ニコライするとは (ニコライスルとは) [単語記事]

ニコライするとは、ニコライする[動詞]である。

動画投稿者であるニコライ・ボルコフ氏に由来する動詞である。→ニコライ・ボルコフ(動画投稿者)
ニコライ氏はTRPG リプレイ動画等の投稿を類稀なる速度で行うことから「ニコライする」=TRPG リプレイ動画を投稿することを指す場合もあるが、ここでは「ふにんがす」におけるニコライするについて記述する。

概要

ニコライするとは宇宙人狼ことAmong Usにて、インポスターとバレたニコライ・ボルコフ氏が、
長年のTRPGで鍛えた華麗なるロールプレイにより吊りを回避しようとする巧みな「話術」である。

　
　※当記事はニコライ氏が投稿したふにんがす動画のネタバレを含みます。
動画視聴済み、またはネタバレOKの方のみ下記へ進んで下さい。

ニコライする[動詞]の概要だけに関しては上に書いてあるとおりです。

記念すべき一度目のニコライする

2021年 7月1日に行われた、ニコライ氏が初参加となるふにんがす。その”初戦”にてそれは起きた。
【Among Us】コラボ宇宙人狼　その1【ふにんがす】

未プレイでは無いもののAmong Usの経験が浅いニコライ氏。
初っ端インポスターとなるもTRPG プレイヤーとしてのつよつよ話術を見せつけようとした。

そして名刺代わりに行った華麗なるキルが・・・・通路ど真ん中での雑キルである。

周囲の確認もせず行った雑キルがクルーに見られてないはずもなく、即通報されピンチに陥る。
しかしつよつよ話術のTRPG プレイヤーであるニコライ氏がこのまま黙って吊られるわけもなく、
クルーに対し吊らない事へのメリットを提示し、吊りを回避しようとする。
その逆転の一手の内容とは・・・・

吊らなかったら、「ありがとう」と言うことである。

人間生きてる上で心からありがとうなんて言われることなんて早々なく、
これは貴重な機会として吊らないことへのメリットをクルーへと提示するニコライ氏。
華麗なる巧みな話術を見せつけたニコライ氏は、クルーの総意により吊られる結果となった。

二度目のニコライする

2021年 7月18日に行われたふにんがすの中で起きた出来事である。
ゲーム開始直後のベント生まれからインポスターバレしたニコライ・ボルコフ氏。
クルーに即緊急招集をされ、議論の余地なく吊られる他無い状況でニコライ氏が取った策は・・・

RPによる命乞いである。
（でも容赦なく吊られた）

命乞いの内容に関しては妙楽氏やのえぞう氏の返し、不憫なたらちゃんもあって秀逸なので、
ニコライ氏本人が投稿した下記の動画にて確認していただきたい。
【Among Us】コラボ宇宙人狼　その3【ふにんがす】

この後ぐらいからなんやかんやあってニコライする＝命乞いが定着した。

そして三度目のニコライするへ

2021年 8月1日のふにんがす、そのゲーム開始前の雑談の中で、
視聴者が「ニコライする」を動詞と定着しつつある事を参加者から指摘を受けたニコライ氏。
　　
最近はインポスターとして華麗に活躍して命乞いはあまりしていないと不満げになったが、
ちょうどインポスターになったので目にものを見せると誓うニコライ氏。

が、なんやかんやあってかなり黒目に見られてしまい、
このまま座して吊られるよりも、多少雑でも一人でも多くキルしようとする。
　
そしてキルクールタイム開けた瞬間にクルーをキルする・・・が、
案の定現場を別のクルーに目撃されてしまう。

最後にインポスターの打てる手として、通報したクルーとのローラーを提案するというのがあるが、
だがニコライ氏はクルーに対し別の選択肢を持ちかける、それは・・・

「革命」である。
　

ん、急に何を言ってるのかわからないって？
動画を見て自分の目で確かめるんだ。
【Among Us】コラボ宇宙人狼　その6【ふにんがす】

なおニコライ氏は革命軍の総意として吊られました。

一応補足としておくと、ニコライさんなりに考えがあっての事なので、
決して諦めてただネタに走ったというわけではないのであしからず、詳細は動画内での説明にて。

ちなみに周りから振られたような形ではあるが、同試合の2試合後にてのえぞう氏もニコライした。
詳しくは下の動画からどうぞ。
【Among us】宇宙人狼大作戦！ジェノサイドエアシップ編 #7【VOICEROID実況】（如月ラギ氏視点）

貴重な成功例

ソレは、2022年 1月6日に行われたなのそんで起きた。
例のごとく容疑にかけられ、じょかあき氏主導の下、ニコライ氏は吊られそうになるも、起死回生のニコライを狙う。

「人を吊って息子たちに胸を張れるのか？」
「俺たちはそれほど偉い人間なのか？」

コメント欄を始め、既に死んだ霊界の住人たちがニコライ氏の吊りを確信して笑う中、この言葉がなぜか息子のいないchest氏にクリティカルヒット。
chest氏の苦悩のすえに吐き出された「偉くない…偉くないよぉ…」の言葉と共に、スキップが選択され、ニコライ氏は吊りをまぬがれた。
そう、はじめてニコライが成功したのである。

ニコライ氏は「それが愛ってヤツだよ」と言い残し、会議の時間は終わる。

そして悲劇は起きた

【Among Us】コラボ宇宙人狼　その41【なのそん】

なお、肝心の息子持ちであるじょかあき氏は、ニコライが始まるとともに投票を完了していた。

結局ニコライするってなんなの？

ただの命乞いだよ。

有識者によるニコライするへの言

・吊られる前の議論秒数よりその後の秒数の方が長い

・タバコをふかしている秒数のほうが長い

・命乞いを始めた瞬間投票する戌宮さん

・投票の速さが人情のアリナシのバロメーター

・ベント生まれ

真面目な戦術としての「ニコライする」

概ねネタとして認識されることの多い命乞いだが、会議機会も会議時間も有限であるAmongUsにおいて、吊り確後に情報価値のない命乞いRPで会話を引き延ばすのは、貴重なリソースを蕩尽するれっきとしたサボタージュ（遅延行為）である。
また、話者へ注意を引き付けることで他の容疑者への疑惑をくらませたり、なにがしか終わった気にさせて相手側の油断を誘ったりの高度な心理戦として機能することもある。
決してその場のノリだけで面白いことを言っているのではないのだ……多分。