Rosenkreuzstiletteとは、サークル[erka:es](エルカーエス)の製作した同人ゲームである
概要
ジャンルは面クリア型2D横スクロールロックアクションゲーム。
ゲーム中でキャラ同士の会話からストーリーを追う事が出来るストーリーモードと
アクションゲームに会話やストーリーなんぞ不要!と言う人向けの会話を省略したアーケードモードがある(内容は一緒)
中世に近いファンタジーな世界観となっており、登場キャラの大半が女性だったりするものの「ロックアクション」と名乗っているだけあり、ジャンプ、ショット、チャージ、スライディング等のシステムや、8ボスや弱点武器、ワイリーマシン等ロックマンとの共通部分が多い作りになっている。
余談だが、戦闘前の台詞、敵キャラや仕掛け、マップ配置など至ると所にロックマン本篇を始めとした
さまざまなパロディや小ネタが満載されており特にゲームオーバー画面の凝り具合、パロディ具合が凄い。
難易度はロックマンシリーズとして見るとやや高めで、それなり以上の歯ごたえがある。
また、ロックマンとしてはステージ数が多い。また、ところどころに主にロックマンX4のパロが見られる。
2012年10月20日に、続編の『Rosenkreuzstilette Freudenstachel』が委託開始された。
ストーリー
人々が「魔力」を失って数千年。
かつて魔力と呼ばれる力が存在していた事を知る者さえ、ほとんど居なくなった時代。
魔力を持つ物は「魔力使い(マギ)」と呼ばれ、邪悪な者として迫害される運命にあった。
神聖帝国の訓練所に教官補佐として駐留していた少女、スピリティア・ローゼンベルクは、ある夜に突然何者かの操るドラゴンによって、ミヒャエル・ゼッペリン伯爵の娘であるイーリスを目の前で攫われてしまう。
直後、突如として訓練所に火の手が上がり始める。
それは、スピリティアの親友であり、彼女と同じ――帝国に恭順の意を示す事で存在を認められた魔力使い集団――エルカーエスに所属するフロイディア・ノイヴァールの仕業であった。
彼女の口より、 迫害されてきた自分達魔力使いこそが新たな世界を作り上げるに相応しいとして、ゼッペリン伯爵指揮下の元エルカーエスが帝国に対して武装蜂起を起こしたことが告げられた。
フロイディアはスピリティアにも参加を促すが、スピリティアは武装蜂起などと言う多くの人の命を奪うようなやり方に反発し、これを拒絶する。
こうしてスピリティアはエルカーエスの暴走を止めるべく、嘗ての仲間達を相手に孤独な戦いに身を投じるのだった。
キャラ紹介
スピリティア・ローゼンベルク(CV:片岡みちか)
「貫けッ!」
主人公。通称ティア。
エルカーエス随一の戦闘センスを誇り、訓練所の教官補佐も務めるなど、帝国軍からも一目置かれている。
少し不器用なところもあるが、正義感が強く、誰よりも熱い心を内に秘めている。
今回の騒動に際して単身エルカーエスの反乱を止めようと奮闘する。
だが、極度のカナヅチであり水中では沈んでしまう。
使用する魔力「ゼーレゲヴェーア」は周囲のマナを集め、何倍にも増幅して撃ち出す魔力の弾丸。
自分の魔力を殆ど使わないのでほぼ無制限に撃ち出すことが可能な他、マナを溜める事でより強力な一撃を放つ事も出来る、早い話がロックマン4以降のロックバスター。
倒した相手の魔力を自分の物とする力を秘めているが、それは彼女の出生に秘密がある。
リリィ(CV:壱槻アリス)
「リリィ、お願い」「いっくよー!」
黒の森に住む森の妖精。
ティアをよく慕っており一緒についてくる。
ある場所にある森の秘宝を入手する事で、本家5のビートのように体当たりできるようになる。
フロイディア・ノイヴァール(CV:來香滄)
「氷のベッドで眠らせてあげるわ」
ティアの幼馴染であり親友。OPボスでもあるほか、次回作では主人公に昇格した。
常に孤高なクールキャラだが、同じ時期に拾われたティアにだけは心を開き、本当の姉妹の様に思っている。
使用する魔力は高速で氷柱を連射する「フロイデンシュタッヘル」。
オート連射でき、12発/1メモリの脅威の燃費を誇る。
ツォルネ・ゼッペリン(CV:鈴村綾音)
「([∩∩])<死なす死なす死なすー!」
伯爵の義娘。ツンデレ。自分のことを救ってくれた伯爵を実の父のように慕う。
非常に感情の起伏が激しく、火を使うのが好きだが加減を知らないので、料理の腕前は非常にアレ。
一人だけ時代考証を間違えたような地味な衣装や、全く活かされないクローがしばしばネタにされる。
使用魔力はカプコンではなくハドソンの爆弾男風の「ツォルネスボムベ」。
トラウアーレ・ヴレーデ(CV:梨本悠里)
「クラゲの方がまだ手応えがありそうね」
競泳水着娘。ツォルネとは親友。
外見はもちろん、槍の名前も妖槍リヴァイアサン。どう見てもロックマンゼロの妖将です。本当に(ry
魔力「クラーゲハルニッシュ」は中央にも弾を追加したX4のダブルサイクロンのような武器。
ルステ・トイバー(CV:穂村はずみ)
エルカーエス実行部隊最年少。子供っぽく無邪気な性格。
まともに戦えば8ボスの中でも強敵だが、ハメパターンが存在するためよくカモにされる。
使用する魔力は調整版メタルブレードの「ルストアーテム」。本人に使えば2発で倒せるところも再現されている。
グローラ・ザイファルト(CV:天乙准花)
「その身に刻め!」
ストイックな性格の剣士。ズィヒテと仲が良い。
特殊武器は祖父から受け継いだ魔剣「グロールシュヴェート」。体力が減ると威力が上がる。
以下ネタバレ注意。
本編クリア後、彼女を主人公とする「グローラモード」がプレイできる。
本家4のロックマン互換のティアに対し、グローラはゼロシリーズのゼロ互換で
三段斬り、チャージ斬り、ダッシュ、壁蹴りなどができる。
機動性に優れるが、ティアに比べ防御力が低いうえに攻撃範囲が狭く、難易度は非常に高い。
ズィヒテ・マイスター(CV:妃琴梨)
「時よ止まれ!」
エルカーエス実行部隊のリーダー。魔力使いが迫害されることのない世界を望む。ボクっ娘。巨乳。次回作では服がボロボロになっており、大変エロい。
スラム育ちで大人を信用していないのだが、自分がその大人になりつつあることに複雑な感情を抱いている。
自身を超加速して周囲の時間の流れから切り離す魔力「ゲプランテツークンフト」の他、投げナイフやエメラルドスプラッシュまで使う実にジョジョっぽい人。要は弾が撃てるタイムストッパーである。
リーベア・パレーシュ(CV:武田恵瑠々)
「いやぁっ」「きゃっ」「あぁんっ」「うぅんっ!」
戦いを好まない平和主義者。
強力な全画面攻撃を持つが、本家トードマンよろしくあっさり止められる。
おかげで付いた通称がエロいトードマン。公式からも呼ばれている。ひでぇ。マルファスさん、チィーッスwww
一時的な嵐を起こし画面全体を攻撃する魔力「リーベスシュトゥルム」を使う。
シュヴェーア=ムータ・カサソラ メルクル(CV壱槻アリス)
「いこ・・・ゼッピーさん・・・」
きぐるみ娘。頭にイカのゼッピーさんを乗せている。
過去の境遇ゆえ人を信用しておらず、罠だらけのひねくれたステージや、棘の付いた魔力弾を周囲に展開させる魔力「ガイスターヴァント」が彼女の心を反映している。
バリア武器としては異例で、展開したまま武器を変えられる。要はイレギュラーハンターX仕様のチャージ版ローリングシールドである。
ミヒャエル・ゼッペリン伯爵(CV:あいごん)
「我に力を・・・!」
帝国貴族。エルカーエスの創設者。どう見てもドラキュラ伯爵です。本当に(ry
迫害される魔力使いを守るためにエルカーエスを創設したが、突然反乱を起こした。
娘には甘い。
イーリス・ゼッペリン(CV:蛍灯 翔)
ゼッペリン伯爵の実の娘。礼儀正しくティアとも仲良しだった。
訓練所までティアを迎えに来たが、突如謎のドラゴンに攫われてしまう。
その正体は今回の騒動の元凶であり、伝説と呼ばれた最強の魔力使いローゼンクロイツが転生した姿。
膨大な魔力と知識をその身に宿して生まれてきた事で力に溺れ、世界を我が物とする為にゼッペリン伯爵を示唆して今回の騒動を起こした。見た目こそ可憐な美少女なのだが、上記の騒動で混乱に陥る帝国内の様子を見て悦に入ったり、実の父であるゼッペリン伯爵すらも用済みとあればゴミ同然に殺したりと、その本質は本家Dr.ワイリーもビックリな程の悪女ぶりで、外道と呼んでもまだ足りない性根の持ち主である。
唯一の計算外だったのはティアこそが真にローゼンクロイツの魂を宿したもう一人の転生体であり、イーリスには無い彼の根源とも呼べる魔力『他人を糧とする力』を備えた『Rosenkreuzstilette(ローゼンクロイツのスティレット=小剣)』であった事である。
ティアとの戦いに敗れたことで、宮殿の崩落に紛れて姿を消したようだが…?
関連動画
通常のプレイ動画の他、オワタ式によるプレイ動画も上がっている。
また、MUGEN動画では主人公のティアがMegaMariのストライカーをやっていたりする。
関連項目
外部リンク
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