須賀方面 夕ラッシュ時 : 約1時間20分
  • 上り・下り 日中 : 約1時間10分

特筆すべきは、その運行形態である。

  • ラッシュ時
    羽田空港に行くエアポート快特(品川方面のみ)および快特が数本運転されている。

    ラッシュ時は、上り列車は10分前後の間隔で運転されている。
    始発(三崎口/京急久里浜/賀)からは、特急金沢文庫行(8両)として運行する。
    金沢文庫に到着後、後方に列車を4両増結し、快特品川行(12両)として運行する。
    列車番号記号がBであるので、「B快特」と呼ばれる。
    運用番号がBとなっているのは、昔の通勤快特(後述)がこの番号を使用しており、かつ運行形態が昔のそれと全く変わっていない事に起因している。
    下り列車は一部が上りB快特の折返し運用として運転される。

    休日特急運転されるため、本格的に快特の運転が始まるのは8時台後半からとなる。
  • 日中
    日中の快特は、先述の通り岳寺を起点とするA快特と、都営線京成線に直通するSH快特として運行され、それぞれ20分間隔、2系統併せて10分間隔で運転されている。
    平日は全区間8両編成で運転される。
    休日SH(H)快特品川-金沢文庫間で後ろに4両増結し、12両編成で運転を行っていたが、2012年ダイヤ改正より、平日と同じくすべて8両での運転となった。
    A快特は線内運用の為、基本的に2100形で運用されている。
    SH快特都営線方面直通の為、1500形600形新1000形など都営線に直通できる形式で運用されている。

    品川都心方面から羽田空港への快特は、10分間隔で運行されており、うち40分に1本は、エアポート快特として、品川-羽田空港第3ターミナル間をノンストップで運転。品川か3Tまで12分、1・2Tまで15分程で結んでいる。

    また、休日A快特は一部の列車ウィングシートが設定される。ウィングシート2号を有料座席定制として運行するもので、下り(三崎口方面)は岳寺から上大の各快特停から、上り(岳寺方面)は三崎口から上大の各快特停から乗することができる。なお、降は全ての停で可。料金はKQuickでの購入は300円、内での現金またはPayPayでの購入は500円販売はない)。
  • 夕ラッシュ時
    下りの16時台後半からは一部列車品川から折返し、8両編成で運転される。
    17時台後半からは前8両+後4両の12両で運行される。
    前8両は京急久里浜行もしくは三崎口行、後4両は金沢文庫止まりで運転されている。

    ウイングの運用される時間帯となる19時台までは、都営線からの列車特急として運転されている。
    これは神奈川新町駅の下りホームが12両編成に対応していない事や、快特が止まらずに特急が止まる各への救済を的としている為である。

    19時台後半以降になると、先ほどの特急快特になり、また品川(一部京急川崎)-金沢文庫間では12両編成で運転される為、始発快特とほぼ変わらない運行形態となる。

    一方の上りであるが、こちらは一部列車特急になる他は間とほぼ変わらずに運転される。
    ただし、一部に北総線印旛日本医大まで運転される列車が存在している。

    下りは品川22時台、上りは京急久里浜21時台まで運転されそれ以降は特急のみが運転される。
    休日はそれらよりも1時間ほどく運転が終わる。
    また、土休日夕方は基本的に間のダイヤど変わらない。

    エアポート快特は夕ラッシュに入る前に運用を終え、エアポート急行が代わりに運転されている。
    ただし土休日の上りにおいてはエアポート快特が引き続き運用されている。

また各時間帯において、快特品川横浜 間を最高速度120km/hで運転する。これは、併走するJR東海線よりも速い。このため日中では、時々快特列車東海道線を追い越す光景を見ることも出来る。

快特生種別には、次の3種別がある。

また、過去には通勤快特という種別が存在していた。 
これは現在のB快特(先述)と同じ運行形態で運転された他、一部は折り返し通勤快特となる下り列車としても運行されていた。
1999年7月31日白紙ダイヤ改正の際に種別整理が実施され、B快特に置き換わる形となり消滅した。

止当時の停
品川 - 京急蒲田 - 京急川崎 - 横浜 - 上大 - 金沢文庫 - 金沢八景 - 追 - 入 - 横須賀中央 - ノ内以南各駅停車

停車駅

モーニング・ウィング号の追記をお願いします。


:快特 :イブニング・ウィング号(上大以南は快特に準ずる) :エアポート快特
:特急金沢文庫行(以北は快特へ種別変更) ※快特への種別変更を行わない特急省略
赤色文字:快特通過特急

泉岳寺
品川
京急蒲田
京急川崎 第3ターミナル
横浜 第1・第2ターミナル
上大岡
金沢文庫
金沢八景
追浜
汐入
横須賀中央
堀ノ内
新大津 京急大津
北久里浜 馬堀海岸
京急久里浜 浦賀
YRP野比
京急長沢
津久井浜
三浦海岸
三崎口

停車駅の変遷

快速特急として設定された当初(1968年6月)の停は以下のとおりである。
当時は日中のみの運転で、観光特急としての意味合いが強かった。

品川 - 川崎(現京急川崎) - 横浜 - 上大 - 金沢文庫 - 横須賀中央 - 久里(現京急久里浜) - 津久井 - 三浦海岸 ※当時三崎口は未開業。

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