はじめまして!今年の4月にフィードフォースに入社した id:daido1976 です!Rails に弄ばれる日々を過ごしています。
フィードフォースでは今年の4月と5月に私を含む計3名の新人エンジニア(開発実務未経験者)が入社をし、現在研修を受けている真っ最中です。
研修の一環として、『メタプログラミングRuby』を読んでいたのですが、初心者にはかなり難しい内容の本ということもあり、各自きちんと理解ができているかどうかチェックする意味も込めて社内で読書感想会を開催しました!
- 作者: Paolo Perrotta,角征典
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2015/10/10
- メディア: 大型本
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もちろん新人エンジニア達にとって技術書の読書感想会など初めてなので、過去社内で行われていた以下の記事を参考に。
で、どうだったの?
結論
めっちゃよかったです。
今回の進め方
まず、1日でやるには文量的に難しいと判断し、5日に分けて毎日1時間、1章ずつ進めていくことに。(それでも時間をオーバーしてしまうことが稀によくありました)
当日は以下のような進め方をしました。
- 事前に書いてきた付箋を全員で貼る
- カテゴライズする
- 各自書いてきた付箋の内容を説明していく
- 議題の優先度を決める
- ディスカッションする
- まとめをする
『メタプログラミングRuby』読書感想会のホワイトボード
個人的に一番盛り上がった3章(メソッド)のホワイトボード
良かった点
理解が曖昧な部分が明確になった
本を読んで自分では理解できたと思っていても、それを言語化して他人に伝えようとするといかに理解できていないかわかるもの。今回の読書感想会でもまさにその経験ができ、自分が曖昧に理解していた部分が明確になり、今後どこを学んでいくべきかをはっきりさせられたように思います。
他メンバーの感想や見解を聞けた
新人エンジニアとはいえ数ヶ月の研修を経て、それぞれの考え方や興味を持つポイントにも個性が出始めてきています。同じ『メタプログラミングRuby』という本を読んでも、Ruby の内部処理に興味津々なメンバー、用語の意味に執着するメンバー(私です)、具体的なコード例を知りたがるメンバー、などそれぞれ違った観点の感想や見解が出てきてとても面白かったです。
先輩エンジニアの方々に知見を共有してもらえた
読書感想会を開催する前週に社内向けに「ご興味ある方は覗きに来てください」と呼びかけたところ、当日先輩エンジニアの方々が参加してくださり、我々新人エンジニア達の疑問点を図や具体的なコード例を用いてどんどん解消してくれました。正直これが一番のメリットだったように思います。
Qiita:Team で呼びかけてる様子
反省点
- 最初の頃はだいぶ時間をオーバーしてしまった(ちなみに初回は1時間予定のところ、2.5時間もかかってしまいました…)
- 本を読んでから読書感想会を開催するまで少し期間が空いてしまい、読んだ内容をすっかり忘れてしまっていた(主に私の話ですが…)
ただ、基本的には良いことずくめの会だと感じたので、今後も機会があれば積極的に開催していきたいと思います!
最後に
今回は入社したばかりの新人エンジニア達が主体となって開催された『メタプログラミングRuby』読書感想会のご紹介をしました!
最後に私が本書を読んで一番感銘を受けた一文を引用して終わりたいと思います。
「(前略)メタプログラミングというものは存在しない。すべてはただのプログラミングじゃ。(後略)」p. 171
それでは、またお会いしましょう ^^
新人エンジニア達のメタプロRuby