キヌヤ 単語

キヌヤとは、萩・石見地方を中心に展開する地方スーパーである。

概要

赤がトレードカラーの地域密着型スーパー。島根県では、邑南町を除く江津市以西の市町村の全てに店舗が存在する。また萩・石見とも言われるように昔から交流が盛んな山口県萩市、一番近い大都市広島市にも出店している。

キヌヤカードという独自のポイントカードがある。種類はいくつかあるが、一番スタンダードだと思われる「キヌヤEdyカード」は200円の購入毎に1ポイント手に入る他、並行して楽天Edyが貯まる。貯まったポイントは1ポイント=1円として利用できるほか、500ポイント貯まると500円商品券が自動で発行される。

簡単な歴史

1951年に衣料品販売者と書籍販売者が手を組んで「益田綿業株式会社」として開業。2年後に「株式会社きぬや百貨店」へと商号を変更。

1961年には萩市へ出店。同年には食料品事業にも手を入れるようになる。また翌年には日用品の取り扱いも始める。

1968年に商号を現在の「株式会社キヌヤ」に改める。

1979年からCGCグループに参加。

●▲■の謎

キヌヤのトレードマークとしてカードや包装紙に使われている●▲■に顔が着いたこのデザイン。実は資料が散逸しており、いつ、誰が、どのような意味を込めてデザインしたのかが不明となっている。

遅くとも1961年ごろには使われていることが確認されている。

店舗情報

島根県益田市に7店舗、浜田市に7店舗、江津市に3店舗、津和野町に1店舗、吉賀町に1店舗、山口県萩市に4店舗、広島県広島市に1店舗それぞれ出店している。

実は全店舗が赤色というわけではなく、例えば津和野店や萩市の菊ヶ浜店は景観条例からか灰色になっている。後から合併された浜田市のプリル店は緑色がメイン。

キヌヤ公式HPでは全店舗の手描きイラストが添えられつつ紹介されている。詳しくはこちら。

関連動画

関連リンク

• キヌヤ

関連項目

• 日本のスーパーマーケット一覧