W3C (World Wide Web Consortium)とは、Web技術の標準化と推進を目標に活動している非営利団体である。
概要
W3C はWeb技術の標準化と推進を目的とした国際的な産業コンソーシアムである。
W3C が策定する仕様書は、Webの標準技術として広く認められている。
HTML、XHTML、CSS、URI、XML、PNG、HTTP、MathML、DOMなど数多くのWeb標準技術の勧告を行っている。
W3C の設立には、WWW(World Wide Web)の仕組みを考案し、今日のインターネットの基礎を築いたティム・バーナーズ=リー卿の影響が大きい。
現在でも、バーナーズ=リー卿は W3C を指導する立場にある。
W3C は各国の協力企業や個人、研究所、機関等で成り立っている。
2008年現在、マサチューセッツ工科大学計算機科学研究所 (MIT/LCS)、欧州情報処理数学研究コンソーシアム(ERCIM)、慶應義塾大学の3機関がホスト機関として共同運営している。
W3C には分野ごとにグループがあり、そこで標準仕様の策定作業を進めている。標準化案は W3C のWebサイトなどで公開され、広く一般にレビューされた後最終的な仕様として勧告される。
関連項目
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