右左口峠(うばぐち-)とは、山梨県甲府市にある峠で山梨県道113号上にあり旧中道町と旧上九一色村間の峠。
戦国時代~江戸時代は静岡県(東海道吉原宿、現富士市吉原、JR東海道本線吉原駅)と山梨県(甲府)を結ぶ軍用道路「中道往還」の峠で、当時魚の道、塩の道として使われた。この地域が涼しい気候で魚が腐りにくかったことも鮮魚を運ぶには良かったもよう。武田氏が静岡方面への進軍路として活用。
長く徒歩道だったが戦後地元の要望を受けた陸上自衛隊によって車道開削が進められた。よって別名自衛隊道路とも言われていて峠付近には開通記念碑が建っている。しかし旧道になったせいか路面は荒れていてGoogleストリートビューでも途中までしかないほど非常に険しいので勧めない。徒歩道の迦葉坂(柏尾坂、かしょうざか)には石仏群がある。
一般に甲府精進湖有料道路(山梨県が開削)だった国道358号右左口トンネルで峠越えをする。国も最初からそれなりの道を作ればいいのにと思うが色々事情があったのだろう。
峠には旧中道町と旧上九一色村の境を示す標識がある。また甲府市の雨量観測所がある。
いまでは酷道マニアに険道動画制作ネタとして愛されているもよう。
見所は日蔭山の枕状溶岩(山梨県指定自然記念物)、強清水、右左口宿の道標など。
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1 ななしのよっしん
2021/01/27(水) 01:03:44 ID: HgiemaxDl/
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最終更新:2025/01/11(土) 20:00
最終更新:2025/01/11(土) 19:00
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