御花(おはな)とは、福岡県柳川市にある旧藩主のお屋敷である。
江戸時代の1738年に柳川藩主立花氏の別邸として建てられたもので、一時期は柳川版大奥のような場所として機能していた。明治時代になって立花氏が伯爵となった後に屋敷および庭園「松濤園」を設け、現在の形となっている。
「立花氏庭園」として国の名勝に指定されており、柳川を代表する名所の一つとなっている。なお「御花」という名前の由来は、昔このあたりが花畠という地名で、前述の別邸が建った際、そこにお殿様への敬意をこめて"御"をつけたという説がよく言われているのだが、どうも古文書に証拠がないらしくはっきりしたことはいえない。
庭園の池の水は柳川名物のお堀とつながっており、生き物がたくさんいるため冬には野鴨がやってくる。
戦後の「御花」は立花家が経営する料亭旅館となっているが、別に宿泊しなくても内部を観光することは可能。また結婚披露宴に使われることが多いのも特徴で、水郷らしい"花嫁舟"がお堀を進む姿はとても美しく、こちらも柳川名物の1つとなっている。御花やその周辺で新郎新婦を見かけた場合は、人生で最も輝く1日を迎えた2人を温かく祝福してあげよう。
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最終更新:2024/12/23(月) 17:00
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