塊魂とは (カタマリダマシイとは) [単語記事]

『塊魂』（カタマリダマシイ）トハ、ナムコ（現バンダイナムコゲームス）カラ発売サレテイル、ステキゲームデス。

概要

身長5cmの「王子」が、塊を転がして色々なモノを巻き込んで、大きくしていくゲーム。
シリーズタイトルは以下の通り。

タイトル	ハード	発売/配信開始日	Best（プラコレ）版発売日
塊魂	PS2	2004年 3月18日	2006年 6月8日
みんな大好き塊魂	PS2	2005年 7月7日	2006年 6月8日
僕の私の塊魂	PSP	2005年 12月22日	2006年 12月7日
ビューティフル塊魂	Xbox360	2007年 10月18日	2008年11月6日
ころがしパズル塊魂	NDSiウェア	2009年 3月25日	-
塊魂TRIBUTE	PS3	2009年 7月23日	2010年 6月3日
塊魂ノ・ビ～タ	PSvita	2011年 12月17日	2013年 4月25日
塊魂アンコール	Nintendo Switch PS4 Xbox One PC(Steam)	2018年 12月20日	-
みんな大好き塊魂アンコール+ 王様プチメモリー	Nintendo Switch PS5/PS4 Xbox Series X/S Xbox One PC(Steam)	2023年 6月1日	-

ストーリーはシンプルで、王子の父親・大コスモの「王様」がちょっとしたミスで引き起こすとんでもない事態（星空の破壊、島々の沈没、ブラックホールの発生など）の尻拭いのため、王子が塊を転がして大きくし、星や島をつくるというもの。

操作は基本的に左右のアナログスティックを、塊を転がす王子の両手に見立てておこなう（PSP版のみ、左の方向キーと右の△○×□キーを使用）。すなわち、両方のスティックを向こうに押せば前へ転がり、左に向ければ左に曲がり、右のスティックのみを向こうに押し出せばその場で反時計回りに方向を変えるといった、非常に直感的でわかりやすい操作である。

最初は小さいモノしか巻き込めないが、塊が大きくなるにつれどんどん巻き込めるものが増えていく。それまで巻き込めなかった大きなモノ（車やビル、最終的には飛行機や島、竜巻などまで）が巻き込めたときの快感はたとえようもない。スコアとして規定サイズへの到達時間、制限時間終了時の最大サイズが記録されるので、漠然と遊ぶだけでなくやり込みとしてルート構築をして遊ぶこともできる。

ステージは全てフルポリゴンで表現されているが、敢えてポリゴン数の少ないカクカクしたタッチになっており（特に人間など頭が完全に立方体）、独特の世界観を展開している。

携帯電話アプリとして、「塊魂くん」と「塊魂モバイル」の2作品が配信されている。

2004年にグッドデザイン賞をゲームソフトとして初めて受賞した。

ころがしパズル塊魂

2009年 3月25日からダウンロード販売が始まったニンテンドーDSiウェア。価格は500 DSiポイント。

他のシリーズタイトルとは異なり、ブロックとモノを積み上げて、上から下に転がっていく塊になるべく多くのものを巻き込めるようにする落ちモノゲームになっている。
このシステムはかつてナムコから発売されたゲーム「コズモギャング・ザ・パズル」のアレンジになっており、開発も当時このゲームを手がけた見城こうじ（鈴木宏治）が代表取締役をつとめる株式会社ノイズによっておこなわれた。

なおEDテーマに、初音ミクが歌う「愛のカタマリー」が採用されている。

キャラクター

王子: 身長5cmの大コスモの王子。; 王様の無茶な注文を受けて、今日も健気に塊を転がす。
王様　CV：宮崎吐夢: とっても偉大でかなり大きい大コスモの王様。; 毎回騒動を引き起こして、王子が塊を作る原因を生み出す。; 傍若無人。王子が失敗するとキツいお仕置きを喰らわせる。; その一方ステージクリア時には成績次第では大いに褒めちぎる。
王妃: 大コスモのファーストレディ。エレガント。ゲームでは王子と王様の出番が多く、影が薄い。
イトコ・ハトコ・メイツ: 王子のイトコやハトコたち、あるいは赤の他人。; 王子の代わりに塊を転がすことも。

ステキソング

BGMに、主に「塊」をテーマとした歌が毎回採用されている。アーティストは松崎しげる、浅香唯、水森亜土、チャーリー・コーセイ、松原のぶえ&坂本ちゃん、キリンジ、YOU、松本伊代などなど、多様なジャンルからの参加が見られる。これらを収録したオリジナル・サウンドトラックも発売されており、ヒットを記録している。

	♪ 塊オンザロック（サビ～間奏）塊魂について語るスレ#3より
ピコカキコによる第1作「塊魂」のメインテーマ