PzH2000とは、ドイツの自走榴弾砲である。
PzHは装甲榴弾砲の意味をもつPanzerhaubitzeの略。
概要
ドイツ軍がそれまで使用していたM109自走榴弾砲の後継として開発された最新の自走砲。
レオパルド2の車体をベースに52口径155mm榴弾砲を搭載し、電動式の自動装填装置によって発射速度は10秒に3発、1分で8発、3分で20発と高い発射レートを誇る。
1998年よりドイツ軍では既存のM109自走榴弾砲を更新する形で配備が開始され、ドイツ以外にもイタリア軍やオランダ軍、ギリシャ軍やリトアニア軍などでも採用されている。
ロシアによるウクライナ侵攻では、ドイツとオランダから軍事支援としてウクライナに数百両が供与されている。
性能
PzH2000 |
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全長 | 11.67 m |
全幅 | 3.58 m |
全高 | 3.46 m |
重量 | 55.3 t |
最高速度 | 60km/h |
エンジン |
MTU 881 Ka-500 液冷V型8気筒ディーゼルエンジン (1014馬力) |
武装 | |
乗員 | 5名 |
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関連項目
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