2021年 02月 25日
MRI検査中に瞑想
頭痛が数日間続き、特に頭の左半分だけが痛かったので
GPというホームドクターに行くと、すぐに病院の救急に行きなさいと言われ、
私、そのまま入院になってしまいました。
15年ほど前に 脳に動脈瘤が見つかって以来、ずっと経過観察だったのだけれど、
頭痛が瘤のある左半分ということもあり、早々に入院になりました。
心電図や血液検査、CTスキャンをとり、
翌日はMRI、しかもかなり古いタイプのMRIの検査でした。
日本で定期的に検査を受けているので、いつも最新の3D映像のMRI機器を使い、
血管の場所も形状もどの角度から見ても、
15分ほどで、どんぴしゃで位置関係がわかるのですが、
私が検査を受けたMRIはかなり古く、なんと40分もあの狭い空間で、
工事現場のような轟音を聞くことになるのでした。
動いてはいけないので、最初に30分から40分かかると言われた時には、とても驚きました。
そんな長い間、咳払いもできず、鼻や目がかゆくなったらどうしよう、
と思ったけれど、
覚悟を決めて、細いチューブの中で、瞑想をすることにしました。
私は瞑想歴30年なので、目を閉じれば、すぐに変性意識領域に移行できます。
そこで、あのドリルのようなガッガガッガという音の波形を読み取ることにしました。
そう、音ではなく波動としてとらえようと思ったのでした。
あー、この波形が私の頭の中を一枚一枚スライスするように画像に変換していくんだ、と思うと
この大音量の騒音ですら、ありがたく感じました。
そして、いろんな騒音のパターンを感じながら、
40分は案外あっという間に終わっていました。
瞑想をすると、時間の感覚がなくなることもそうですが、
途中でふっと意識が飛んで、眠落ちしそうにすらなりました。
いけない、いけない、居眠りしてガクッと筋肉が弛緩して動いたら大変!
そう思って寝ないように、集中したけれど
終わってから、寝そうになったと言ったら、
そんな人は耳が聞こえない人でもない限り、ありえないわ!
と、技師の人に笑われました。
そんな検査入院の結果、幸いにも脳内出血はなかったので、3日目に退院しました。
いつもは動脈瘤がある事すら忘れて生きているけど、
家を売る準備や、ライフシフトで、色んなストレスが身体に出てしまったようです。
私は心と体が本当に直結していて、すぐに体に出てしまうので。
でも、これから人生でかなり最大級クラスの変化を迎えると思うので、
できるだけ体に異常をきたさないよう、リラックスできる時間もしっかり取るように
気をつけていかないと、と思いました。
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by dewdrop3
| 2021-02-25 15:38
| 健康・美容の話